今日、何する? What will I do today?

過去の記憶に生きるのではなく、未来(明日)の思いに生きるのではなく、今日という現在を生きよう!

接続法 イタリア語 続編

2019年08月31日 14時57分18秒 | なんじゃこりゃぁ~~~

 

接続法の用法 Ⅲ (関係節)

【1】  先行詞が相対最上級かそれに準ずる表現(l’unico, il primo, l’ultimo, il soloなど)で修飾されているとき。

Ho visto il piu bel paesaggio che si possa iimaginare.

私は人が想像し得る一番美しい風景を見ました。

E il migliore uomo che io abbia conosciuto.

彼は私がこれまで知った一番良い人です。

E la meno terribile delle avventure che mi siano capitate.

それは私に起こった冒険の中で一番怖くないものです。

E il primo che io abbia sentito parlare in quel modo.

そんな話し方をするのを私が初めて聞いたのは彼が初めてです。

Questa e l’unica via che conduca alla chiesa.

これが教会へ通ずる唯一の道です。

【2】  先行詞に体する話者の希望・目的を表す時。

Stiamo cercando una signorina che sappia il francese.

私たちはフランス語を知っている女の子を探しています。

Chiamo un ragazzo che porti questa lettera al signor Rossi.

この手紙をロッシさんに持って行ってくれるような子供を呼んでくれたまえ。

Mi dia una medicina che sia efficace per il mal di denti.

歯痛に効くような薬を下さい。

Voglio da te una spiegazione che mi lasci soddisfatto.

君から私を納得させるような説明が欲しい。

【注意】先行詞が明確に限定されているときは、先行詞には定冠詞をつけて直接法を用いる。

Vogliamo prendere un treno che parta alle dieci.(不確実)

私たちは10時に出るような列車があればそれに乗りたい。

Vogliamo prendere il treno che parte alle dieci.(確実)

私たちは10時発の列車に乗りたい。

【3】  否定形や疑問形におかれた語を先行詞とし、その不確実性・可能性を表す時。

Non c’e uomo che sia esente da difetti.

欠点を持たないような人間はいない。

Non ho visto nessuno che sia venuto ad aiutarmi.

私を助けに来てくれたような人は誰も見えなかった。

C’e qualcuno che possa andare a comprare un giornale?

誰か新聞を買いにいってくれるような人はいないかね?

C’e una persona che sia contenta della sua sorte?

自分の運命に満足しているような人がいるだろうか?

(そんなひとはいない)

 

接続法の用法 Ⅳ (副詞節)

譲歩・条件・目的・様式・時・原因・除外・比較等を表す接続詞や、譲歩を表す不定代名詞・不定形容詞に先立たれる節の中では、接続法が用いられる。

【1】  譲歩 

Benche, sebbene, quantunque, nonostante, malgrado, ancorche, dovunque等の接続詞や、per quanto, nononstante che, malgrado che, anche quando (quand’anche), anche se, con tutto che, ammesso che, posto che, concesso che等の接続詞句や、chiunque, checcheなどの不定代名詞や、qualunaueなどの不定形容詞に先立たれた節の中で用いられる。

Benche sia stanco, continua il lavoro.

疲れているにも関わらず、かれは仕事を続けている。

Sebbene avessi sentito che mi chiamava, non volli rispondergli.

彼が私を呼んでいるのが聞こえたけれど、返事をする気になれなかった。

Nonostante piovesse, partirono ugualmente.

雨がふっているにも関わらず、予定通り出発した。

Nonostante che mi avesse detto di si, non e venuto.

彼は「はい」と言ったにも関わらず、やって来なかった。

Per quanto non mi sembri possibile, tentero ugualmente.

いかにも私には不可能なように思えようと、やってみます。

Quand’anche lo potessi, non lo farei.

たとえそれができるとしても、私はやらないでしょう。

Ti scrivero dovunque tu vada.

君がどこに行こうとも手紙を書くよ。

Chiunque mi cerchi, non farlo entrare.

誰が私を捜しに来ようとも、家に入れるな。

Checche tu dica, non mi convincerai.

君がなんと言おうとも、私を納得させることはできまい。

Qualunque cosa voi facciate, sono certo che non vi crederanno.

君たちがどんなことをしようとも、彼らは君たちを信じまい。

Anche se non potessi partecipare, non preoccuparti.

たとえ参加できなくても心配するな。

【2】  条件

Qualora, purche, posto che, nel caso che, a condizione che, a patto che, nell’ipotesi che, nell’eventualita che等の接続詞や接続詞句に先立たれる節の中

Qualora tu voglia vedermi, non hai che da telefonarmi.

            (tu n’as qu’a me telephoner)

もし君が僕に会いたくなったら電話をかけてくれるだけでいいのだよ。

Nel caso che mi sia possibile, verro a trovarti.

可能な場合には君を訪ねるよ。

Potrei dirti di cosa si tratta, a patto pero che tu non ne facccia parola con nessuno.

君が誰にも話さないという条件でなら、何の事だか話してあげてもよい

Lo aiutero a condizione che se lo meriti.

彼がそれに相応しいならば助けてやろう。

Posto che tu venga entro le cinque, mi troverai a casa.

君が5時までに来るならば、私に家で会えるだろう。

【3】  目的

-       Affinche, perche, acciocche(古語)などに先立たれる節

I lavori saranno accelerati affinche l’opera sia compiuta entro l’anno.

作品が年内に完成されるように仕事のピッチが速められるだろう。

Ho coperto il libro perche non si sciupi.

本が汚れないように私はカバーをかけた。

【注】Percheは、原因・理由を表す時は、直接法、目的を表す時は接続法の動詞を従える。

Mi copro perche ho freddo.(理由)寒いので身体を覆う。

Mi copro perche non mi venga il raffreddore.(目的)

風邪をひかないように身体を覆う。

【4】  様式

Comunque, come(se), quasi(che), in qualunque modo, senza cheなどに先立たれた節の中

Comunque si comporti, e sempre antipatico.

どんな態度を取ろうとも彼はいつも感じが悪い。

Mi risponde come se fosse completamente estraneo alla faccenda.

彼はまるで自分が全くそのことの部外者であるかのように私に答える。

Mi portava rancore, quasi l’avessi offeso.

彼はまるで私が彼を侮辱したかのように恨みを抱いていた。

In qualunque mode tu viva, avrai motivo di lagnarti.

君はどのように生きようと不平をいう種を見つけるだろう。

E partito senza che ci salutasse.

