2日目は、ここ湯村の八蹟を散策がてら歩いてみました
お宿近くのバス停にあった「湯村温泉」の由来を記した看板を発見。
その傍に、湯の神様をお祀りした『湯谷神社』
手すりがあったので、歩行に難のある父も何とか自力で登れました。
城跡があるという、「湯村山」山頂へ向かう遊歩道へ進みました。
が、これが結構急な上り坂で、不自由な父に合わせて登りました。
途中、何やら探しながら歩いていた父。道脇で見つけ拾った木の枝が丁度良い杖代わりになり、登りやすくなりました
でも、さすがに山頂までは断念し、中途分岐した下り坂へ方向転換すると
左が「1号墳」、右が「2号墳」です。母と2人で中を覗きに行きました。
さらに下ると、弘法大師ゆかりの「塩沢寺」の裏手に出ました。
この湯村温泉も1200年前に大師が発見されたのが発祥と伝えられ、塩沢寺には大師御自ら彫られた「厄除地蔵」が祀られているそうです。
お寺をあとにし、少し離れている「加牟那塚古墳」へ。
湯村山へ続く遊歩道以外は普通に民家が立ち並び、史跡と人々の暮らしが密接に共存し営まれているんだな、という印象を受けました。
先人達が遺して下さった産物が、これからも残っていきますように
2日目の夕食
山梨と云えばワインの名産地。
ドリンクリストに「お試しワインセット」があったので、注文してみました
今年新種の銘柄3種(アジロン、巨峰、デラウェア)が出ていて、甲州とベリーAはこれから出る品種だそう。
アジロンは赤らしくポリフェノールを感じさせる味わい、巨峰はロゼにしてはピリッと辛みを感じたし、デラウェアは甘くて女性好みといったカンジでした
お刺身は鮪の他に、炙った鰆と生湯葉、こんにゃくとヘルシー
松茸のホイル蒸しに、ひじき入りちまき
アワビのバター焼きが用意されて、ちびぽぷもビックリ。
ご飯は2日とも松茸ご飯で、デザートもフルーツ王国ならではの充実っぷりでこちらも大満足
食事の際は正座が難しい父の為に、椅子の準備やお膳の高さの調節など直ぐに対処して下さり有り難かったです
明けて3日目。
帰り支度を終えて、記念にパチリ
このお宿、建物がぐるりと中庭を囲んでおり、外部から疎外されたのがまた隠れ家っぽい雰囲気で寛げました。
露天風呂へ注ぐ水音が静寂の中ずっと響いていて、とても心地好くて結局7回も入ってしまいました
仲居さんが踏み台まで持ってきて下さり、最初は入りにくいと渋っていた父も1度入れたら楽しくなったらしく、何回も入っていました。
さりげない心づくしのおもてなしに母も褒めまくりで、またリピートしたいと思えるお宿が出来て嬉しいです
帰りのバスはちゃんと甲府駅まで到着し、特急の時間まで駅前の百貨店内の喫茶店でお茶をして時間つぶし
その百貨店の裏口へ、たまたま出たトコロ
な、何かお城址がある
甲府城の址のようですが、武田信玄公ゆかりではないみたい
中はもっと広く様々な遺物がありそうでしたが、見に行くまでの時間の余裕は無かったので
立派な城門だけ、撮りました。
帰りの特急「スーパーあずさ」で、私はほぼ爆睡しちゃいました
どうにか此度の旅行、成功してホッと安堵
これからも親孝行できる機会を持てたらいいな、と思っています。
・・・ちびぽぷも一緒に、ね