未来をよむ えびせん塾

理科好きっ子育成の一役を担えたら..。

お向かいさん

2005年03月26日 | Weblog
 皆さんこんにちは。今日は私が幼い頃に影響を受けた年上のお兄ちゃんの話です。お向かいさんです。私より2つ年上だったかな。彼のお父さんは高校の生物の先生。彼が小学校4~5年で私は2~3年生の頃の話です。彼はお父さんに買ってもらったのか、金属の三角形のお弁当箱のような物を肩にぶら下げてました。中を見せてもらうと何か三角の半透明の紙に蝶々が眠ってました。蝶々を捕まえてきちんとこの中に挟んでおくと、じきに死ぬという毒の箱です。三角ケースという殺虫箱です。以下のサイトで写真をみれます。
http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub107.htm
この中に蝶々が沢山入っていました。昆虫採集は残酷です。昆虫が展示してある四角い箱がありますよね。下にはコルク生地のシートが貼ってあって、これに昆虫たちが体のど真ん中を針で突き刺されて飾ってあります。あれが全部人間で人間採集だったら、さぞかし怖いことでしょうね(笑)。あの虫たちは防腐剤を注射しているので腐らないし、昆虫は体の外側がしっかりと硬いので形をずっと保てます。話は戻って、このお兄ちゃんはお父さんが生物の先生なので持っている物が本格的でした。私が文房具屋で買うレベルの物ではなかったのを覚えてます。でも、このお兄ちゃんは外語大学に行きました。そう、文系です。親が理系でも子供は文系にもなるんですよね。当然のことだけど。でも、うちの子が文系になるのがあまり想像できません。私の兄弟も親も理系です。お袋も理数系が得意だったようです。
昆虫採集は理科への入り口だけど、ちょっと自分の子供達を導くには残酷で、なんとなく気が引けますよね。なんかほかの導き方がいいですかねー。うちは高校生と小学生の男の子がいます。二人とも自然がいっぱの所で育っています。家の近くに溺れないような浅い小さな川があると、子供は積極的に遊ぶみたいですね。都心の中で物作りの心を育てるのは難しですねー。日本をしょって立つ理科好きの子は、やはり田舎で育てるのがいいのかもしれません。
今日もまとまりのない話でごめんなさい。
by えびせん