彼は私たちにあいさつなしで出発してしまった。

注:come si, come, quasiに導かれる節では、仮定を表すために接続法半過去か大過去を用いる。

【5】  時 prima che, finche, fino a che, sino a che, fin qundoなど主節の動作より後であることを示す接続詞や接続詞句に先立たれた節の中

Non dovete parlare tra di voi perima che finisca la lezione.

授業が終わらないうちはお互いには話してはだめだ。

Non usciro finche tu non sia entrato.

君が入って来るまでは私は外出しません。

注:fincheに先立たれている節が現実の事柄を表しているならば、直接法を用いる。

Ti aspettero finche non verrai.

君が来るまで待っているよ。

Gli volli bene finche mi fu amico.

私の友人であったときは彼を愛していた。

Fincheの節はnonをつけて否定形にしても意味は変わらないが、どちらかというと主節が否定形の時にfincheの節も否定形にすることが多い。

Aspettero finche tu sia tornato.

Aspettero finche tu non sia tornato.

君が帰ってくるまで待っていよう。

【6】  原因

否定的な原因、つまりnon perche, non che, non gia che等の接続詞句に先立たれる節の中で。

Me ne vado, non perche io sia stanco.

私は疲れている為に立ち去るのではない。

Ero venuto qui non gia perche mi avessero avvertito.

私がここに来たのは人々が私に知らせてくれなかったからではない。

【7】  除外

Tranne che, salvo che, soltanto che, ameno che nonなどに先行されている節の中で

Lo troveremo a casa, tranne che non sia gia partito.

まだ彼が出かけていなければ、私たちは彼に家で会えるでしょう。

Tutto andra bene soltanto che tu non lo voglia.

君がそれを望みさえしなければ、全てはうまくいくだろう。

Verro a trovare il nonno salvo che non piova.

雨が降らないならば叔父に会いに行きます。

Passero da lui a meno che non si faccia tardi.

遅くならない限り彼のところに寄って行くよ。

【8】  比較級

比較の対象となる節の内容が仮定・可能を表す時は、接続法を用いることが多い。

Il viaggio fu piu lungo di quanto si pensasse.( di quanto si pensava)

旅行は考えていたよりも長かった。

La serata riusci piu divertente di quel che fosse stato previsto.

( di quel che era stato previsto)

夜会は予想されていたよりももっと楽しいものになることができた。

 

主節(独立節)における接続法

接続法は本来、従属節において用いられる叙法であるが、主節(独立節)の中でも用いられることがある。

【1】  勧告・勧誘

接続法だけが用いられる。この用法は、命令法と考えてよい。

Viva il nostro partito!  我が党バンザイ

Abbia pazienza! あなた我慢して下さい。

Si presentino e discuteremo.

皆さんご出席ください。そして、議論しましょう。

【2】  願望・祈願

内容によってあらゆる接続法の時制が用いられる。これは願望、祈願を表す動詞、spero, mi auguro, voglioなどの主節の動詞が省略されたり、仮定文の帰結節が省略されたものと考えられるので、接続詞cheやseに先行されることも多い。 感嘆文の形をとる。

Lo voglia il cielo! (可能性) 天がそれを望みますように。

Che non ti venga in mente di offenderlo! (可能性)

君が彼を侮辱するような気にならないように。

Magari facesse bel tempo domani! (万一の仮定)

もし明日天気が良ければなあ!

Almeno dicesse la verita! (現在の現実の反対)

もし彼がせめて本当の事を言ってくれるならば!

Oh, se fosse arrivato un’ora prima! (過去の事実の反対)

おお、もし彼が1時間前に着いていてくれたなら!

Se mi avessero aspettato ancora un po!

彼らがもう少し私を待っていてくれたならばなあ。

【3】  譲歩・条件

これは形式的には独立節であるが、譲歩・条件を表す従属節に近い意味を持ち、接続法動詞の後にpure, tuttavia, anche等が置かれる。これは、anche, seなどの仮定的譲渡の接続詞または接続詞句が省略されているとも考えられる。

Sia pur vero cio, tuttavia stento a crederlo.

たとえそれが本当だとしても、私には信じがたい。

Caschi pure il mondo, non lo faro mai.

どんなことがおころうとも私は絶対にそれをやらない。

Fossi anche un ignorante, non dovresti tratarmi cosi.

【4】  疑問

この疑問は話者の不安・危惧安堵の感情を表し、接続詞cheに先行される。つまり、cheの前にdubito, mi preoccupo, temoなど一人称の動詞が省略されたものと考えればよい。普通は接続法現在と過去が用いられる。

Maria

 Non arriva ancora. Che sia malato?

マリアはまだ着かない。病気なのかしら。

Perche Mario non e venuto? Che abbia perso il treno?

何故マリオは来なかったのだ? 列車に乗り遅れたのかしら?

Che io debba far cio? 私がそれをやらなければいけないの?

Che io abbia sbagliato? いったい私は間違えたのかしら?

【5】  仮定の設定をする。(この用法は現在では数学の問題で仮説を立てるときだけ)

Sia a uguale a β。アルファ=ベータと仮定しよう。

 

主節の動詞と従属節中の接続法動詞との時の関係

【1】  主節の動詞が直接法現在のとき

①    同時性を表すならば、接続法現在

Non so se Maria venga al cinema.

私はマリアが映画館に来るかどうか知らない。

②    主節の動詞より以前に完了した事柄を表すならば

a)    すぐ前に起こったことや現在と何らかの関係を持つこと、過去のある一時点の行為を表す時は、接続法過去を用いる。

Non so se Maria sia venuta al cinema.

私はマリアが映画館に来たかどうか知らない

b)    主節の動詞よりずっと以前の習慣的行為や過去の状態で、独立説ならば直接法半過去が用いられるような時は、接続法半過去を用いる

Non so se Maria venisse a questo cinema cinque anni fa.

私はマリアが5年前にこの映画館に通っていたかどうかは知らない。

Non mi pare che gli antichi vivessero piu di noi.

私は昔の人達が我々より長生きしていたとは思えない。

Penso che tu avessi torto nella discussione di ieri.

私は昨日の議論では君が間違っていたと思っています。

注:マリアが5年前に一度この映画館に来たことがあるかどうかは知らない

Non so se Maria sia venuto a questo cinema cinque anni fa.

③    未来を表す時は、接続法現在か、直接法単純未来を用いる

a)    接続法には未来が無いので接続法現在が未来の働きもするわけだが、接続法を用いると可能性・不確実性などのニュアンスが強くなる。

Temo che faccia cattivo tempo domani.

