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花蓮 ~「日本」が残るパワーストーンの町をチャリで巡る~(台湾旅行2014)

2024年04月04日 | おもしろすぎる台湾
2024年4月3日に台湾東部で発生した大地震で、とりわけ花蓮に甚大な被害をもたらしました。たまたま台湾旅行から帰って5日も経たないうちに起きた大惨事の報道に心が痛みます。花蓮は6年前も大きな地震に見舞われてこのブログでも伝えました。度重なる地震の被害に心身ともに大きなダメージを負っていらっしゃる花蓮の皆さま、台湾の皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。僕もできるだけの支援をしたいと思います。花蓮を応援する気持ちを込めて、10年前に花蓮を訪問した際のブログをリストのトップに上げました。祈願台湾安平!
優しい台湾
2024.4.4


2月6日、台湾の花蓮で大地震が発生し、大きな被害をもたらし、多くの犠牲者、負傷者が出てしまいました。花蓮は4年前に訪れた思い出の町で、心が痛みます。花蓮の皆さま、台湾の皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。
花蓮の現状は落ち着いているとのことですが、観光客がほぼ皆無になってしまったとのこと。花蓮を応援する気持ちを込めて、4年前のブログをリストのトップに上げました。加油台湾!
2018.2.17



台湾旅行2014
花蓮 ~「日本」が残るパワーストーンの町をチャリで巡る~

普您嗎号で花蓮へ
台北から台湾東部の町へ行くのは高鉄が走っていない分時間がかかるが、特急の「太魯閣号」や更に速い「普您瑪(プユマ)号」ができたおかげで、花蓮までは以前に比べてかなり早く行くことができるようになった。初めて訪れる花蓮へは、去年から導入されたばかりの普您瑪号で。席は全席指定。チケットは事前に台湾鉄道のインターネットで予約しておいた。

車体も色もデザインも速そうでカッコイイ!乗り心地も快適!台北車站から終点の花蓮までの間で停車するのは台北市内の松山だけ。左に海の景色を楽しみながら、2時間で花蓮に到着した。


花蓮駅に到着した普您瑪号

花蓮で2泊する経典暇日飯店は駅から歩いて5分ほどの便利なところにある新しいホテル。フロントも部屋もキレイ!ここではパスポートを預ければ自転車をタダで貸してもらえる。予定していたよりも少々出遅れたが、サイクリングでパワーストーンを拾えるという海岸「七星潭」へ出発!

~七星潭へサイクリング~
ホテルから車道を走り、美崙渓という川まで来れば、ずーっと快適なサイクリングロードが整備されている。目的の七星潭までは15キロ以上ある。

最初のうちは車道と並行して工場地帯や飛行場の脇を走るので、眺めは殺風景で工場のニオイも漂ってくるが、街中を離れれば長閑な田舎の風景に。ガジュマルの並木道では南国の鳥のさえずりが聴こえ、海岸沿いの道に出れば潮騒が届いてくる。低くなってきた陽光が海面に反射してキレイ!


後半はずっと海岸沿いの快適なサイクリング。ひたすらチャリをこぎ続けて1時間以上かかっ着いた七星潭は広々とした浜がどこまでも続いていた。

ここは『スピリチュアル紀行 台湾』(光瀬憲子著)という本に「パワーストーンが拾える海岸」と紹介されていたところ。早速チャリをとめて海岸に出てみた。砂浜ではなく、なるほど海辺は小石で敷き詰められている。屈んでみればホントだ!真っ白や緑がかったものや、縞模様の石などなど、きれいな石がいーっぱい!


雨が降ってきたが、それぞれ「自分の石」を見つけようと暗くなるまで夢中で石拾いをした。そして、みんなお気に入りの石を見つけた!


