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心に留めておきたい日々の出来事

ETV 100分de名著 アラン幸福論 【第3回】

2012-01-14 | ETV 100分de名著

教育テレビ『100分de名著』を見て、心に留めておきたい言葉を書いておきます。

人間関係の負の連鎖から脱するには礼儀正しさ
礼儀正しさはダンスのようなもの。
堅くなったり、独りよがりにならず相手も自分も穏やかに自然体でいられる事。

無駄のない洗練された動きが大事。
自分の感情をコントロールした上で人と付き合う。
相手に合わせていく。形式に込められた心が大事。
人間関係の距離感を微調整していく。

礼儀 politesse   →  しなやか・自分

       ↓        

自然な物腰・処世術・生活の知恵
          
         習 慣

礼節を訓練によって自然なものに変えていく。
礼儀(社会や他人との接点)と幸福は表裏一体。

自分自身に対する礼儀
無作法な人間は一人でいるときでもやはり無作法である。(自分を大切にしない)
ほんのわずかな動きにも過剰に力を入れてしまう。
こわばった情念と臆病という自己恐怖が感じられる。

幸福でない人がいたら
相手への憐れみや同情は不幸や悲しみを増幅させる。
悲しんではなるまい。期待を持つべきなのだ。
人は自分の持っている希望にしか、人にはやれないものだ。
自分のなり行きを信じ、未来を明るく考え生命が勝利すると信じなければならないのだろう。
彼に与える必要があるのは、この生命の力だ。

無関心であれというのではない。そうではなくて快活な友情を示すことだ。
誰も人に憐れみを引き起こさせることは好まない。
もし自分がいても健康な人間のよろこびを消し去りはしないということが
わかれば、彼はたちまち立ち直り元気が出る。
信頼こそすばらしい妙薬である。

自然の力で信頼や快活さ友情、希望の方に導かれるはず。
自分の快活さが伝わっていくようにする。
自分の不幸を他人に話さない。
他人に言われた悪口を気にしない。
他人を束縛しない。

自分を大切にしないと他人に与えることはできない。

人と人との関わりはお天気まかせのようなものではなく、
自分達の手で美味しく育てる果実のようなもの。

人はお金儲けや商売のためには努力をするのに自分の家の中の
幸福のために努力をしていない。

自分の事を考えるな。遠くを見よ。
間近の小さな出来事に囚われず、視線を水平線の合わせてみてはどうだろう。
憂鬱な人は物事を読みすぎる。

人間関係の中で相手に期待しうる唯一のこと、それはお互いの本性を認め
相手が自分自身であり続けるのを求めることだけである。
その人があるがままの姿であるのを望むこと、それが真実の愛である。

自分を律しなければ幸福な人間関係は築けない。



2 コメント

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お久し振りでございます~ (MewDearMammy)
2012-01-17 23:25:09
もーめちゃめちゃな生活で
幸福論!!ありがたかったです!(^^)!
元気になりました^m^
なんだかお腹も空いちゃって
カップ麺食べて寝ます~
サー明日もお仕事頑張れそうです!!
ありがとうございました!!
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コメントありがとうございます (うるる)
2012-01-18 17:38:08
MewDearMammyさん
毎日お忙しくて大変ですね。
くれぐれもお体を大切にして下さいね。
私はMewDearMammyさんのブログを見させて頂いて、いつも温かい気持ちに
させてもらっています。ありがとうございます。

幸福論は読んだことが無く、で見て結構心に沁みました。
今まで西洋思想の本ってあまり縁がなくて。
NHKって結構良いですよね。
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