私は明日天気が悪いのではないかと心配しています。

Puo darsi che Mario venga al cinema stasera.

マリオは今晩映画に来るかも知れません。

b)    直接法単純未来は接続法現在より現実性のニュアンスが強い

Credo che tu verrai questa sera.

私は君が今晩来るものと信じています。

Non penso che l’aero arrivera in ritardo.

飛行機が延着するとは思いません。

c)     接続法現在に未来の意味を持たせる為に、未来を表す副詞をつけたり、(stare per + 不定詞)「~するところである」や(dovere + 不定詞)「~するに違いない」の構文を用いることもある。

Credo che Maria venga piu tardi.

マリアはもっと遅くなってくると思います。

Credo che Maria stia per venire.

マリアは来るころだと思います。

Credo che Maria debba venire.

マリアは来るに違いないと思います。

④    従属節が非現実な過程を表す時は接続法半過去が用いられる。

Piange come se fosse un bambino.

彼はまるで子供のように泣いている。

Le voglio bene quasi fosse mia sorella.

私は彼女をまるで自分の妹のように愛している。

【2】  主節の動詞が直接法単純未来の時

①    同時性を表すならば直接法単純未来か接続法現在を用いる。

Credero che tu andrai (vada) a scuola.

私は君が学校へ行くものと信じるだろう。

Essi supporranno che io non verro (venga)

彼らは私が来ないと想像するでしょう。

②    主節の動詞より以前に完了したことを表すには接続法過去か直接法先立未来を用いる。

Credero che tu sia andato a scuola.

私は君が学校へ行ったと思うだろう。

Essi supporranno che io non sia venuto (saro venuto)

彼らは私が来なかったと想像するでしょう。

③    主節の動詞より更に未来に起こるであろうと思われる事柄を表す時は直接法単純未来が用いられる。接続法現在が用いられることはめったにない。

Credera che tu andrai a scuola l’anno prossimo.

彼は君が来年学校に行くと思うだろう。

Essi supporranno che io non verro piu tardi.

彼らは私がそれより遅くなったら来ないと想像するでしょう。

④    未来における非現実的な過程を表す時は接続法半過去が用いられる

Piangera come se fosse un bambino.

彼はまるで子供のように泣くだろう。

【3】  主節の動詞が直接法過去形(近過去・半過去・遠過去・体過去)の時

①    同時性を表すならば、接続法半過去(口語では直接法半過去)が用いられる。

Ho creduto che tu venissi al cinema.

Credevo che tu venissi al cinema.

Credetti che tu venissi al cinema.

Avevo creduto che tu venissi al cinema..

(口語では venivi al cinema)

私は君が映画に来るものと信じていました。

 


接続法 イタリア語 ついでに接続法も!

2019年08月31日 14時47分10秒 | なんじゃこりゃぁ~~~

条件法が出て来たので

ついでに、接続法も覗いてみよう。

 

文法用語は、エクセルシートではなく

ワードに保管してある

 

接続法

Modo congiuntivo

①   So che l’esame e difficile.

試験が難しいのは分かっている。

②   Credo che l’esame sia difficile.

試験は難しいと思います。

上記①のように、直接法は、疑う余地のない事実を表現する。これに対し②の接続法は、まだ完全な事実になりきっていない事柄を表す。上記のように試験が難しいのは分かっていると言えば、「試験が難しい」ということは疑う余地のない事実として受け入れられるということになる。他方、「試験は難しいと思います」と言えば、「試験が難しい」というのは単なる個人的予想であって、実際に試験を行ってみると簡単かもしれないという可能性を排除しません。

直接法が動作・状態などを、現実のもの・客観的な事実として表すのに対して、接続法は(希望・想像・疑惑)のような話者が単に頭の中で考えたことを表す。つまり、習慣的叙法といえる。

◆  接続法には、現在・過去・半過去・大過去の4つの時制があり、そのうち現在と半過去は単純時制で、過去と大過去は複合時制である。

【1】  接続法が従属節で用いられる場合

①    主節の動詞が、意見・判断・想像等を表す場合

②    主節の動詞が、意志・要求・希望などを表す場合

③    主節の動詞が、疑惑・危惧・否定形による不確実性等を表す場合

④    主節の動詞が、命令・禁止等を表す場合

⑤    主節の動詞が、感情を表すものである場合

⑥    主節の動詞が条件法で表される場合

⑦    間接疑問分である場合

【2】  主語をなす名詞節(proposizione soggettiva)

①    非人称動詞や非人称構文の後で

②    名詞節が文頭におかれる場合。

【3】  関係節(proposizione relativa)

①    相対最上級またはそれに準ずるものの後で

②    先行詞に対する話者の希望・目的を表す場合

③    主節中で否定形や疑問形におかれた語を先行詞とする場合

【4】  譲歩・条件・目的・様式・時・否定的原因・除外等を表す接続詞や接続詞句に先立たれている節(英語・フランス語の副詞節に相当するもの)や、譲歩を表す不定形容詞・不定代名詞に導かれる節・仮定・可能を表す比較の対象となる節の中で。

接続法の用法Ⅰ(目的補語節において)

【1】  意見・判断・想像 - 主節の動詞が、pensare, credere,ritenere, essere dell’opinione, giudicare, immaginare, supporre等意見・判断・想像を表す動詞であるときは、接続詞 che に導かれる充足節の中では接続法が用いられる。

Penso che abbiano ragione.

私は彼らが正しいと思う。

Riteniamo che ormai sia troppo tardi.

私たちはもはや遅すぎると考えている。

Sono dell’opinione che tu prenda troppe medicine.

私は君が薬を飲みすぎると思う。

Suppongo che Maria ti abbia dimenticato.

私はマリアが君を忘れてしまったと思う。

Immaginiamo che lui l’abbia detto per scherzo.

私たちは彼が冗談にそれを行ったのだと想像した。

(注)credere, pensare, ritenereなどの動詞の従属節中で直接法がもちいられることがあるが、これは、話者の確信の強さを表すことになる。

Credo che Lei ha ragione.(確信)

私はあなたが正しいと信じている。

Credo che Lei abbia ragione.(意見)

私はあなたが正しいのではないかと思います。

こうした直接法と接続法のニュアンスの違いの為に、直接法を用いると、時として話者の考えがおしつけがましいまでに強く出てしまう場合もある。

Penso che cio non e giusto.

それは正しくない(と思う)よ。

Penso che cio non sia giusto.

