ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「悪霊島」

2025年01月04日 | 日本映画
1981年公開の日本映画の紹介です

監督は、篠田正浩。
横溝正史の原作発表から直ちに映像化されたらしい、サスペンス映画です。
主演・出演は、鹿賀丈史、室田日出男、古尾谷雅人、伊丹十三、
岩下志麻、岸本加世子、中尾彬、石橋蓮司、根岸季衣。


(あらすじ)
1980年、冬。
職場で三津木五郎はジョン・レノンの暗殺事件のニュースを目にし、
60年代にヒッピースタイルでビートルズの曲を聞きながら旅をしていた頃を思い出します。
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1960年代。
電車で切符を探す金田一耕助を目にした三津木は、提案し到着直後トンズラしました。
その後2人とも刑部(おさかべ)島に向かうためフェリーの乗り場に着くと、
金田一は良く知る磯川警部に呼び止められました。
崖から落ちた“青木”という死体と、
現在手掛けている元産婆だったという老婆の遺体場所に金田一は案内されます。
どちらも刑部村に関係しているようで、
金田一は「青木という男性を見つけてほしい」と依頼されていると話しました。
三津木も祭りを見に行く予定で、その後2人は刑部村に到着します。
さっそく金田一は旅館の宿帳をこっそり見て、“青木”が泊まっていたことを確認します。
島を仕切っている刑部大膳は、金田一に娘の巴の夫・守衛と村長を紹介し、
更に神社に収められている黄金に輝く頼経の弓矢を見せるのです。
その後金田一はいろいろ調べ、巴には精神を患っている双子の姉・ふぶきがいることや、
依頼されている越智竜平が巴と恋仲だったことなど知ります。
数日後越智竜平が島に戻り、そして黄金の弓矢で撃ち抜かれた第一の死体が発見されるのです・・・

*****************************************************
金田一シリーズは久々で、多分初見のこの映画は楽しめましたです。
岩下志麻が、超絶!美しかったです。

横溝正史の最後の長編小説、角川春樹自身が金田一ものはこれで最後という意気込みで、
最高のスタッフ、キャストを組んだようです。
金田一耕助も、『それまでの金田一とはひと味もふた味も違う探偵を創ろう』と鹿賀丈史がキャスティングされたとか。
後で知った女中役の根岸季衣が、かなり良かったです。
あらすじには登場しませんが、巴の双子役・岸本加世子は二十歳前後でした。

主題歌がビートルズの「レット・イット・ビー(Let It Be)」だったのも最高でしたね。

テレビの2時間ドラマになっていたようです。

(1991年版)
出演:片岡鶴太郎、平幹二朗、牧瀬里穂、嶋田久作、島田陽子

(1999年版)
出演:古谷一行、山本陽子、神山繁、中村俊介

金田一シリーズの映画を記載しようと思いましたが、20数本もあるため断念しました。
その間の金田一耕助役は、
片岡千恵蔵、池部良、高倉健、中尾彬、石坂浩二、渥美清、
西田敏行、古谷一行、豊川悦司
など、たくさんの俳優さんが演じていたんですね。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
今年邦画の第一作目です
実は結構選択に迷うんですが、このくらいの古さのも楽しめますね

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「街の灯」

2025年01月03日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1934年公開の映画の紹介です

監督・脚本・主演は、チャールズ・チャップリン。
モノクロのサイレント作品ですが、
音楽付きのサウンド版として公開されたらしい名作のコメディ映画です。
他出演は、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー、ハリー・マイヤーズ。


(あらすじ)
ある街で銅像の完成式典が行われています。
幕が下ろされると放浪者が寝ていて、関係者は慌てます。
すったもんだしながらも放浪者はそそくさと退散しました。
その後街頭で花売りの女性に呼び止められ、放浪者は花を買うことになります。
落ちた一輪を探す姿で、放浪者は女性が目が見えないことを知るのです。
ある夜自殺をしようとしている富豪を思いとどまらせた放浪者は、
家に呼ばれパーティに繰り出したりアタフタとすごしました。
現金や車を富豪からもらった放浪者は、
盲目の花売りの女性の花を全部買い、車で自宅に送り届けます。
その後、女性は支払いが滞り立ち退きの知らせを受けていることを放浪者は知りました。
女性の為にお金を集めるため、放浪者はある場所に行くのです・・・

