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謹言「芸能人のみなさん、SNSで安易にがん検診を勧めないで」~ガン医療産業の実態

2018-10-20 12:23:17 | つれづれ日記
「芸能人のみなさん、SNSで安易にがん検診を勧めないでください」
2017年3月1日 7時0分

文春オンライン

 芸能人やメディアのみなさんにお願いがあります。ブログやSNS、ネット記事等で、がん検診を安易に勧めないでください。無条件にいいことだと思われていますが、がん検診にはデメリット(害)もあります。よかれと思ってしたことで、かえって多くの人に害を与えてしまうことになるかもしれないのです。

 ここ数年、がんにかかったことを公表する芸能人が相次いでいます。昨年6月9日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが記者会見を開き、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(34)が「進行性の乳がん」であることを公表し、大きな衝撃を与えました。この2月18日(土)にも、女優の藤山直美さん(58)に初期の乳がんが見つかったと報道されました。藤山さんは10年前から乳がん検診を受けており、今年1月の検診で要再検査となったそうです。
医療機関に乳がん検診を希望する若い女性が殺到 

乳がん闘病を公表した小林麻央さん ©文藝春秋

 こうした報道があると、必ずと言っていいほどネットでは、がん検診の受診を促すメッセージが盛んに発信されます。北斗晶さんが乳がんを告白したときも、20代、30代の若い女性芸能人が相次いでブログやSNSなどで乳がん検診を呼びかけました。その影響で、医療機関には乳がん検診を希望する若い女性が殺到したそうです。

 芸能人のみなさんも、乳がんで命を落す人が一人でも減るようにと、良心から乳がん検診を呼びかけたのだと思います。ですから、その善意をとがめる気はまったくありません。

 しかし、乳がん検診の推奨年齢に制限があることを、みなさんはご存知だったでしょうか。乳がん検診は現在、乳房専用のX線装置であるマンモグラフィで行われていますが、国のガイドラインによると、マンモグラフィ単独法の推奨年齢は40~74歳、マンモグラフィと視触診の併用法は40~64歳とされています。なお、超音波検査をがん検診(対策型検診)として行うことは、どの年齢でも推奨されていません(国立がん研究センター「科学的根拠に基づくがん検診推進のページ」)。
 若い女性の乳がん検診は害の方が大きい

 なぜ、20代、30代には、乳がん検診が推奨されていないのでしょうか。それは、乳がん罹患率が高くない若い女性が乳がん検診を受けると、メリットよりもデメリット(害)のほうが大きいと判断されているからです。

 乳がん検診に、どんなデメリット(害)があるのでしょうか。まず挙げられるのが、「放射線被ばく」に伴う発がんリスクです。このリスクは若い女性ほど高いとされていますから、しこりが心配で乳がんの検査を受けるとしても、20代、30代は原則的に、放射線被ばくをするマンモグラフィは受けるべきではありません。

 次にあげられるのが「偽陽性」の害です。偽陽性とは、結果として乳がんではなかったのに、「要精密検査」とされてしまうことを意味します。乳がんの精密検査では、乳房に針を刺して組織の一部を採取する「針生検」が行われていますが、針で痛い思いをするだけではありません。深刻なのは「がんかもしれない」と心配になることで被る精神的な苦痛です。結果が出るまで不眠になってしまう人や、検査後もずっと不安に苛まれる人がいるのです。
米国では発見された「乳がん」の3分の1が過剰診断

 そして、もっとも深刻なのが、「過剰診断」の害です。これは「命を奪わない病変」をがんと診断してしまうことを指します。がんと言えばすべてが命取りになると思われていますが、そうではありません。自然に消えてしまうものや、ずっと大きくならないもの、大きくなっても命取りにならないものなど、さまざまな病変があります。

 乳がんでは、マンモグラフィ検診が普及した結果、「非浸潤性乳管がん(DCIS)」という超早期の病変がたくさん見つかるようになりました。この中には、放置すると周囲に広がって命を脅かすものもありますが、そのままじっとして広がらないものもあるそうです。しかし、現代の医学では、どの人がどちらなのか見分けがつきません。

