2月6日(日) 今年度最後となる学外B群の科目終末試験を日本女子大で受けた。ここはチャリで行けるから便利。 年末から試験の準備を始め、頑張って3科目受験した。午前が情報機器論、昼休み、先月スクーリングで知り合った方々に会って励まし合い、午後はコミュニケーション論と難関の資料組織概説。 出題番号に大異変!!! この午後の試験で一大異変が起こった!先月のスクーリングで知り合った人から教えてもらった出題パターンが覆されたのだ。どんなパターンか、もしこれが今回も当てはまっていたら、大学当局の目に触れるかも知れないこのブログでわざわざ公表するつもりはなかったが、覆されたとなればもう秘密にすることもない。 その法則とは、同じ年度内の同じ学外B群の午前や午後に限定すると、出題番号が決して重複しない、という法則。過去の出題番号を調べてみると、なるほど何年遡ってもこのパターンが当てはまっている。 タイヘンな資料組織概説を抱えているうえに3科目受験の身としては、この情報はとてもありがたかった。しかも、年度内に5回あるうちの最後の試験なので、過去4回分の番号は「絶対出ない」、となれば準備もかなりラクになる。 でも、この情報を聞いたときは既に解答案の大枠は作ってあったし、心配性の僕としては、ここまで準備していたものを中止して、もし出題されたら… という不安に駆られ、結局6対4ぐらいの割合で、「出ない問題」にも取り組んでいた。 そして、1時半、問題番号が発表された。「16番です。」 「えっ!?これ、出ないはずじゃあ。。。」 もし近畿大学がこれまで本当にこのパターンを意識して出題してきてたとしたら、或いは、この法則が巷でウワサになっているのを知ったうえでそれを覆したのであれば、かなり意地悪な仕打ちではないだろうか。そもそも通信の試験ってのは、落とすための試験ではないはず。せめて「梅信」に10問全てが出題候補であることを改めて周知するぐらいの「救いの手」を差し伸べてくれてもよかったのではないだろうか。 出題番号を聞いてかなりアセッたが、とりあえず準備はしてあったので幸いなんとか解答を書くことはできた。 受けた試験のことを今はあまり思い出したくないが、せっかくブログに近大通信のカテゴリーを立てたので、今日受けた3科目について簡単に報告しておきたい。 ◆情報機器論◆ 午前中の出題番号は2番。情報機器論の第2問は、 「音声情報を記録するメディア(記録媒体)について、個別に述べなさい。」 これは10問のうちでも比較的解答案を作りやすい問題だった。教科書をベースに、従来のメディアとして、レコードとオーディオテープ、近年のメディアとしてはデジタル資料として、磁気テープのDAT、磁気ディスクのMD、光ディスクのCDについて述べ、時間があったので、教科書にはなかったが、音声メモリー内蔵の機器を、i-podやウォークマンの実例を挙げて述べた。具体的な商品名を挙げるのはどうかとも思ったが、この機器の名前がわからなかったので仕方ない。 ◆コミュニケーション論◆ 午後の出題番号は衝撃の16番。コミュニケーション論の第16問は、 「歴史上「権力者の武器」となったものは何か、そしてそれが、その後民主主義のもとでどのような役割を果たしたか、について述べよ。」 それと、「カラー・テレビの長所について説明せよ。」 コミュニケーション論は1つの出題番号に2つ設問がある。これはセコイ。しかも、この16番は一番イヤな問題で、これが「出ない」と知ってホッとしていたのだが… 「権力者の武器」の方、テキストで該当箇所を読んでいてもわかりにくい。グーテンベルクの活版印刷術にまで遡り、なにやらまどろっこしい説明が続いていて、うまく内容を汲み取れなかった。 とりあえず答案には、グーテンベルクの印刷術で印刷物・書物が広まり、それは教育の道具や、政治を説き、人々を啓蒙していった。最初、特権階級や支配階級の人々が、市民をコントロールするために印刷術を「武器」として利用した。