それは正しくないのではないかと思うよ。

【注】essere, certo,essere sicuroのような話者の「確信」を表す動詞や、sapereのような「認識」を表す動詞の次では直接法を用いるが、これらの動詞が否定形になれば「不確実」なこととなるので接続法をもちいなければならない。

Sono certo che suo zio abita in Francia, ma non sono sicuro che abiti a Parigi.

彼の叔父さんがフランスに住んでいることは確かなのだが、パリに住んでいるかどうかはよく知らない。(確信がない)

【2】  意志・要求・希望 - 主節の動詞が volere, desiderare, bramare, pregare, chiedere, domandare, esigere, sperare, aspettare, augurarsiなど意志・願望・要求・希望・期待を表す動詞であるときは、従属節の中では接続法が用いられる。

Voglio che voi ve ne andiate subito.

君たちにすぐに立ち去ってもらいたい。

Desidero che tutto venga chiarito.

私は全てが明白になることを望んでいる。

Pregai che la mamma restasse a casa con me.

私は母が私と一緒に家に留まってくれるように頼んだ。

Il padrone di casa esige che io paghi quattro mensili in acticipo.

家主は私が4カ月の家賃を前払いするように要求している。

Speravo tanto che tu venissi per le vacanze.

私は君が休暇を過ごしにきてくれるようにと大いに望んでいたのに。

Mi auguro che tu guarisca presto.

私は君が早くよくなるように祈っています。

【3】  疑惑・危惧・否定形による不確実性 ‐主節の動詞がdubitare, sospettare, temere, avere paura, non essere sicuro (certo), non sapereのように疑惑・危惧・否定を表す動詞、つまり不確実なものを表す動詞であるときは、従属節の中で接続法が用いられる。

Il professore duvitava che tu lo avessi capito.

先生は君が理解したということを疑っている。

Temo che domani piova.

明日雨が降るのではないかしら。

Ho paura che sia troppo tardi.

遅くなりすぎたのではないかと心配です。

Non so se sia arrivato.

彼が着いたかどうか知りません。

Non sono certo che lui sappia questa notizia.

私は彼がこの知らせを知っているのかどうか自信が無い。

【注】主節が否定形でも、従属節が明白な事実を述べているならば直接法を用いなければならない。

Non sapevo che essi erano gia arrivati.

私は彼らが既に到着していたのを知らなかった。

【4】  命令・禁止 - 主節の動詞がordinare, comandare, proibire, vietareなど命令・禁止を表す動詞及び命令法の動詞に先行されているときは、従属節の中では接続法が用いられている。これは、「~するように」、「~しないように」命令または禁止することを意味する。

Il capitano ordino che gli abitanti sgombrassero il paese.

大尉は住民が村を立ち退くように命じた。

La legge proibisce che i minorenni fumino.

法律は未成年者が喫煙することを禁じている。

Di’ all’autista che ritorni fra un’ora.

運転手に1時間したら戻るように言ってくれ。

Fate che la cena sia pronta per le sei.

夕食が6時に準備できているようにしてくれたまえ。

【5】  感情 - 主節が喜び・後悔・残念・驚き・羞恥・心配・不平・苦悩等を表す場合。Avere piacere, sentirse soddisfatto, essere contento (lieto/felice), pentirsi, dolersi, rammaricarsi, avere dispiacere, essere spiacente (dolente), meravigliarsi, stupirsi, sorprendersi, essere meravgliato (stupito, sorpreso), vergognarsi, temere, avere paura, lamentarsi, lagnarsi, sentirsi, deluso, soffrireなどの動詞や動詞句に導かれる従属節の中では接続法が用いられる。

Sono contento che tu mi abbia capito.

私は君が私の言うことを分かってくれて満足だ。

Sono spiacente che siate arrivati in ritardo.

私は君たちが遅くついたことを残念に思います。

Ci stupimmo che essi non ci avessero aspettato.

私たちは彼らが私たちを待っていなかったのに驚いた。

Mi vergogno che mio figlio abbia commesso tale errore.

私は息子がそのような過ちを犯したことを恥ずかしく思います。

Temevo che non smettesse di piovere.

雨が止まないのではないかと心配しました。

Soffro che tu sia cosi disperato.

私は君がこんなに悲嘆にくれているのに心が痛む。

【6】  主節の動詞が条件法で表されている場合は、従属節の中では接続法半過去または大過去が用いられる。

主節の条件法現在は、現在の時点に発った考えを述べ、条件法過去は、過去の時点に考えを述べる。条件法の動詞は、現在時制ならば「(もし~ならば)~でしょうに」、過去時制ならば、「(もし~だったら)~だったでしょうに」のように、ある仮定の条件における結論を表すニュアンスをもつ。このため、従属節は現実のことではなく、想像される、現在・過去の動作や状態を述べることになる。

Desidererei che lui agisse per interesse.

私は彼が利益の為に行動しているのだと望みたいのですが、

Desidererei che lui avesse agito per interesse.

私は彼が利益の為に行動したのだと望みたいのですが、

Avrei desiderato che lui avesse agito per interesse.

私は彼が利益のために行動したのだと望んだでしょうに。

【注】主節に断定保留のために条件法現在が用いられるときは、従属節の中では接続法現在が用いられる。

Direi che tutto vada meglio.

全ては前よりうまくいっていると申し上げておきます。

Penserei che il problema sia stato risoluto.

私はもう問題は片付いたと考えるのですが

【7】  間接疑問節 - 不確実な事を表す間接疑問節のなかではよく接続法が用いられる。

Non so se tu abbia capito tutto.

私は君が全て分かったのかどうか知らない。

Non raccontare a nessuno come ti sia venuta questa idea.

どうやってその考えが浮かんだのか誰にも話すなよ。

Il babbo mi mise la mano sul capo domdandandomi cosa io facessi dietro l’uscio.

父は私がドアの後ろで何をしていたのか尋ねながら私の頭に手を置いた。

Non sapeva neppure da che porta s’uscisse per andare a quel paese.

彼は人がその村に行くのにどの城門から出て行くのかも知らなかった。

 

接続法の用法 Ⅱ(主語節)

【1】  非人称動詞・非人称構文 - 必用・偶然の事態・疑惑・」可能・感情等を表す非人称動詞や非人称構文・非人称的受動態に続く節においては、接続法を用いる。この場合、あとに続く節は意味上の主語をなしている。

①     必用・相対的必用

Bisognare, occorrere, convenire, importare, essere necessario (conveniente, indispensabile, preferibile, opportuno, importante, naturale, bene, meglio, giusto)等の後

Bisogna che Mario parta subito.

マリオはすぐに出発する必要がある。

Occorre che tu gliene parli.

