#壬生忠岑 新着一覧
貫之集 547
かぜふけば みねにわかるる しらくもの たえてつれなき ひとのこころか風吹けば 峰に別るる 白雲の たえてつれなき 人の心か 風が吹くと峰から離れていく白雲のように、すっかり私か
ピザの日。
みよしのの 山の白雪 踏み分けて 入りにし人の おとづれもせぬ「壬生忠岑(みぶのただみね)...
古今和歌集 1036
かくれぬの したよりおふる ねぬなはの ねぬなはたてじ くるないとひそ隠れ沼の 下よりおふる ねぬはなの 寝ぬ名は立てじ くるないとひそ...
古今和歌集 1004
きみがよに あふさかやまの いはしみづ こかくれたりと おもひけるかな君が代に あふさか山の 岩清水 木隠れたりと 思ひけるかな...
古今和歌集 1003
くれたけの よよのふること なかりせば いかほのぬまの いかにして おもふこころを のばへまし あはれむかし...
古今和歌集 0928
おちたぎつ たきのみなかみ としつもり おいにけらしな くろきすじなし落ちたぎつ 滝の水上 年つもり 老いにけらしな 黒き筋なし...
古今和歌集 0917
すみよしと あまはつぐとも ながゐすな ひとわすれぐさ おふといふなりすみよしと 海人は告ぐとも 長居すな 人忘れ草 生ふといふなり...
古今和歌集 0843
すみぞめの きみがたもとは くもなれや たえずなみだの あめとのみふる墨染の 君がたもとは 雲なれや たえず涙の 雨とのみ降る...
古今和歌集 0841
ふぢごろも はつるるいとは わびびとの なみだのたまの をとぞなりける藤衣 はつるる糸は わび人の 涙の玉の 緒とぞなりける...
古今和歌集 0839
ときしもあれ あきやはひとの わかるべき あるをみるだに こひしきものを時しもあれ 秋...
古今和歌集 0836
せをせけば ふちとなりても よどみけり わかれをとむる しがらみぞなき瀬をせけば 淵となりても よどみけり 別れをとむる しがらみぞなき...