帰る途中で真っ暗になってしまった。帰り道では、往きで聞こえた南国の鳥の囀りの代わりにフクロウや虫やカエルの声が聞こえ、同じ道でも別の世界のよう。暗闇に追われてスピードが出たせいか、帰りは1時間弱でホテルに着いた。外国でこんな長いサイクリンは初体験、楽しかった。


ホテルで拾った石を水洗いして並べてみた…

~自強夜市~
花蓮の最初の夜は夜市へ行った。ホテルのフロントで「食べるなら自強夜市がいいですよ」と教えてもらい、雨も降り出したのでタクシーを使った。夜市までの道は閑散として寂しい感じだったが、夜市は明るくて人もたくさんいてなかなかの賑わい。美味しそうな屋台がひしめいていて、俄然食欲が湧いてきた!屋根があって雨よけになるので具合がいい。

僕は近くのセブンイレブンで缶ビールを買って屋台をまわり、台湾屋台の定番料理の牡蠣入りオムレツ(蚵仔煎)、台南でよく見かけたトーストをくり抜いてシチューを詰めた棺財板、スパイシーなソーセージ(香腸)などを買って、子供たちがステーキを食べてる席に持ち込んだ。他の屋台の料理はもちろん、ビールを持ち込んでもOKなのが台湾のいいところ。大人はこの店で何も頼んでいないのに、おにいちゃんがお茶やスープをタダで持ってきてくれた!



占めは搾りたてのフルーツジュースの屋台。種類豊富でホントに迷ってしまう・・・


選んだのはトマトとパイナップルのミックスジュース。この組み合わせ、日本ではまずない!でもこれはウマイ!


この屋台のおにいちゃんは日本が大好きで「今までに30回も行った」と、つい数日前に行ってきた上野公園の桜の写真をスマホで見せてくれた。おにいちゃんとしばらく日本と台湾のことをおしゃべりした。台湾で「日本に行ったことある」という人には本当によく出会う。

~マンボウ料理 竹陽海鮮餐店~
2日目は終日太魯閣に出かけたので、花蓮で過ごしたのは夕食のみ。「地球の歩き方」に載っていた海鮮レストランへ行った。「花蓮の名物、マンボウを使った料理」があると紹介されていて興味がわき、疲れてはいたがホテルからお店まで30分以上かけて歩いて行った。

レストランは、日本で言えば田舎にある一昔前に流行っていた「豪華なお店」という感じ。お客は誰もいない。円卓に案内され、メニューを頼むと「没有(ない)」という… 連れてこられたのは、魚が並ぶカウンター。ここで好きな魚を選んで調理方法を指定して注文するよう。お目当てのマンボウはどれだろう?


右手前の白いツルツルの物体がマンボウということで、調理法はお任せで注文した。ここに写っている以外にもいろいろあって、迷いながらも6品を頼んだ。

料理が次々とテーブルに運ばれてきた。左上はアサリの蒸し料理で、左下が白魚入りのオムレツ。右下は花蓮名産の「山蘇(シャンスー)」という野菜の炒め料理で、シャキっとした食感で噛むと粘り気が出てはっきりした味。どれも絶品の美味しさ。

そして、右上の皿がマンボウ!


セロリと一緒にソテーされたマンボウは鶏肉のようなしっかりした歯ごたえがあり、味はカジキマグロのように上品でとても美味!あのマンボウってこういう味なんだ、と感動。


デザートにサービスでオレンジをどっさり出してくれて大満足。食べている間にお客も増えてきて賑やかになった。地元の常連という感じで、この店の料理には外れはなさそう!

~チャリで花蓮市内観光~
花蓮の3日目は、朝からまたホテルのチャリを借りて、夕方まで市内の名所をあちこち見学した。

忠烈祠
まず最初に訪れたのが忠烈祠。真っ直ぐに伸びる大きな通り、林森路を直進し、美崙渓に架かる橋を渡った突き当たり、丘の上に聳える立派な建造物だ。忠烈祠は、国のために貢献した人物が祀られている廟で、台湾各地にある。花蓮の忠烈祠には、台湾の歴史上の英雄で、特に台南でよく見かけた鄭成功らが祀られている。

