41- 平安人の心 「夕霧 前半:落葉の宮と夕霧の慕情 きさきたちのその後」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 柏木の非業の死から二年半。死の間際に柏木から妻の落葉の宮の世話を託された夕霧は、律儀に
40- 平安人の心 「鈴虫:光源氏の満足と寂寥 出家を選んだ女たち」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 光源氏五十歳の夏、女三の宮の持仏開眼...
39- 平安人の心 「横笛:落葉の宮と夕霧の出会い」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 柏木の一周忌、複雑な思いを抱く光源氏は黄金百両を寄進して供養...
38- 平安人の心 「柏木:薫の誕生 平安ストレス社会は病を招く」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 年が明け、柏木は衰弱の一途を辿っていた。病床で柏木は人生を振...
37- 平安人の心 「若菜下後半:柏木の密通 光源氏は柏木に怨恨を抱く」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 紫の上は病状が重く六条院から二条院に移されて、光源氏は看病に...
36- 平安人の心 「若菜下前半:光源氏の身勝手な人生に満足する姿は紫の上の苦しみであった」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 蹴鞠の日以来、女三の宮を忘れられなくなった柏木は、垣間見のき...
35- 平安人の心 「若菜上後半:明石女御の出産 女三の宮が柏木に垣間見られる」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 光源氏四十一歳の三月、明石女御...
34- 平安人の心 「若菜上前半:光源氏四十の賀と女三の宮の降嫁、紫の上の煩悶」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 朱雀院は、重い病にかかり、出家を思い立っていた。だが、鍾愛の...
33- 平安人の心 「藤裏葉(ふじのうらば):夕霧の結婚、明石の姫君入内」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 十八歳の夕霧は、雲居雁を想いながら、内大臣が折れるまではと辛...
32- 平安人の心 「梅枝(うめがえ):明石の姫君入内の準備」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 光源氏三十九歳の春。一人娘・明石の姫君が十一歳になり、光源氏...
31- 平安人の心 「真木柱:髭黒家の離散と玉鬘」
山本淳子氏著作「平安人(へいあんびと)の心で「源氏物語」を読む」から抜粋再編集 何と、髭黒大将が女房の手引きを得て、玉鬘を我がものにしてしま...