君は彼にそのことを話す必要がある。

E necessario che voi rifacciate tutto da capo.

君たちは全てを最初からやり直す必要がある。

E meglio che Lei abbandoni quel progetto.

あなたはあの計画をやめた方が良い。

E giusto che quel funzionario corrotto sia stato destituito dal suo incarico.

あの汚職官吏が職務から外されたのは正しい。

Che m’importa che egli acconsenta o no?

彼が同意しようとしまいと私には何の関係があるのだい?

②    偶然の事態・疑惑・可能

Accadere, succedere, avvenire,capitare, potersi dare, essere possibile (impossibile, probabile, raro), sembrare, parere等の後

Avveiene di raro che gli incostanti conseguano dei buoni risultati.

気まぐれ者が良い結果を得るようなことは稀である。

Capita anche che i piu ricchi siano i piu infelici.

一番金持ちのものが一番不幸なことだってあり得る。

Puo darsi che la conferenza non abbia luogo.

もしかすると会議は開かれないかもしれない。

Non e possibile che egli ti abbia detto cosi.

彼が君にそう言ったなんてあり得ないことだ。

E probabile che venga rieletto quel presidente.

多分あの社長が再選されるだろう。

Mi sembra che voglio piovere.

私には雨が降りそうに思えます。

Ci sembrava che tutto andasse bene.

私たちには全てがうまくいくように思えた。

【注】① accadere, avvenire, capitareの後で確実な事であれば直接法も用いられる。

Accade spesso che gli uomini dimenticano (dimentichino) le buone usanze.

人々はしばしば良い習慣を忘れることがある。

【注】② sembrare, parereの後ろの接続詞、cheが省略されることがある。意味の等しい次の文例を比較してみるとよい。

  1. 1.   Sembra che questo libro sia interessante.
  2. 2.   Questo libro sembra che sia interessante.
  3. 3.   Questo libro sembra sia interessante.

(この本は面白そうだ)

1.の分が一番普通であり、2.の分では、questo libroが強調されており、3.の文はあまり普通ではないが、cheを省くことによって文に軽快なニュアンスを与えている。

③    感情

Dispiacere, rincrescere, dolere, essere un peccato, essere meraviglioso (mirabile, stupendo, sorprendente, straordinario, strano)等の後

Mi dispiace che tu abbia perso quel treno.

君があの列車に乗り遅れたとは気の毒です。

Ci rincresce che Lei non possa trattenersi piu a lungo.

あなたがもっと長くおられないのは私たちにとって残念です。

Mi duole che tua madre sia malata.

君のお母さんがご病気とはお気の毒です。

Che peccato che Lei non abbia potuto sentire quel tenore!

あなたがあのテノールを聞けなかったのは惜しかった。

E straordinario che tu abbia superato quel concorso difficile.

君があの難しい公開試験に合格したことは素晴らしいことだ。

④    非人称的受動態

Si dice, si narra, si crede, si speraのような形の後で。

Si dice che egli corra un gran pericolo.

彼は非常に大きな危険を冒しているということだ。

Si spera che questo anno ci sia una buona raccolta di grano.

今年は小麦の収穫が良いと期待されている。

【注】si dice, si credeの後の節の内容が確実な時は直接法がも散られる。

Si dice che tu hai rubato.(確実)

君が盗んだということだ。

Si dice che tu abbia rubato.(不確実)

君が盗んだらしいということだ。

 

【2】  主語となる名詞節―cheに先立たれて名詞節が文頭に主語として置かれるときは、その中では常に接続法が用いられる。

Che tu sia pigro e sconveniente.

君が怠け者であることは具合が悪い。

Che vi andiate oggi o domani e lo stesso.

君たちがそこに今日行こうが明日行こうが同じことだ。

Che Omero fosse cieco e noto a tutti.

ホーマーが盲目であったことは皆に知られている。

 

 


条件法 イタリア語 フランス語と比較してみて!

2019年08月31日 14時35分55秒 | なんじゃこりゃぁ~~~

イタリア語の条件法をもう一度覗いてみよう

フランス語と比較してみると面白いよ!

 

条 件 法

Modo condizionale

条件法は、ある動作・状態が事実に反する(または反するかもしれぬ)仮定条件のもとで、起こり得るか起こり得たであろうことを示す叙法である。つまり、接続詞 se 「もし」に始まる節で表されるもの「もし~ならば(であったならば)」という仮定条件のもとで、「~したであろうに(であったろうに)」の帰結節(主節)を作る叙法である。

条件法という名称は、応々にして初学者に仮定文における条件節を表すものと誤解を招くが、条件法の本来の用法は仮定文の帰結節を表すことにあり、条件節(従属節)に用いられることは絶対にない。このほかのいろいろな用法も、仮定文の用法から生まれたものが多いと言えよう。

 

仮定文 periodo ipotetico

仮定文は、ある仮定条件を設定する条件節(protasi)と、その条件のもとで起こり得るか起こり得たであろうことを表す帰結節(apodosi)によって構成される。普通、条件節は接続詞seに先行され、動詞は接続法半過去または大過去で表され、帰結節の動詞は条件法現在又は過去によって表される。

 

【1】  現在又は未来において起こるかもしれえぬ仮定を設定する場合

①    その結果が現在か未来に起こり得ることを表すならば、

se + 接続法半過去(条件節)、条件法現在(帰結節)を用いる

Se tu decidessi di andare, faresti ancora in tempo.

もし、今君が行こうと決心するならば、まだ間に合うだろに。

Se gli scrivessimo, ci risponderebbe.

私たちが手紙を書くならば、彼は私たちに返事をくれるだろう。

Se piovesse domani, non uscirei di casa.

万一明日雨が降れば、私は家を出ないでしょう。

②    その結果が、現在までに起こったかあるいは未来の時点までに起こるかもしれないならば、つまり仮定を設定した現在までに完了しているか未来のある時点までに完了するであろうことを表すならば、

Se + 接続法半過去、条件法過去 を用いる。

Se lui fosse una persona generosa, ti avrebbe gia aiutato.

もし彼が心のゆとりのある人ならば、君をもう助けてくれるだろうに。

Se Maria non arrivasse adesso, avrei aspettato invano tutto questo tempo.

もし、マリアがいまやって来ないならば、私はこうし時間を全てむなしく待っていたことになるだろう。

Se lui un giorno non ti volesse sposare, avresti tutti gli anni che sarai stata con lui. (che sei stata con lui も使用)

万一彼がいつの日か君と結婚しようとしないならば、君は彼と一緒にいたそれまでの年月を全て無駄にしてしまうことになるだろうに。

【2】  現在の事実の反対を表すならば、 

se + 接続法半過去条件法現在を用いる。

Se fossi ricco, ti compreri subito un anello di brillanti.

