COP21で、パリ協定の採択を喜ぶ国連事務総長とフランスの大大統領 (写真はロイター通信より転載)
COP21の意義
フランスのパリで、去る11月30日よりCOP21と言う国際会議が開かれていますが、COP21とは一体何を意味するのでしょうか?
COP21の正式名称は 21st Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Changeです。
COPはConference of Partiesの略であり、締約国会議を意味します。さらに、United Nations Framework Convention on Climate Change(略称:UNFCCC)は、国連気候変動枠組み条約を意味します。
第1回目のCOP1、1995年にドイツのベルンで開催され、それ以降毎年開催されています。
第3回目のCOP3は、1997年に京都で開催され、京都議定書(Kyoto Protocol)が締結されたことを記憶している方も多いと思います。
2015年に開かれる会議は第21回目なので、COP21となります。
今回のパリの会議では、京都議定書に続く、2020年以降の地球温暖化(global warming)対策の枠組みを決めることですが、パリ協定(Paris Agreement)と呼ばれる新たな国際的枠組みが採択されました。
その骨子は、温室効果ガス排出(greenhouse gas emission)に努め、世界の気温の上昇(global temperature increase)を2℃以下に抑えることを目標とし、1.5℃未満とするように努力する方針を定めていることです。
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