 そのため、「がん」を見つけてしまった以上は、過剰診断だったとしても放置できないので、ほとんど全員が、手術、放射線、抗がん剤、ホルモン剤などの治療を受けることになります。つまり、無用な治療を受ける可能性を排除することはできないのです。

 実はここ数年、この過剰診断が予想以上に多いことが、欧米の研究で指摘され始めています。2012年に報告された論文では驚くべきことに、米国の検診でこれまでに見つかった乳がんのうち約3分の1が過剰診断で、過去30年間に約130万人もの女性が、無用な治療を受けたと推計されています(N Engl J Med. 2012 Nov 22;367(21):1998-2005.)
世界的に有効性が疑問視され始めている

藤山直美さんは今年の2月に初期の乳がんで舞台を降板 ©文藝春秋

 日本で、どれだけの過剰診断があるかは不明です。しかし、ある乳がんの専門医は私の取材に、「日本でも10~20%は過剰診断があるかもしれない」と明かしてくれました。現在、日本で乳がんと診断される人は1年に約9万人いますので、毎年9000人~1万8000人もの女性が、無用な治療を受けている可能性があるのです。

 過剰診断の害を被る可能性があるのは若い人だけではありません。高齢者は検診で早期がんが見つかったとしても、がんが進行して命取りになる前に、他の病気で亡くなる可能性があります。それに高齢者では、治療によって被るダメージが若い人より重くなりがちです。こうした理由から、乳がん検診では年齢に上限が設けられているのです。

 それだけではありません。ここ数年、欧米からは乳がん検診に死亡率を下げる効果はないという研究報告も相次いでいます。これを受けて日本乳癌学会も、2015年に改定した「乳癌診療ガイドライン」で、50歳以上のマンモグラフィ検診の推奨グレードをAからBに格下げしました。現在Bに格付されている40代は、今後推奨すらされなくなるかもしれません。

 拙著『がん検診を信じるな~「早期発見・早期治療」のウソ 』(宝島社新書)にも詳しく書きましたが、偽陽性や過剰診断の急増は乳がん検診だけでなく、前立腺がん検診などでも指摘されています。さらには、どのがん検診にも「命を救う」(寿命をのばす)という確たる科学的証拠はなく、世界的に有効性が疑問視され始めています(BMJ. 2016 Jan 6;352:h6080.)。
乳がん専門医も「そろそろ“がん検診神話”は捨ててほしい」

 こうした事実を知っている芸能人やメディアの方々は、恐らくほとんどいないのではないでしょうか。乳がん検診を推奨するのならば、少なくとも国や学会のガイドラインは踏まえておく必要があると私は思います。

 いまや、やみくもに乳がん検診を推奨する時代ではないのです。昨年12月11日付の「日経ヘルス」で、聖路加国際病院乳腺外科部長の山内英子医師も、次のようにコメントしています。
「そろそろ、必ず検診に行かねばならないという、“がん検診神話”は捨ててほしい。乳がん検診の場合、発症リスクの低い人が検診を受けることで、過剰診断や偽陽性、被曝のリスク、精神的な負担などの不利益が、検診による利益を上回ることも。発症リスクを考慮して、必要な人が、その人に合った方法で検診を受けてほしい」

 山内医師は、日本乳癌学会で理事を務める著名な専門医です。このとおり、がん検診に限界があることは、乳がんの専門医も認め始めています。がん検診を受けてはいけない人がいること、がん検診には深刻なデメリットがあること、そして「寿命をのばす」という確たる科学的証拠はないことを、ぜひ多くの人に知っていただきたいと思います。

(鳥集 徹)
」(livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/12736178/


androidスマホでの「問題が発生したためシステムcom.android.systemuiを停止します」は本体メモリ不足が原因だった!