もし僕が金持ちならば、君に直ぐダイヤの指輪を買ってあげるのだが。

Se non abitaste cosi lontano, verrei spesso da voi.

もし君たちがこんなに遠くに住んでいなければ、君たちをしばしば訪れるのに。

Se l’asse della terra non fosse inclinato, non avremmo le stagioni.

もし地球の軸が傾いていないとしたら、私たちは季節を持たないだろう。

 

【3】  過去の事実の反対を表す場合

①    その結果が過去で終わっているならば

Se + 接続法大過去、条件法過去 を用いる

Se fassimo arrivati al porto due ora prima, averemmo potuto vedere la partenza di quel transatlantico.

もし私たちが2時間前に港に着いていたら、あおの大型客船の出港を見ることができたでしょうに。

Se avessi avuto piu pazienza, ci saresti riuscito.

君がもっと忍耐強かったなら、それに成功しただろうに。

Se avessi conosciuto Maria, l’avrei sposata.

もしマリアを知っていたなら、彼女と結婚していただろうに。

②    その結果が現在まで続いているならば、

Se + 接続法大過去、条件法現在 を用いる。

Se allora non avesse sperperato il patrimonio, ora non avrebbe problemi economici.

もしあの時財産を使い果たしていなかったら、彼はいま経済的に困っていないだろうに。

Se aveste studiato di piu, parlereste meglio italiano.

君たちがもっと勉強していたら、もっと上手にイタリア語を話せるだろうに。

Susanna, tu ti troveresti la a quest’ora, se non avessi perduto il rapido di questa mattina.

スザンナ、もし今朝の特急に乗り遅れていなかったら、君は今頃むこうにいるだろうにね。

 

条件法のいろいろな用法

【1】  語調の緩和

Vorrei chiedereLe un favore.

あなたにお願いしたいことがあるのですが。

Potrebbe prestarmi quel libro?

あの本を私に貸して頂けますか?

Io direi che le cose sono andate diversamente da come voi dite.

物事はあなた方がおっしゃるのとは違った風に進んだと言わせて頂きたいのですが。

【2】  現在や未来の可能性

「ひょっとして~かもしれない」「~だろうに」のように、現在や未来の可能性・不可能性・水量を表すのに用いられる。

Questo potrebbe darsi/

それはあり得るかもしれない。

Sarebbe impossibile contare le stelle del cielo.

空の星を数えるのは不可能だろうに。

【3】  推測の表現

伝聞や報道されたことなど、真実性を確認できず、述べられることに全面的な責任を持てない時に用いる。

「~だそうだ・~らしい」の意味になる

Secondo la stampa, il viaggio del Presidente del Consiglio non avrebbe raggiunto gli obiettivi prefissi.

報道によると、首相の旅行は予定の目標を達成しなかったらしい。

Le truppo regolari avrebbero invaso il paese.

正規軍がその国を侵攻したらしい。

Secondo voci non sicure, la delegazione dovrebbe partire domani.

確実でない噂では、派遣団は明日出発するそうです。

【4】  反意的な表現

Mentreなどの接続詞で始まる範囲節において、「本来なら~だろうに(実際はそうではない)」の意味を表すのに用いられる。主節の動詞が直接法現在ならば条件法現在、直接法の過去形ならば、条件法過去形が用いられる。この用法も「本来ならば~」のように条件節が省略されているものと考えられる。

Si afftatica molto, mentre dorebbe riosarsi.

彼は本来ならば休息すべきであろうに大いに苦労している。

Si affaticava molto, mentre avrebbe dovuto risposarsi.

Si e affaticato molto, mentre avrebbe dovuto risposarsi.

彼は本来ならば休息すべきであったのに大いに苦労した。

【5】  感情的用法

疑問分や感嘆文で普通とは違った強い関心、憤慨、皮肉等の感情を表すために用いられる。

E questo che cosa vorebbe dire?

それで、これはいったいどういうことですか?

E sarebbe forse lui il mio vincitore?

彼が多分私に勝つですって?

Non si direbbe!  そんなこと言うべきではないのに!

【6】  条件法過去は「過去における未来」を表す-従属節中において、主節の動詞より後で起こるかもしれないことを表すのに用いられる。

Ci e stato detto che avresti pagato tutto.

私たちは君が全部払うだろうと言われたのです。

Eravamo certi che avreste parlato.

私たちは君たちが話すだろうと信じていました。

Ci dissero che Maria sarebbe arrivato presto.

マリアが早く着くだろうと私たちは言われました。

 

不定詞が、-care,-gare,-ciare,-sciare,-giareで終わる動詞の条件法現在は、直接法未来と同様、語幹に変更を加えること

Mancare  mancherei  mancheresti  mancherebbe

Pgare    pagherei  pagheresti pagherebbe

Baciare   bacerei  baceresti bacerebbe

Lasciare  lascerei lasceresti lascerebbe

Mangiare  mangerei mangeresti mangerebbe

 

Cosa farsti al mio posto?

君が僕の立場だったらどうする?

Farei qualsiasi cosa per aiutarlo.

彼を助けるためなら私はどんなことでもするでしょう。

Io non posso accettare une tale proposta. Lei l’accetterebbe?

私はそんな提案を受け入れることはできません。あなただったら受入れることができますか?

E una riunione importante. Altrimenti non vi parteciperei.

それは重要な会議です。さもなければ私はそれに参加しないでしょう。

Secondo i giornali, il primo ministro vorrebbe dare le dimissioni.

新聞によると,首相は辞任の意向らしい。

Vorrei prendere un caffe.

コーヒーを飲みたいのですか?

Scusi, potrebbe chiudere la finestra?

すみませんが、窓を閉めて頂けませんか?

Mi daresti un passaggio fino alla stazione?

駅まで乗せて行ってくれませんか?

(dare un passaggio a + 人「誰かを同乗させる」

Dovreste studiare di piu.

君たちはもっと勉強しなくてはならないだろう。

Direi che ti stai sbagliando.

どうやら君は間違っていると私は思う。

Bisognerebbe avvisarlo prima.

前もって彼に知らせるべきでしょう。

Ne sarei io responsabile?

それは私の責任ですって?

Chi crederebbe mai a queste bugie?

こんな嘘をいったいだれが信じたりするんだろう?