やがて市民に政治的な自由がもたらされ、マスコミによって大量の情報が市民にも届けられ、賢くなった市民は自分達の意見や理念を持つに至り、マスコミを通じて民主主義が活性化していった… 「武器」とは「印刷術」か、「マスコミ」のことか、よくわからないままに解答したが、全くズレた答えではないはず! 2つめの「カラーテレビ」の問題、今更こんな問題出してどうするの?って感じ。テキストには、白黒テレビと比べてカラーテレビは人々に限りない夢とロマンを与える、なんて書かれていたので、それをそのまま解答に書いた。それと、やはりテキストにあった、カラーテレビは説得力が大きく、商品の購買意欲も高める、というのも書いた。 更に、戦争や紛争(あ、今この字を変換して、解答に「奪争」なんて誤字を書いてしまったことが判明。どうもヘンだと思ったが、まあいいや…) 話を戻して、戦争や紛争などの映像は、カラーテレビなら流血シーンもリアルで、現実を伝える効果が大きい、ということも書いておいた。そして、「今や、カラーテレビは画像やか色彩の鮮明さに関しては出尽くした観があり、3Dテレビや、デジタルによる多重情報放送、双方向コミュニケーションといった分野で日々進化している。」と結んでおいた。 ◆資料組織概説◆ 資料組織概説は、司書科目の中でも一番の難関だと思う。何が難関って、まず教科書がこれまでやってきた9科目のうちいちばんワカラナイ。そのワカラナイ教科書を頼りに試験の解答を作るのは超タイヘン、参考文献をかき集め、何とか解答案を作るも、やっぱりワカラナイところが残り、わからないまま覚えるのは辛い。しかも、暗記しなければならない問題が多い。「逐次刊行物の記述について述べよ」なんて、整理の作業に携わることなく、あんな細かいルールを一つ一つ覚えることに何の意味があるのだろうか、なんて怒りながらも、一生懸命覚えた。でも一生懸命覚えた問題はどれも出題されず予想外の16番!その問題は、 「字順排列と語順排列を比較し、file-as-ifの原理とfile-as-isの原理を比較せよ。」 これは、出ないはずだったので、他の問題より準備にかけた時間は少なかったが、とりあえず理解はできていたので書けたと思う。 テキストにあるほぼその通りに書いたが、例を挙げようとしたら、いろいろな排列法則がこんがらがって、書いたり消したりして答案が汚くなってしまった。字順排列は1文字を排列の単位として和資料に用いられること、語順排列は1語を排列の単位として洋資料に用いられること、和資料でも著者目録では姓と名の単位で排列するので、語順排列に似た排列になることを書いた。file-as-ifとfile-as-isは、前者が「読み替えることで、あたかもそうであるように」排列すること、後者は「読み替えず、あるがままに」排列すること。欧米の図書館ではカード目録からオンライン目録へ変わったことで、前者から後者の原理が採用されるようになった。などと解答した。 どの科目も、とりあえず不可にはされないと思う!そうすると残りの試験はあと3科目!それにスクーリング2つと、先月の難関スクーリング「情報検索演習」の結果待ちがあるが… あと、レポート再提出が2つ溜まっている。。。(超難関の「児童サービス論」と「資料組織概説」です。。。)とりあえず今は少しはホッと一息つきたい。。。 あ、でも週末はまたスクーリングだ。 2月科目終末試験の結果 学外スクーリング「情報検索演習」(記事一覧) 実践!近大通信・司書課程攻略法 (奮闘!近大通信司書課程メニュー) |
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ありがとうございました。
うさぎの本棚のうさぎです。
ワタシも午後の16番、図書館資料論を受験しました。
一応は書けましたが、例の出題の法則にのっとっ
て、
重点的にはやってなかったので、あんまり自信ないです。
お互い、合格してるといいですね~~!
今日は2つ目のスクーリング(資料組織)の初日でした。終わったらレポートします。
スクーリングでも先週の午後の出題番号は話題になっていました。
うさぎさんはもうあと一歩ですね。合格をお祈りします。僕も頑張りますよー