法の鏡 (ブッダ亡き後の激励の言葉)
ブッダに対して清らかな信頼の気持ちを起こしているか
ブッダの教えに対して清らかな信頼の気持ちを起こしているか
仏教組織であるサンガに対して清らかな信頼の気持ちを起こしているか
最高に優れた規律を身に着けているか
これだけの事をやっていれば必ず涅槃に入れる
師匠が免許皆伝を出すとサンガの中に権力構造が生まれる
権力をめぐっていろんな争い事や欲望が起こる
それを避ける為に自分で自分を判断するという原則
外からの情報をシャットアウトして自分を見つめる時間が大切
情報が入ると集中できず、正しいものの見方ができない
ブッダの平等主義
カースト制度を否定する形で仏教は生まれた
仏教の平等主義は平等に苦しいという意味
生き物として生まれている事自体が苦しみ
年を取って病気で死ぬという現象から絶対に離れる事ができない
生老病死 生きている事が苦しみの原因
布施をする
律に基づいて正しい生活をする僧達に対して
一般人が立派な僧だと思い布施をする
説得力がある位正しい生き方をしている
良く生きている事に対してのお布施なので違う事に使えば裏切り
「島」として生きよ
「島=灯明」を拠り所として生きる
苦しみの中ですがるのが島(灯明)
自灯明法灯明
道しるべは一つは自分、もう一つは法(ブッダの教え)
自分だけを拠り所にすれば自分勝手
ブッダの教えだけを拠り所にすれば狂信的になる
教えに沿って自分で努力する
ブッダは人間
一番価値があるのは人間そのものではなく
その人が見つけてくれた教え
四念処
身=肉体
受=外界からの刺激に対する感受作用
心=我々の心
法=この世の全ての存在要素
これらに対する間違った見方をしていると自分に対する執着が強くなり苦しみが生まれる
身 かけがいのない素晴らしい美しい肉体
肉体は老いによって変化していくもの
受 世の中は楽しい事ばかり
楽しい事は減っていく
心 生まれてから死ぬまで1つの心で続いている
一瞬一瞬で全部移り変わっていく
法 全ての存在要素の中に自分も含まれている
自分はいろんな要素のただの集合体
これらが修行の第一歩
仏教はあくまでも生きている事に苦しみを感じた人を受け入れる宗教
その人達が受け入れると楽になれる思想が四念処
仏教は心の病院 病気になった人に門戸を開いている
助けてもらえる場所がある事を知っているのが安らぎにもなる
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