 

条件法過去

条件法過去の用法

基本的な用法は条件法現在と共通しているが、条件法現在が、現在・未来の事柄を扱うのに対し、条件法過去は過去の事柄を扱う。

1)          ある条件下で、過去において起こり得た(実際には起こらなかった)動作・状態を表す

Per lei avrei fatto qualsiasi cosa.

彼女のためなら私はどんなこともしただろうに。

Io non ci sono voluto andare. Tu ci saresti andato?

ぼくはそこに行きたくなかった。君だったらそこに行った?

Senza il tuo aiuto non saremmo mai riusciti a trovare alcuna soluzione.

君の助けが無かったら、我々はどんな解決策も決して見つけられなかっただろう。

Con quel rapido sareste arrivati in tempo.

あの特急に乗ればあなた方は間に合っていたでしょうに。

2)          伝聞・推測等に基づく、不確かな過去の事柄を表す。

Secondo il telegiornale, i prezzi sarebbero aumentati del 5%.

テレビニュースによると、物価は5%上昇したらしい。

3)          過去の事柄に関して、希望、要求、意見等の語気緩和に用いられる。

Avrei voluto terminare il lavoro oggi, ma non ce l’ho fatta.

その仕事を今日終えたかったのですが、できませんでした。

Avreste devuto spiegarcelo prima.

君たちは前もってそれを我々に説明すべきだったでしょうに。

Sarebbe stato meglio conservare quei documenti.

それらの記録を保存しておいた方がよかったでしょうに。

4)          疑問文や感嘆文で、過去の仮定的事実に対する驚き・憤慨・皮肉等の感情を表す。

Ma come, avrei dovuto confessargli tutto?

何だって、僕が何もかも白状すべきだったって?

5)          過去のある時点から見た未来の事柄を表す。

Mi ha detto che avrebbe dato l’esame in ottobre.

彼は私に、自分は10月に試験を受けるだろうと言った。

Maroco disse che sarebbe ritornato in un paio di giorni.

マルコは、2,2日で戻るつもりだと言った。

 


条件法 フランス語 ちょっと一休み!

2019年08月31日 14時19分11秒 | なんじゃこりゃぁ~~~

ちょっと一休みして

フランス語の文法を覗いてみようか。

比較の為に、次にイタリア語の

条件法も覗いてみよう!

 

 

 

条件法 mode conditionnel

条件法には2つの側面がある。すなわち「時制としての条件法」と、ある条件のもとに想定される可能性または非現実的事象を表す「法としての条件法」である。 

□ 時制としての条件法(conditionnel temporal

◆過去における未来(未来完了)を表す条件法

典型的な例

Je croyais qu’il partirait (serait parti) le lendemain.

私は彼がその翌日には出発するだろう(出発しているだろう)と思っていた。

直接法半過去形の「過去における現在」を表す用法、直接法大過去の「過去における過去」を表す用法と同列のものだから、条件法とは名ばかりで、直接法の一部とみなしてよい。

要するに、主節が過去時制で書かれていて、その過去n時点からみて未来に属する事象を述べる時に用いられ、条件法現在の場合は単なる未来を、同過去形の場合は未来完了を表す、

Au tremblement persistant des mains accroches au verre, la patronne comprit qu’elle n’aurait pas si vite l’explivation qu’elle desirait, que celle-ci vindrait d’elle-meme, une fois cet emoi passe.

グラスを握りしめている両手がいつまでも震え止まないのをみて、おかみは、自分が望んでいる説明はそう直ぐに得られそうにもないが、いったんこの興奮状態が過ぎてしまえば、問わず語りに説明して貰えるだろう、と悟った。

 

□  法としての条件法(conditionnel modal

叙法としての条件法の機能は、その名称の示す通り、

ある条件のもとに想定される可能的または非現実的命題を述べることに始まり、

そのほか多種多様なニュアンスの表現に及ぶ。

事実を事実として提出する直接法とはかなり異なる。

◆条件文(仮定文)の帰結節中で用いられる条件法

1】条件節がある場合

Si + 直接法半過去形(条件節)、条件法現在形(帰結節)

Si + 直接法大過去形(条件節)、条件法過去形(帰結節)

S’il faisait beau aujourd’hui, je sortirais.

今日天気がよければ外出するのだが。

S’il avait fait beau hier, je serais sorti.

昨日天気が良かったら外出していたはずなのだが。

注: si + 直接法半過去、条件法過去形

   Si + 直接法大過去形、条件法現在形

   の組み合わせもあり得る。

S’il etait malada, il l’aurait di.

病気なら、とっくにそうだと言っているはずさ。

Je serais millionnaire, si j’avais suivi vos conseils.

あの時あなたの忠告に従っていたら、今頃は百万長者になっているはずなのですが

 

Dans l’etat ou j’etais, si l’on etait venu m’annoncer que je pouvais rentrer tranquillement chez moi, qu’on me laissait la vie sauve, ca m’aurait liasse froid.

その時私の状態では、誰かがやってきて、無事に我が家に帰れる、命は助けてやるぞと告げてくれても、私は何の感度も受けなかったことだろう。

 

条件法の特殊な用法

不確実な伝聞(新聞記事など)

Le gouvernement refuserait d’accepter ces conditions.

政府はこれらの条件の受諾を拒否するもよう。

Un accident aurait eu lieu ce matin.

今朝、事故が発生したとのことだ

 

Je ne peux pas partir. 私は出発できない。

Je peux ne pas partir. 私は出発しなくてもよい。

 

Nous devions l’emmener avec nous, mais il est tombe malade.

彼を連れていくはずだったが、病気になってしまった。

 

Je laisse lire ces magazines par les (aux) enfants.

Je laisse les enfants lire ces magazines.

子供たちにそれらの雑誌を読ませておく。

 

Le magasin restera ouvert en aout.

店は8月も開いている筈だ。

Sans gene 遠慮なしに  pour memoire 忘れないように

Cette question a ete etudiee independamment de l’autre.

この問題はもう一方の問題とは個別に検討された。

この金額ならちょうど自転車が買える。

On peut tout juste acheter une bicyclette avec cette somme.

Avec cette somme, on peut tout juste acheter une bicyclette.

On peut tout juste, avec cette somme, acheter une bicyclette.

On peut tout juste achter, avec cette somme, une bicyclette.

Chacun(e)

Chacun pense a soi. 誰しも自分の事を考えるものだ。

Chacune d’elles a refuse. 彼女たちはだれもかれも断った。

 

Tel est mon avis, un autre vous conseilerait peut-etre mieux.

