11月14日(月)
毎朝決まった時刻に、5人と5匹あまりの大集団が家の前を通過する。犬連れのおばさん集団だ。たいていおれが出勤する時間とかち合い、道路を横一列に占領しながら前からやって来る一団とすれ違わなければならない。
「キャンキャンキャン!」けたたましい声、おばさんたちの大きなおしゃべりと笑い声、閑静な住宅街が突然騒々しくなる。「あら、みどりちゃん、きれいな服着たのねぇ」「今朝は急に冷えたから、あったかくしたのよぉ」
「けッ、子供じゃあるまいし、でもこういう人ってきっと自分の犬を『うちの子』とかって呼んでるんだろうな…」
このワンワン集団(うちでは「犬軍団」と呼んでいる)に出くわすとあまり嬉しくない気分になる。
ある朝、その集団の中からすれ違いざまに「おはようございまーす!」という元気な声が発せられた。「えっ…!? 誰に挨拶したの?」明らかにおれに発せられた挨拶だ。毎日のようにすれ違うんで顔を覚えられたんだ。なんだかみんなの目が自分に集まっている何とも言えないバツの悪さ。玄関を開けた時に出くわすこともあるし、この家に住んでることもバレてるわけだ、、、 無勢に多勢… 勝ち目のないこの決まり悪さ、こんな気持ち、、、わかってくれる人いますか?
毎朝のように決まって会う人と自然に気持ちよく挨拶を交わす… それ自体は素敵なことかも知れないが、相手がこんな大きな群れのノイズメーカーだと話は別だ。うつむいたままお辞儀するのが精一杯。「なんでこんなに群れるんだ? どーしてうちの前を通るの、しかも寄りにもよっておれが出かける時刻に???」
心の狭いおれはこんな感情しか持つことができない。
今朝も会ってしまった。この日記を書こうと思ってたので改めて人数と頭数を伏し目がちに数えてみた。なんと7人+10匹もいた。明らかに増えている。これ以上増えたらもう恐ろしくてこのご一行様の通過を頭を垂れてじっと待つしかない。そんなことになったら、まるでお犬様の大名行列じゃあないか。。。?!マジご勘弁願いたい。
毎朝決まった時刻に、5人と5匹あまりの大集団が家の前を通過する。犬連れのおばさん集団だ。たいていおれが出勤する時間とかち合い、道路を横一列に占領しながら前からやって来る一団とすれ違わなければならない。
「キャンキャンキャン!」けたたましい声、おばさんたちの大きなおしゃべりと笑い声、閑静な住宅街が突然騒々しくなる。「あら、みどりちゃん、きれいな服着たのねぇ」「今朝は急に冷えたから、あったかくしたのよぉ」
「けッ、子供じゃあるまいし、でもこういう人ってきっと自分の犬を『うちの子』とかって呼んでるんだろうな…」
このワンワン集団(うちでは「犬軍団」と呼んでいる)に出くわすとあまり嬉しくない気分になる。
ある朝、その集団の中からすれ違いざまに「おはようございまーす!」という元気な声が発せられた。「えっ…!? 誰に挨拶したの?」明らかにおれに発せられた挨拶だ。毎日のようにすれ違うんで顔を覚えられたんだ。なんだかみんなの目が自分に集まっている何とも言えないバツの悪さ。玄関を開けた時に出くわすこともあるし、この家に住んでることもバレてるわけだ、、、 無勢に多勢… 勝ち目のないこの決まり悪さ、こんな気持ち、、、わかってくれる人いますか?
毎朝のように決まって会う人と自然に気持ちよく挨拶を交わす… それ自体は素敵なことかも知れないが、相手がこんな大きな群れのノイズメーカーだと話は別だ。うつむいたままお辞儀するのが精一杯。「なんでこんなに群れるんだ? どーしてうちの前を通るの、しかも寄りにもよっておれが出かける時刻に???」
心の狭いおれはこんな感情しか持つことができない。
今朝も会ってしまった。この日記を書こうと思ってたので改めて人数と頭数を伏し目がちに数えてみた。なんと7人+10匹もいた。明らかに増えている。これ以上増えたらもう恐ろしくてこのご一行様の通過を頭を垂れてじっと待つしかない。そんなことになったら、まるでお犬様の大名行列じゃあないか。。。?!マジご勘弁願いたい。