#万葉集 新着一覧
山部赤人の難波宮の歌(万933)について─巻六配列付け足し説─
万葉集巻第六の万928~934番歌において、笠金村、車持千年、山部赤人の作歌がつづいている。 冬十月、難波宮なにはのみやに幸いでましし時に、笠朝臣金村かさのあそみかなむらの作る歌一首〈并せて短

世の常に 聞くは苦しき 呼子鳥(万1447)
大伴坂上郎女の歌一首〔大伴坂上郎女謌一首〕 世の常つねに 聞くは苦しき 呼よぶ子こ...

熟田津の歌について─精緻な読解と史的意義の検討─ 其の三
(承前) 船団がどの程度の規模であったかはわからない。 五月に、大将軍おほきいくさのき...

飛騨高山徒然 12
アメリカ大統領選挙ではトランプさんが勝ちましたが。そのまんま、8年前にヒラリーさんに勝利...

家持の立山の賦と池主の敬和賦
一 万葉集巻十七に、大伴家持と池主との間で交わされた、越中国の立山にまつわる歌のやり...

大伴家持の布勢水海遊覧賦
越中国にあった大伴家持は、その地の地名を詠み込んだ「賦」を作って楽しんでいる。「遊二-...

色づく山の
#色づく山の……★☆ 朝に日に 色づく山の 白雲の 思ひ過ぐべき 君にあらなくに: 厚見王 : 歌意:朝ごと日ごとに色づく山のように深まる思いは、通り過ぎる山の白雲

大伴家持の二上山の賦
大伴家持は越中国司として赴任中、賦と称する長歌を三首作っている。それに大伴池主が「敬...

かにかくに
#かにかくに……★☆ かにかくに 物は思はじ 飛騨人の打つ墨縄のただ一道に: 詠み人知らず : 歌意...

薄
ぷらっと自転車で何気に出かけてみた。小川のほとりの道路脇に、ススキの群を見つけた。毎...

常忘らえず
#常忘らえず……★☆ いにしへの 神の時より 逢ひけらし 今の心も 常忘らえず: 詠み人知らず : ...