************************************************
久々に観ましたが、やっぱりとっても面白く、
気持ちが温かくなる映画です。
女性役のヴァージニア・チェリル、清楚でとても可愛らしかったです。

原題は『City Lights』。
そのまんまの意味の邦題は「まちのひ」と読みます。

1991年、“アメリカ国立フィルム登録簿”に登録されたようです。
未だにおススメ名作の中にランクインする素晴らしい作品です。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
新年の第一作品は、これしかない!! と早々に決めておりましたです

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≪ 番外編 2025年公開予定映画 第➁弾 ≫

2025年01月02日 | 番外編
※ やっとアップ出来そうです
自分のせいではないとわかってホッとしています

今年公開予定の邦画です
映画紹介の一文もほぼ載せてますので、ご参考下さいね



「フロントライン」 公開:2025
監督:関根光才
出演:小栗旬・松坂桃李・池松壮亮・窪塚洋介
※ 新型コロナウイルスの集団感染が発生した大型豪華客船“ダイヤモンド・プリンセス”が題材

「室町無頼」 公開:1/17
監督:入江悠
出演:大泉洋、堤真一、松本若菜、北村一輝

「国宝」 公開:6/6
監督:李相日
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希
※ 歌舞伎の世界に進む若者と、名門のライバル

「#真相をお話しします」 公開:4/25
監督:豊島圭介
出演:大森元貴、菊池風磨
※ 結城真一郎のミステリー小説が原作

「ドールハウス」 公開:2025
監督:矢口史靖
出演:長澤まさみ
※ 愛らしくも、怪しげな人形の謎に迫るミステリー

「敵」 公開:1/25
監督:吉田大八
出演:長塚京三、瀧内公美、河合優実
※ 筒井康隆の小説/日常を脅かす“敵”が出現

「宝島」 公開:2025
監督:大友啓史
出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
※ 直木賞受賞、藤順丈の小説が原作、沖縄が舞台・‟戦果アギヤー“の姿

「ブラック・ショーマン」 公開:2025
監督:田中亮
出演:福山雅治、有村架純
※ 東野圭吾のミステリー小説が原作

「片思い世界」 公開:4/4
監督:土井裕泰
出演:広瀬すず、杉咲花、清原果耶

「パリピ孔明 THE MOVIE」 公開:4/25
監督:渋江修平
出演:向井理、上白石萌歌
※ 中国、三国時代の天才軍師が現代の渋谷に転生

「遠い山なみの光」 公開:夏
監督:石川慶
出演:広瀬すず
※ カズオ イシグロのデビュー作品

「ファーストキス 1ST KISS」 公開:2/7
監督:塚原あゆ子
出演:松たか子、松村北斗

「アンダーニンジャ」 公開:1/24
監督:福田雄一
出演:山﨑賢人、浜辺美波

「平場の月」 公開:2025
監督:土井裕泰
出演:堺雅人、井川遥
※ 朝倉かすみの小説が原作/35年ぶりに再会した同級生

「劇映画 孤独のグルメ」 公開:1/10
監督:松重豊
出演:松重豊、内田有紀、磯村勇斗





「遠い山なみの光」

本当に観きれないくらい作られているんですね
昨年公開で見れていない映画もたくさんあります
ぼちぼちですかねー

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≪ 番外編 2025年公開予定映画 第①弾 ≫

2025年01月01日 | 番外編
皆さま、あっという間にアケオメでございます
今年公開予定の映画です
第①弾は、いつもながらふくが観たい洋画が中心でございます
映画紹介の一文も載せてますので、ご参考下さいね



「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」 公開:1/31
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ティルダ・スィントン、ジュリアン・ムーア
※ ベネチア国際映画祭、金獅子賞受賞作品

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」 公開:5/23
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヘイリー・アトウィル
※ 2年前公開「デッドレコニング」の続編

「ビーキーパー」 公開:1/3
監督:ディヴィッド・エアー
出演:ジェイソン・ステイサム、ジョシュ・ハッチャーソン
※ リベンジ・アクション

「ブルータリスト」 公開:2/21
監督:ブラディ・コーバット
出演:エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ
※ ホロコーストを生き延びた建築家の物語

「シンパシ・フォー・ザ・デビル」 公開:2/28
監督:ユヴァル・アドラー
出演:ニコラス・ケイジ、ジョエル・キナマン
※ ニコラスが怪演!!!

