12月21日(木)
"SONICWONDERLAND"![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
ピアノ&キーボード:上原ひろみ/ベース:アドリアン・フェロー/ドラムス:ジーン・コイ/トランペット:アダム・オファリル
東京国際フォーラム・ホールA
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ba/d272f07f130b735d50dfa89458b22a7c.jpg)
セットリスト
Wanted
Sonicwonderland
Reminiscence
Go Go
Polaris
Up
X.Y.Z.
《アンコール》
BLUE GIANT
BONUS STAGE
今年も上原ひろみのJAPAN TOURのチケットが取れた。今回のツアーは5月にジャズ界の名手3人とアメリカで作り上げたニューアルバム「Sonicwonderland」を引っ提げて、去年までとはガラリとテイストの異なる新たなプロジェクトで会場を感動の渦に巻き込んだ。
4人とも超ド級のパフォーマンスを繰り広げたが、何と云ってもひろみのピアノはあり得ない凄技をこれでもかというほど繰り広げ、痺れにシビれた。ひろみの音は研ぎ澄まされ、キラキラ輝いている。一音一音がそれぞれの色と光を持っていて、「どうしてこんなピッタリハマるの?」というタイミングと勢いでイルミネーションのショーをコントロールするように光のパフォーマンスを繰り広げた。
ピアノの1つの音に張られた3本の弦のうち、ソフトペダルを使わずに2本や1本しか触れないように弾いているのでは?と思うほどデリケートな弱音を、レースを編むように滑らかなに奏でたかと思えば、パッション爆発で息もつかせぬ勢いで撃ち込んでくる強打が身体を震わせる。どんなに荒れ狂って見えても打鍵は正確無比に弦の真芯を捉える神業。どこまでもファンタジーが広がり、世界が広がり、宇宙の彼方まで広がる際限知らずのパフォーマンスに酔いしれた。
バンドメンバーとは楽しくてしょうがない様子でお互いの胸の内をさらけ出し、感じ合い、ひろみがいつも云う「今日この日この場所でしか生まれない音楽」が、最高の贈りものとして次々と届けられた。
オファリルのトランペットは変幻自在に多彩な音色を使い分け、柔軟でしなやかに魂のこもった歌を届ける。息の音が極上にブレンドされた人肌の温かな音で奏でる歌がじわ~っと胸に沁みてきたかと思えば、エレクトリックなエフェクトを使った未来的な音がSFの世界へと誘った。
フェローのベースは、ひろみとの駆け引きでのあうんの呼吸が、テレパシーを通じているようにビビットに撃ち合い、じゃれ合い、探り合い、エキサイティングなパフォーマンスに引き込む。
コイのドラムスはとにかくカッコいい。髪振り乱して大暴れするのでなく、知的に心の琴線を自然に震わせ、聴き手の心を徐々に熱くしていく。長いソロでの繊細で多層的なリズムの応酬が、他のミュージシャンには真似できない世界を築いた。
そんな4人が繰り広げるパフォーマンスは、静かで穏やかに心に沁みるナンバーから、心臓バクバクの大興奮へ引き込むものまで、アコースティックな響きでもエレクトリックサウンドでも自由に駆使して、身体が軽々と地の底から宇宙の彼方まで運ばれるようにスリリングで爽快だ。
アンコールではひろみがソロで弾いてくれた「ブルージャイアント」が沁みに沁み、最後の4人での底抜けに楽しい「ボーナスステージ」が終ると会場はスタオベで大歓声。メチャ楽しくて夢のようなライブが終った。ひろみはつくづく凄すぎる!