2018-10-10 12:13:29 | つれづれ日記
2~3年ほど前にガラケーからHuaweiG620Sという格安楽天スマホに乗り換えました。

電話をかけるにしてもガラケーとくらべて使いにくいのなんのって。
悪戦苦闘の末、なんとか使えるようになりましたが、PCと比べるとやはり使いにくさでは天下一。
電車の中でスマホいじり人があふれていますが、かれらは真っ先に眼をやられるのではないかと他人事ながら気になります。アメリカのデータでは脳細胞もやられるそうなのでできるだけ控えています。

ところで、最近、スマホ入力画面で「問題が発生したためシステムcom.android.systemuiを停止します」というエラーが頻繁に起こるようになりました。この症状は「UIエラー」というらしいのですが、ググってみると原因はさまざまのようです。

手持ちのスマホでは、アプリを起動して使う分にはこのエラーは出ないのですが、入力枠に入力しようとすると決まって出るので閉口していました。入力欄をタップするだけで出るので文字入力に支障をきたします。

そこで発生原因をチェックすることにしました。
(仮説1)
使い込むうちに出だしたというのは、メモリーに関係があるのではないか。
そこでメモリーの空き容量を設定から確認しましたが、32GBのSDカードの消費量はごくわずか。
メモリエラーの可能性もあるので、SDカードを取り外してPCでエラーチェックをしましたが、問題なし。

(仮説2)
キャッシュの消費量はどうか。
画面の「三」をタップして本体キャッシュをすべて消去しましたが、改善なし。

(仮説3)
たしかインストールされたアプリにキャッシュ・データという項目があったという記憶から、そのアプリによるメモリ消費が影響している可能性も考えられる。
そこで設定からアプリの管理で各アプリのデータとキャッシュをチェックしていったところ、合計すると相当の消費量でした。直感的にこれ臭いかもと。
さっそく各アプリの累積データで不要なものを選んで消去し、再起動をかけたところ本体の動きがやたらと遅いので、失敗したかと思いましたが、入力枠に入力してみることに。
やはりキャッシュが消えたので動作は鈍いのですが、ラッキーなことにそれ以降「UIエラー」が出なくなりました。
やはり、スマホ本体のメモリ残量が不足していたのが原因だったようです。

これにて一件落着。
まだまだ使えるHuaweiG620SのUIエラー解消録でした。

必要なときはスマホで自宅やコンビニでの印刷もしますが、できればスマホは使いたくない派なので、ほとんどPCかタブレットです。
またまた事務所の廃棄処分のNEC MATE(win7-Core i5)を譲って頂いたので、暇な時間にいろいろといじってみようと思います。


東京の有名ハウスメーカーTHで家を建てたらこうなった ~ 親戚の新築建物は非常識

2018-10-01 00:05:22 | つれづれ日記
最近、親戚の家が都内の有名ハウスメーカーTホームズで新築したというので、見物がてらに訪ねてみました。

外見は立派に見えます。
しかし、建てた本人はいろいろと不満があるらしく、理系としては興味もあるのでその不満どころの色々を理系目線でチェックしてみました。
これからハウスメーカーで新築を予定している人の何らかの参考になればよい思います。

ブログの内容は書き手の個人的・主観的な感覚とものの見方という部分があるので、それが社会通念上、客観的・適正と言えるかどうかの判断は読者の皆さんにお任せするとして、ハウスメーカーというのはこんなんだよということをヒマにまかせて少しずつ書き足して行きますので、お楽しみに(?)。
安物ですが、よく写るデジカメで写真もいっぱい撮ってきました。

1.輸入材=高級建物という怪しいイメージ戦略

パンフやホームページを見てもどこから輸入しているのか明示していない。ということは、安心安全の保証もない。中国産もありということのようです。

2.パンフと実物の落差

遠目のパット見はよさそう。でも近づいてよくよく診るとチャッチイというのが第一印象でした。
建築物に限らず、作品の出来不出来は、端っこの処理具合をみると判ります。

ご多分に漏れず、隙間があったり、ペンキのボテ・ダマリがあちこちにありますね。
カッティングも斜めだったりと。下手なんだか雑なんだか。理系の目から見ると、これらの施工と仕上げの雑さが気になります。
細かいところは気にならないという人はOKなメーカーかも知れません。