これが僕の意見だ。他の人ならもっとよい忠告を君にできるかもしれないが。。。

 

Je suis fache que vous ne m’ayez pas prevenu.

私に前もって知らせて下さらなかったことを遺憾に思います。

 

Cela m’etonne, qu’il ne m’en ait pas parle.

彼がその話をしなかったのは意外だ

Ce qui m’etonne, c’est qu’il ne m’en ait pas parle.

意外なのは、彼がその話をしなかったことだ。

 

接続法  

~するまえ

Avant que, en attendant que, jusqu’a ce que (~するまで)

Je resterai jusqu’a ce que tout le monde s’en aille.

皆が立ち去るまで残っています。

 

Je n’ai pas lu ce livre, non que je le crois sans interet, mais faute de temps. その本を読まなかったのは、つまらないからと思ったのではなく、暇がなかったからだ。

 

Je n’ai plus d’argent, de sorte que je ne peux pas vous payer.

もうお金がないので、あなたにお支払いできません。

 

接続法をとる

目的 pour que, afin que, de peur que, de crainte que

Il m’a appele pour que je l’aide.

手伝わせようとして彼は私を呼んだ。

Il m’a ecrit de peur que je ne vienne moi-meme m’informer.

彼は私が直接事情を聴きに来ることを恐れて、手紙を書いてきた。

 

Enleve ton mainteau, que nous causions plus a l’aise.

コートをお脱ぎなさい。落ち着いておしゃべりがしたいから。

 

仮定・条件

Si + 直・現

Si j’ai le temps, je t’aiderai. ひまがあれば手伝うのだが。

S’il vint me voir, dites-lui que je reviendrai vers 5 heurs.

もし彼が会いに来たら、5時ころ戻ると言って下さい。

Siが仮定を離れて事実を表す場合

Si je ne le fais pas, c’est que je n’en ai pas envie.

それをしないのは、したくないからだ。

Si je ne l’ai fait pas, c’est que je n’en avais pas envie.

それをしたくなかったのは、したくなかったからだ。

S’il venait, mous parlions de livres. (si=chaque fois que)

彼が来ると、私たちはいつも本の話をするのだった。

Si + 直・半過去

Si j’avais le temps, je t’aiderais.

暇があれば手伝ってあげるのだが(実際にはそれができない)

Si tu m’aimais, tu m’aurais dit la verite.

あなたが私を愛しているなら真実を言ってくれた筈です。

Si + 直・大過去

Si j’avais eu le temps, je t’aurais aide.

暇があったら手伝ってあげたのだが。

 

Si独立 願望・勧誘などのニュアンスを示す

Si j’allais gagner le prix. もし賞がとれたら

Si j’avais su ! もし分かっていたら

Si vous vouliezb vous asseoir ? お掛けになったら?

 

 

 


フランス語 法律用語 経験はただでは...

2019年08月31日 14時03分43秒 | なんじゃこりゃぁ~~~

Experience is one thing you can’t get for nothing.

Oscar Wilde (オスカー・ワイルド) 

経験はただで手に入らないものだ。

 

jonction   des délits assimilés 包括一罪
conspiration 謀議
complot 謀議
droit de défense 防御権
violences 暴行
brutalités  暴行
coups et blessures 暴行
aide (dans un crime) 幇助(ほうじょ)
complicité accessoire dans un   crime 幇助犯
personne juridique 法人
banc réservé aux auditeurs 傍聴席
auditeur, auditoire 傍聴人
cour 法廷
salle du tribunal 法廷
peine prescrite par la loi 法定刑
peine fixée par la loi 法定刑
représentant légal 法定代理人
garantie d'une procédure   conforme à la loi 法廷手続きの保障
déclaration préliminaire 冒頭陳述
ignorance de la loi 法の不和
principe d'égalité devant la   loi 法の下の平等
erreur de moyen (aberration   ictus) 方法の錯誤
loi, droit; code, législation 法律
erreur judiciaire 法律の錯誤
lois et ordonnances 法令
sursis avec probation 保護観察
sursis avec contrôle   judiciaire (surveillance) 保護観察
mise en liberté surveillée 保護観察
mise en liberté sous   surveillance 保護観察
mise en liberté sous contôle   judiciaire 保護観察
intérêts protégés par la loi 保護法益
adjoint de l'accusé 補佐人
mise en liberté provisoire   sous caution 保釈
révocation de la mise en   liberté provisoire sous caution 保釈取消
cautionnement en espèces 保釈保証金
confisquer 没収する
détecteur de mensonges(test) ポリグラフ
domicile légal 本籍
état-civil 本籍
stupéiants (drogues,   norcotiques) 麻薬
marijuana マリファナ
détention préventive,   détention 未決勾留
tentative 未遂
mineur 未成年者
volontaire, (homicide)   volontaire (dolus eventualis) 未必の故意
réclusion à perpétuité 無期懲役
réclusion criminelle à   perpétuite 無期懲役
non coupable 無罪
acquittement 無罪
présomption d'innocence 無罪の推定
grièverie 無銭飲食
voyage sans billet 無賃乗車
utiliser un moyen de   transport(train, bus) sans billet 無賃乗車
incapable(personne inapte à   jouir d'un droit ou à le posséder) 無能力者
ébriété 酩酊
ordre, commandement,   injonction, mandat 命令
non-lieu par le jugement 免訴
droit de garder le silence 黙秘権
réclusion pour une durée   limitée 有期懲役
reclusion criminelle à temps 有期懲役
culpabilité 有罪
question tendancieuse 誘導尋問
autres délits non-poursuivis 余罪
absence de préjudice (éviter   de juger au préalable) 予断排除
préparation du crime 予備
préparation du délit 予備
deuxième chef d'accusation 予備的訴因
sujet d'une preuve 立証趣旨
établir,prouver, démontrer 立証する
jugement simplifié 略式命令
maison d'arrêt  (de dépôt) 留置所
jugement, peine jugée 量刑
peine injuste 量刑不当
reçu, récépissé, accquit 領収書
récépissé concernant les   pièces à conviction 領置調書
clause, stipulation de   "confusion des peines"  両罰規定
inspection sur les lieux,   visite domiciliaire, transport (sur les lieux) 臨検
examen clinique 臨床尋問
interrogation de malade dans   un hôpital 臨床尋問
interprétation utilisant des   analogies 類推解釈
récidive 累犯
mandat; acte judiciaire 令状
détention dans un   atelier  労役場留置
réquisitoire(du ministère publique, du Procureur, plaidoyer réquisitorial 論告