母のお誕生日会

母が誕生日を迎えた。昭和15年生まれって何歳なんだろ？と調べてみたら、68才だった。マジで？まあ、そりゃそうか、私がこんな年なんだから。病気でもそんな年には見えないな。今は白髪だけど髪染めたら全くわからないと思う。気が若いんだな。最近の若い人達と全然話できるもんな。大きな声で笑うし。今の６０代は年寄りではないのかもしれない。
父が手作りケーキを用意する。ホイップクリーム泡だってないし、、、べちゃべちゃだし、仕方ないからフルーツ盛り付けて何とかケーキのような形にする。
ケンタッキー高いから、から揚げあげて、ポテトもあげて一応パーティ風な食卓。
子供は折鶴をたくさん折って、絵とメッセージを書いた手紙付のプレゼントを用意する。母はたいそう喜んで病院に持って帰った。みんなに見せるんだと。３連休のひと時の外泊だったのだ。いつになく穏やかな時間が流れていた。
自分の誕生日は後悔ばかりなのに、人のお誕生日は楽しいなぁ。何でだろーな。みんなの幸せそうな顔が見れるからかな。
何かしてもらうより、何かしてあげるほうが楽しい。そういうことなのかもしれない。私は特に自分が何かしてもらうの好きじゃないもんな。自分のことは自分でやりたい。だけど何かしてもらったら喜んであげなきゃいけないような気がしました。感謝の気持ちは表に出すべきだって思った。
はい、お誕生日おめでとう。病気でもいい、いくらでも長生きして、また家族に幸せを分けてくださいな。