未来をよむ えびせん塾

理科好きっ子育成の一役を担えたら..。

理科好きの子供に仕立てるには!?

2005年03月22日 | Weblog
 皆さんこんにちは。えびせんです。理科好きの子供を作って日本国をもっと生産性の高い国ににするための方策を考える塾です。子供を理系に進めたい親たちへのメッセージを発信します。自分がバイオ関連の研究者になった道筋を振り返り、その方策を考える塾です。今日は、私の亡き父への感謝の言葉からです。
 兄貴が小学6年生の頃、学研の科学と学習をとっていました。でも、兄はその付録にあまり興味がなかったのか、結構そのまま小学1年生の私に与えてくれました。印象に残っているのは、手作りモーターと、水質検査キットでした。近くの樋井川から川の水を汲んできて分析をしていたのを覚えています。ネスラー試薬とやらで川の水に意外とアンモニア成分が多かったことを覚えています。また、塩分もありました。
 これを見た父親は、本格的なフラスコ、ガラス管、アルコールランプを買ってきてくれました。鰹節を蒸し焼きにしてアンモニアを発生させるためです。ガラス器具を用いた実験。あなたの小学1年生の子供さんにやらせることできますか?うちなら、そんなの危ない、といってさせないかも。なぜ小学1年生の私のために親があんなもの買ってきたのか、今考えると、すごい教育だなぁと感動してしまいます。あのときは確かに危ないこともありました。火がついてるアルコールランプの芯の所をピンセットでつまみ出すと、ポン!とすごい音がして芯が飛んでいきました。そうです、下のアルコールだめにある気化ガスに引火したのです。あーーびっくりした。
 それから、鰹節をいぶすのには、フラスコにゴム栓をして、そのゴム栓には曲がったガラスを差し込まなくてはなりません。曲がったガラス管って、曲がったところが弱いもので、その管をゴム栓の穴にごしごし、きゅっきゅっと入れているときに、そのL字のところがおれて、掌に突き刺さりました。すごく切れが良かったです(涙)。掌の真ん中あたりまで突き刺さりました。突き抜けはしませんでしたけどね(汗)。
 こんなことあっても、親は特別に警戒しませんでした。私もけがを親には過小報告しましたがー(笑)。
この出来事、小学校1年生の時のお話でした。

by えびせん