丘の斜面に建てられた忠烈祠は、斜面に沿って幾重もの構えとなって奥の高座へ導かれて行く。


大理石の白が眩しく、そこに目に染みる紅が彩りを演出している。階段を上りながら後ろを振り返れば、この忠烈祠が真っ直ぐな林森路の真正面に建てられていることがよくわかる。


足元にも白い大理石が敷き詰められていて、照り返しで超まぶしい!花蓮が大理石の名産地であることを実感。上へ行くに連れて花蓮の街並みや港が見渡せる。ここは夜景の名所としても人気があるらしい。


忠烈祠は美崙山公園内にある。廟を見学した後は公園を散歩。斜面に沿って作られた公園は広くて変化に富んでいる。咲き誇る南国らしいカラフルな花々を眺め、パパイヤの木などに飛び交う珍しい野鳥のさえずりを聴きながら散歩していると、ちょっとした探検気分を味わえる。だけど蚊がたくさんいるので要注意!




クリックで拡大

松園別館
林森路と並行して港寄りに伸びる大通り、中正路の坂道をえっちらこいで上り詰めた高台の上にあるのが松園別館。

この建物は1943年、日本統治時代に日本軍によって建てられた2階建ての和洋混合建築。軍の集会所として建てられ、出征前の特攻隊員の宿泊所としても利用されていたとか。


建物は、そんな痛ましい歴史が刻まれていることが想像できないような風情のあるもので、台湾歴史百景のひとつにも選ばれ、観光名所になっている。広々とした庭園にある松園別館の周囲を、台湾では珍しい松が囲んでいる。この松、「松園別館」という名の由来となったもので、沖縄から移植されたものだという。

この別館の手前に、戦争の面影をリアルに残す防空壕があり、中へ入れるようになっていた。防空壕なんて日本でも見た覚えはないが、終戦までの50年間、台湾は「日本」だったわけで、日本軍の重要な施設となれば、空襲のターゲットにもなったことだろう。内部は何人もの人が暮らせるほど広かった。中には軍服姿の人形があったり、平和を訴えるパネルなどが展示されていた。


「別館」は、外観同様に内部も、窓や柱や天井などあちこちにアーティスティックなセンスが感じられた。大きな部屋に仕切られ、ギャラリーやショップとして利用されていた。また、中庭には感じのいいカフェがあった。


中庭にいたお掃除のおじさんに「日本人?」と声をかけられた。このおじさん、日本語がとても流暢で、僕たちの台湾旅行の話題などで話が弾んだ。「どこで日本語習ったんですか」と聞くと「親がしゃべってたから」とのこと。日本統治時代、台湾の小さな村などでは日本語が共通語だったところもあったと読んだことがあることを思い出した。

「僕はタロコ族」と言っていたおじさんの顔立ちはエスニックな感じ。昨日太魯閣を訪れたところだったので、タロコ族の人とお話ができてラッキーな気分。


花蓮鉄道文化園
次に訪れたのは、台北ナビで紹介されていた花蓮鉄道文化園。線路や鉄道用の信号機と、古い日本風の家屋が点在する広場が見えたので「ここだ」とチャリを停めた。


広場の入口には「鉄道文化園区」と書かれた看板が控え目にかかっていた。中はマーケット会場のようで、手作りっぽい品や食材などを売るブースがいくつもあったり、食堂として使われている日本風家屋があったり、広場の片隅にはまた防空壕がひっそりと残っていたりする…


けれど鉄道に関係あるものはどこにも見当たらなかった。ブースにいた人に「鉄道に関係あるものはないんですか」と訊ねると「メイヨウ(ないよぅ)」と言われた。おかしいなぁ、台北ナビには鉄道ファン必見なんて書かれてたのに。でもせっかく来たので、そこで売られていて気に入った台湾少数民族の刺繍が入っている巾着を買った。

軌道が残っている辺りを独りぶらぶらしていたら、道を隔てた反対側にもっと立派な木造建築が。表へまわってみると、なんと… 立派な門にさっきより遥かに立派な「「鉄道文化園区」の看板がかかっていた。こっちがホンモノだったのかぁ…


