烏来日帰り観光

　2006年3月30日（木）

台湾の少数民族「タイヤル族」の住む烏来（ウーライ）はMRT新店線の終点駅・新店からバスで山道を走って30分ほどの山あいの温泉町。烏来行きのバス停は新店駅の改札を出ると、すぐ右側にある観光案内所のちょうど裏手にある。タクシーの客引きがいるが、もちろんバスに乗ったほうがずーっと安上がり。


「泰雅婆婆美食店」で食べたタイヤル族の料理
お土産屋の多いちょっとした商店街の中にあったお店「泰雅婆婆美食店」でタイヤル族の郷土料理を食べる。竹筒飯とかパパイヤスープ（左下）などの珍しいものや、川エビとカワ魚の天ぷら（右上）のようなシンプルでおいしい料理がいろいろあった。
隣のテーブルにいた日本人家族と、お互いに料理の味見をしたのも楽しかった。こういうところに個人旅行で来る日本人家族は、何だか自分たちと似たもの家族的な親しみを感じる。

商店街の外れに乗り場があり、そこから滝のすぐそばまで行けるトロッコ列車。烏来風景特定区への入場料を払う窓口は閉まっていて自由に入れた。ラッキ～！ さて、お待ちかねのトロッコ列車はオートバイのようなエンジンで小さな列車がガタガタと走る。事前に入手していた情報の「ジェットコースターのようにスリリング」というより、もっとのんびりした感じ。子供はもちろん大喜びだったが、大人のおれたちも楽しかったァ！

トロッコの終点にある烏来瀑布は、台湾一の落差を誇る立派な滝。轟音を響かせダイナミックに砕けるしぶきで虹がかかる。ここで滝をスケッチ。 帰りはトロッコの軌道に沿った静かな道を歩いて戻った。道端にはあちこちに日々草の群落が自生していて目を引いた。日本のちょうど初夏のような陽気の中、緑の散歩道を歩くのは気持ち良い。帰りは歩きがオススメです。

トロッコ列車の軌道に沿う散歩道

滝から散歩道をゆっくり歩いて40分ほどでトロッコ列車の出発駅に戻る。そこからほど近い橋の近くの川辺には公共の無料露天風呂がある。地元の人たちで賑わっていて、シャンプーしたり、結構本格的に体を洗っている人も多い。一応遊泳禁止の札は立っているが、川で泳いでいる人もいる。
うちらも湯船におじゃました。湯加減はちょうど良い！川のせせらぎを聞き、緑深い山を眺めながらの烏来の河原湯はと～っても気持ちよかった。湯上りのポカポカ感、サラサラ感はさすが良質の烏来の湯。水着をお忘れなく。


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