ブッダの供養
神がブッダを供養する為に天から音楽や花やお香をふらせた
しかしブッダは自分の弟子達にはそれを望んでいない
ブッダが一生をかけて書き残した教えに従ってこれからもずっと修行していく事が供養
人を救う事に人生をかけたブッダを供養するということはその教えを尊重するということ
死ぬという事はその人が一生かけてやってきたことを周りの人がどう評価するか
死ぬ時に供養をしてもらえる様な人生をしてきたかが問われる
死ぬという事を忘れて暮らしているが、毎日毎日が死に向かっての積み重ね
「死」は人生の総決算
自分がしてきた事を後の人達が継いでいてくれれば良い生であり良い死
葬式は死のセレモニーではなく、その人の人生の総決算として受け止める
「お通夜」の意味
知人達が集まって故人の事を話し合う
みんながそれぞれ持っていた故人の断片的なやってきた事柄が集合してその人の人生がよみがえる
その人がやった事言った事が残された人達の心に残っていく
それが本当の供養
サンガの中に年功序列を導入
能力主義にすると権力闘争が起きるのでそれを避けるため
この序列はサンガの運営の便宜上の為 個人の資質は関係ない
年功序列にすれば誰もが最後はトップになるので上にあがる意味はない
悟りへの道涅槃への道は煩悩を消す方法 それは不変
悟りを促す組織であるサンガの運営ルールは状況に応じて変えて良い
世の中、ありとあらゆるものは変わる それには対応する必要がある
本来変えるべき些細な事にこだわっておかしな事になりやすい
本来変えるべき事をむりやり変えようと諸行無常で流れされていくと本質が変質してしまう
どこが定点かをしっかり理解する
変えてはいけない物は何か、変えて良い物は何かをきちんと理解する
その法律はどのような目的で設定されているか一番下の土台から積み上げて考える事
ブッダ最期の言葉
「もろもろのことがらは過ぎ去っていく おこたることなく修行を完成せよ」
人間として生まれ、ブッダに出会ったのだからそのチャンスを無駄にすることなく
諸行無常の中で一生懸命修行せよ
ブッダの遺言として組織運営を学ぶ それが2500年続いている
ブッダが生の総決算として向かっていく死について語った
それを受け取る弟子達の姿も語られている
死について向かう自分のあり方を学べるし
死んでいく人達を私達がどのように送るかも学べる
故人が積み重ねてきたものを評価する責任がある
それが人の死を悼む
生き方を考える時間が大切
外からのつまらない価値観に翻弄されるのではなく
自分の価値観で今の自分と死んだ後の事を予想するのが大事
仏教は普通の生活の中で悟りまで行くにはどうしたらいいかを語っている
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