家族を呼んできてみんなで中へ入ろうとすると、係りのおねえちゃんが「不行不行!(ダメダメ)」と制止している。なんで?もうおしまい?
「休息休息!吃飯!(お休みです。ごはん!)」
昼休みのため閉めるらしい。12時~1時半まで休み、長いなぁ、、、間違えたためにとんだロスだ。。先にお昼を食べることにした。

    ~ワンタンの液香扁食店~
行ったのはガイドに必ず載っている「液香扁食店」。お店は住宅街のなかにある大きな大衆食堂といった趣きで、なかなかの賑わい。メニューはワンタンオンリー。

注文してお金を払うと、レシートに番号を記入してくれる。ワンタンの準備ができるとこの番号で呼ばれる。もちろん中国語で発音されるので、注意していないと聞き逃してしまう。番号が呼ばれたので手を挙げると、運んできてくれた店員さんが僕たちを見て「日本人?」と嬉しそうに声をかけてくれた。


ワンタンは一椀に10個入り。最初はかなり薄味に感じたが、噛んでいるとまろやかな味が口に広がって、噛むほど旨味が出てきた。いい肉を使っているからこその味を堪能。お好みで豆板醤や醤油、酢などでタレを作って付けて食べてもいいが、そのまま食べるのが結局は一番うまかった。

そして再び午後の開館時間となった鉄道文化園へ。こんな気軽に行ったり来たりできるのもチャリンコがあるおかげ。とても助かる。

今度はちゃんと入れた。立派なところだが入場無料。園内にある花蓮鉄道文化館は、日本統治時代、花蓮や台東など台湾東部沿岸の鉄道(東部鉄道)の建設や運営を管理する事務所だったところで、2002年に歴史建築として登録された。

建物に入ったところは、駅の切符売場や改札口のイメージが再現されていて、ノスタルジーを誘う。実際にはここには駅はなかったらしいが。日本語のパンフレットも置いてあった。


ここを通り抜けると、大きなガジュマルの木がある静かな中庭に出る。中庭を取り囲む和風建築のレトロな雰囲気の回廊にはベンチが置かれていて、休憩するのにいい。弁当を食べてもオーケーな感じ。


今では台湾でも希少なレールの幅が狭い鉄道(狭軌鉄道)の基地跡ということだ。館内には、花蓮~台東を結ぶ東部鉄道の建設の歴史を紹介するパネルや手紙、昔使われていた鉄道関連の道具や鉄道の運行にまつわる品々が展示されていて、興味をそそられた。



更にこちらのニュースによれば、2014年12月には、かつてここの狭軌鉄道で活躍していた蒸気機関車が新たに移設されたとのこと。観光スポットとしてますます価値が高まりそうだ。

さて、またチャリにまたがり次のスポットへ向かう。台湾の街中で車道の右車線をチャリで走るのもだいぶ慣れてきた。


街角にはこんな日本っぽい建物を見かけることも珍しくない。台湾はどこの町に行ってもこんな懐かしい日本が残っている。


花蓮文化創意産業園区
慈恵堂・勝安宮という2つのお寺へ向かう途中、瀟洒でレトロな和のテーストも入った洋風建築を見かけた。正面入口の上には"Andante"の文字が。昨日太魯閣から帰るバスから見えて気になったところだ!昨夜はこの"Andante"が電飾で輝いていた。お寺へ行くのはひとまず保留にして、ここを見てみることにした。


中に足を踏み入れてみてビックリ。外から見えた建物はレストランだったのだが、そこは「花蓮文化創意産業園区」という広大なカルチャー&イベント施設だった。古くて大きな工場や倉庫、学校風の建物などがあり、それぞれの建物がショップや展示ホール、イベントホールなどに利用されていた。


後で調べたところ、ここは日本統治時代に建てられた酒造工場跡を再利用して2011年にオープンした観光スポットということで、台北にある、やはり日本時代の酒造工場跡を利用した「華山1914文化創意産業園区」ととても似ている。なるほど、「文化創意産業園区」という名称も同じだ。


