gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

自動車事故 ~ アクセルとブレーキの踏み間違え=年齢に関係なく誰でも起こりうる

2019-05-12 22:46:19 | インポート
近時、高齢者の事故ばかりがニュースにあがっているようですが、「メディアのいうことは疑ってかかれ」というのが、庶民としての知恵と言われます。
京大の本庶佑教授も同じことを言っています。
そこでメディアのいうように高齢運転者が死亡事故を起こす率が高いのか調べてみると、警察庁の統計をみるとどうやらメディアの報告は誇張あるいはねつ造のようです。

換言すると多くのメディアは、無知というより新聞TVのいうことは何でも信じてしまう庶民の不安を煽っているともいえます。大抵の煽り行為には、目的があります。
メディアの目的は、なんでしょうか。

実際に高齢者の方に話を聞くと、免許更新に高齢者を対象とした講習が必須とされ、その受講費用が香辛料とは別に5~6,000円ほどかかるそうです。
これはだれの懐に入るかといえば、警察指定の自動車教習所だそうです。
自動車教習所と言えば、以前から警察の天下り先という話を聞いたことがあります。

これによって退職してからも元お役人の懐が温まるわけです。
それ自体がどうこうというよりもほとんど効果のない政策が横行するだけで、事故を減らす具体策がスルーされていることが問題です。

第一に、年齢に関係なく、人間は必ずミスをします。
ミスの一例である自動車事故は、車の台数、運転者の人数が増えれば増えるほど増加するのは当然のこと。
自動車事故が今なお多く存在するのは、種々のミスによる事故を減らすための各種の物理的手段がとられていない、あるいは遅れているということです。

第二は、重大な事故を起こす人はほぼ決まっていて、軽微な事故を何度も起こしているそうです。
彼らは、自動車運転がいかに危険なものであるかの危機意識が足りず、大ざっぱな性格であることから危険の予測ができにくい人が多いと考えられるそうです。
言い換えると、年齢とは関係なく、個人の資質の問題ともいえます。

第三に、運転免許を発行する場合、および免許更新する場合に、個々の事故歴を調べ、かつ実施テストを行って将来重大事故を事故を起こしそうな運転者を見つけ、規制をかける方法を研究することで重大事故を減らせる可能性があります。

第四に、運転者自身の事前のイメージトレーニングがペダルの踏み間違いに有効だそうです。
具体的には、エンジンをかける前に事故直前の状態をイメージしながら、ブレーキペダルとスロットルペダル(アクセルペダル)を何度か踏みかえる練習をする方法。
いわゆる身体に反応させるイメージトレーニングですが、スポーツ界では当たり前に行っているそうです。

下の記事は、10日に起きた事故。
事故を起こした張本人は、高齢者ではなくアラサー男29歳。

交通事故が年齢とは関係ない話は、新聞・TVはスルーすることが多いので煽られないように要注意です。

◆アラサー運転者による事故

『 【速報】また交差点で...母子はねられ 母親重体 29歳男逮捕
FNN.jpプライムオンライン 2019/05/10 18:07

10日午後、愛知・西尾市で、道路を横断していた33歳の母親と2歳の男の子が、車にはねられた。
・・・・・・・・・・・・・・
この事故で、2人は病院に運ばれたが、母親は意識不明の重体、2歳の長男は軽傷。
警察は、乗用車を運転していた西尾市の無職・塩谷晃由容疑者(29)を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。
・・・・・・・・・・・・・・(東海テレビ)』

JAF 日本自動車連盟ホームページより引用
アクセルとブレーキの踏み間違いを防止するには?
・アクセルとブレーキはどちらも踏み込む動作なので間違える可能性がある。
・間違って踏んだアクセルをあわててさらに踏み込むことで事故が発生。
・衝突被害軽減ブレーキ機能を搭載した車両が増えている。
Answer
そもそも、なぜ間違えてしまうのか?

オートマチック車の場合、アクセルペダルは右側に、ブレーキペダルはその左側と、2つのペダルが並んで配置されています。操作するときは、右足だけでアクセルペダルとブレーキペダルを交互に踏み替えながら操作することが一般的です。それぞれ「踏み込む」という同じ動作で操作するペダルが並んでいるため、踏み間違える可能性は年齢を問わずどなたでもありえる状態です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドライバーのうっかりミスを抑止するための補助をしてくれますが、絶対的な防止装置ではありません。発進・後退の際等では特に、ペダルの位置やシフトレバーの位置を落ちついて確認し、十分に注意することが大切です。安全運転は、あくまでドライバー自身に委ねられているといってよいでしょう。』(jaf 質問箱)
http://qa.jaf.or.jp/drive/careful/02.htm


最新の画像もっと見る

コメントを投稿