上原ひろみ JAPAN TOUR 2022 “SAVE LIVE MUSIC FINAL” ~2022.12.17 東京国際フォーラム~
"SAVE LIVE MUSIC 4" 上原ひろみ ソロ "STANDARDS" ~2022.1.11 ブルーノート東京~
上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット「シルヴァー・ライニング・スイート」 ~2021.12.27 オーチャードホール~
"SAVE LIVE MUSIC RETURNS" 上原ひろみ ~ピアノ・クインテット~ ~2020.12.29 ブルーノート東京~
矢野顕子×上原ひろみ「TOUR 2017 ラーメンな女たち」 ~2017.4.25 昭和女子大学人見記念講堂~
ウィーン&ベルリン音楽の旅(2023)
♪ブログ管理人の作曲のYouTubeチャンネル♪
最新アップロード:「繭とお墓」(詩:金子みすゞ)
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コロナ禍とは何だったのか? ~徹底的な検証と総括を求める~
コロナ報道への意見に対する新聞社の残念な対応
やめよう!エスカレーターの片側空け
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Wanted
Sonicwonderland
Reminiscence
Go Go
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《アンコール》
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BONUS STAGE
今年も上原ひろみのJAPAN TOURのチケットが取れた。今回のツアーは5月にジャズ界の名手3人とアメリカで作り上げたニューアルバム「Sonicwonderland」を引っ提げて、去年までとはガラリとテイストの異なる新たなプロジェクトで会場を感動の渦に巻き込んだ。
4人とも超ド級のパフォーマンスを繰り広げたが、何と云ってもひろみのピアノはあり得ない凄技をこれでもかというほど繰り広げ、痺れにシビれた。ひろみの音は研ぎ澄まされ、キラキラ輝いている。一音一音がそれぞれの色と光を持っていて、「どうしてこんなピッタリハマるの?」というタイミングと勢いでイルミネーションのショーをコントロールするように光のパフォーマンスを繰り広げた。
ピアノの1つの音に張られた3本の弦のうち、ソフトペダルを使わずに2本や1本しか触れないように弾いているのでは?と思うほどデリケートな弱音を、レースを編むように滑らかなに奏でたかと思えば、パッション爆発で息もつかせぬ勢いで撃ち込んでくる強打が身体を震わせる。どんなに荒れ狂って見えても打鍵は正確無比に弦の真芯を捉える神業。どこまでもファンタジーが広がり、世界が広がり、宇宙の彼方まで広がる際限知らずのパフォーマンスに酔いしれた。
バンドメンバーとは楽しくてしょうがない様子でお互いの胸の内をさらけ出し、感じ合い、ひろみがいつも云う「今日この日この場所でしか生まれない音楽」が、最高の贈りものとして次々と届けられた。
オファリルのトランペットは変幻自在に多彩な音色を使い分け、柔軟でしなやかに魂のこもった歌を届ける。息の音が極上にブレンドされた人肌の温かな音で奏でる歌がじわ~っと胸に沁みてきたかと思えば、エレクトリックなエフェクトを使った未来的な音がSFの世界へと誘った。
フェローのベースは、ひろみとの駆け引きでのあうんの呼吸が、テレパシーを通じているようにビビットに撃ち合い、じゃれ合い、探り合い、エキサイティングなパフォーマンスに引き込む。
コイのドラムスはとにかくカッコいい。髪振り乱して大暴れするのでなく、知的に心の琴線を自然に震わせ、聴き手の心を徐々に熱くしていく。長いソロでの繊細で多層的なリズムの応酬が、他のミュージシャンには真似できない世界を築いた。
そんな4人が繰り広げるパフォーマンスは、静かで穏やかに心に沁みるナンバーから、心臓バクバクの大興奮へ引き込むものまで、アコースティックな響きでもエレクトリックサウンドでも自由に駆使して、身体が軽々と地の底から宇宙の彼方まで運ばれるようにスリリングで爽快だ。
アンコールではひろみがソロで弾いてくれた「ブルージャイアント」が沁みに沁み、最後の4人での底抜けに楽しい「ボーナスステージ」が終ると会場はスタオベで大歓声。メチャ楽しくて夢のようなライブが終った。ひろみはつくづく凄すぎる!
上原ひろみ JAPAN TOUR 2022 “SAVE LIVE MUSIC FINAL” ~2022.12.17 東京国際フォーラム~
"SAVE LIVE MUSIC 4" 上原ひろみ ソロ "STANDARDS" ~2022.1.11 ブルーノート東京~
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