広い敷地内にある建物はどれも当時のままの姿を留めていて、時間が止まったような不思議な感覚。しかし、実はこれらの建物は戦争で殆ど破壊され、修復工事によってよみがえり、古跡指定を受けたとのこと。

日本では、戦災を逃れても取り壊されてしまう歴史的建造物が多いのに、台湾では日本時代の古い施設をこうしてわざわざ大々的に修復までして新しく生まれ変わらせ、未来へつなげる試みが積極的に行われているんだな。素晴らしい。




更にビックリしたのは、案内図に「日式(日本式の意味)住宅群」と記載されていた日本家屋エリア。見回したところ6棟の日本風平屋住宅が建ち並んでいた。見た目はとても新しい感じで、どこかから移設されたか、改装されたよう。


上がれるようにはなっていなかったが、外から中の様子が覗けた。障子は入っていたが畳は敷かれておらず、まだ準備中という感じ。

いずれこの日本家屋も見学用とか、何かのイベント用に使われるようになることだろう… と思っていたら、このエリアが2014年の夏に新たにオープンしたというニュースを見つけた。畳も入り、それぞれの建物の周囲にはを竹の垣根が出来たとのこと。

その他、TAM TAM Worldという日本人のジオラマアーティスト田村映二の3D作品が展示されている有料の美術館もあった。日本人アーティストが台湾の地方都市に、自分だけの美術館を開いているなんてちょっと驚きだ。日本と台湾の良き架け橋になることだろう。

花蓮文化創意産業園区は旅行ガイドにはまだ載っていないし、ネット検索しても殆ど出て来ないが、こんなユニークな美術館や日本家屋エリアがあり、更にまだ工事途中や何も利用されていない建物もたくさんあり、これからどんなワールドが出来上がって行くのか、興味は尽きない。ここが面白くて長居したので、お寺へ行くのはやめてホテルへ向かった。

ほあしゅえぴん(花雪冰)
少し時間があったので、ホテルの近くにある、娘が前からチェックしていた「花雪冰」というかき氷?が食べられるお店に寄った。メニューの写真を見ると花雪冰はかき氷ではなくアイスクリームのように見えた。僕は伝統的な台湾のカキ氷が食べたかったのでタピオカや芋圎、緑豆、ピーナツ入りのカキ氷を注文したが、他の3人は花雪冰を注文。
やってきた花雪冰は、アイスクリームでもなくかき氷ともちょっと違う。みんなから少しずつ食べさせてもらったらビックリ!まさに花雪冰という字のごとく、花びらや粉雪のようにふんわりと繊細な「極上かき氷」だった。

吹けば飛ぶほどの細かさとサラサラの感触。シロップはごく控えめに垂らす程度で、氷そのものに味がついている。口に入れると泡のように溶ける。次は最初からこれを頼もう!

~また来たい町、花蓮~
3日間お世話になったチャリをホテルに返し、荷物をピックアップして花蓮駅から自強号に乗って台北へ。車窓からは右に海、左には岸壁を眺めつつ花蓮とお別れ。

最初に花蓮に着いたときの町の印象は、「台湾東部有数の都市」というわりには殺風景で、目を引く街並みもなく、アピールポイントは乏しいように感じた。だが、訪れた観光スポットは古い日本の面影を色濃く残すところが多く、いい人にもたくさん出会い、食べ物もおいしくて、チャリでたくさん回ったのでなじみの風景もたくさん出来て、町全体に何とも言えない親しみを覚えるようになっていた。

天気に恵まれた太魯閣の思い出と合わさって、花蓮が益々魅力を増して感じられた。また来たい台湾の町が一つ増えた。

太魯閣 ~ケタ外れのスケールの渓谷と滝めぐり~
野柳 ~奇岩の海岸~ & 金山 ~活気ある老街~
台北町歩き ~國立故宮博物院、台北101、台北郵局、北門、饒河街夜市ほか~
台湾旅行2014 メニューページへ



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