「フライト・リスク」 公開:3/7
監督:メル・ギブソン
出演:マーク・ウォルバーグ、トファー・グレイス
※ 航空機内の極限スリラー

「HERE 時を超えて」 公開:4/4
監督:ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス、ロビン・ライト
※ 時空を超えて・・家族の物語

「エレクトリーーク・ステイト」 公開:3/14・配信
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
出演:ミリー・ボビー・ブラウン、クリス・プラット
※ もう一つの1990年が舞台のSF

「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」 公開:2/28
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ディモシー・シャラメ、エル・ファニング
※ 若き日のボブ・ディラン

「ア・ディファレント・マン」 公開:2025
監督:アーロン・シンバーグ
出演:セバスチャン・スタン
※ 整形後、もとの自分とそっくりな人物と遭遇

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」




「エレクトリーーク・ステイト」


まだまだたくさん公開予定映画が目白押しです
いくつ観れるか・・・
新しいのも古いのも、いい映画もヘンな映画も、
とにかくどんどんアップしていきます
観たい映画をお探しくださいね
皆さま、どうぞ今年もよろしくお願い致します

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≪ 番外編 とっても楽しんだ映画たち 2024 ≫

2024年12月31日 | 番外編
皆さま、ついに今年最後の投稿となりました
今年もたくさんのご訪問とコメント、ありがとうございます

今年一年、ふくがとっても楽しんだ映画です
昨年、今年公開の映画でも、たくさん面白い映画に出会えました
幸せな映画人生でございますよ


「アパルーサの決闘」(2008)
監督:エド・ハリス
出演:ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス、レネー・ゼルウィガー
※ 西部劇好きなので、たまらない作品! 原作を読んでとても楽しみにしていました

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023)
監督:アーロン・ホーバス/マイケル・イェレニック
声の出演:クリス・プラット、チャーリー・デイ、アニャ・テイラー=ジョイ
※ 遠くを走るヨッシーが可愛かった~~~

「DOGMAN ドッグマン」(2024)
監督:リュック・ベッソン
出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョージョー・T・ギッブス
※ リュックよりもケイレブのファン、この役どころも奇想天外

「落下の解剖学」(2024)
監督:ジュスティーヌ・トリエ
出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー
※ タイトルに惹かれて観る前からドキドキ、期待裏切られず

「ラブ&モンスターズ」(2021)
監督:マイケル・マシューズ
出演:ディラン・オブライエン、マイケル・ルーカー
※ な~んか、面白かった!!

「レッド・ワン」(2024)
監督:ジェイク・カスダン
出演:ドウェイン・ジョンソン、クリス・エバンス
※ 期待していなかった分、半端ない面白さ

「グランツーリスモ」(2023)
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルーム
※ 詳しくないレース映画で期待薄でしたが、ストーリーにのめりこんだ

「ジュリアス・シーザー」(1970)
監督:スチュアート・バージ
出演:チャールトン・ヘストン、ジェイソン・ロバーズ
※ 有名な言葉の使われ方、初めて知りましたよ

「戦国自衛隊1549」(2005)
監督:手塚昌明
出演:江口洋介、鈴木京香、北村一輝、綾瀬はるか
※ まさしく娯楽映画!!! 見ごたえもあった!!!

昨日ご紹介の中にありました

「夜明けのすべて」
「愛する人に伝える言葉」
「ゴジラ-1.0」
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
「人生はビギナーズ」

再アップですが、やっぱり好きなのばかり

「メメント」
「アウトサイダー」
「アベンジャーズ」
「レディ・ホーク」
「ウエストワールド」
「グローリー」
「BUNRAKU」
「フットルース」




皆さまいつもお立ち寄りありがとうございます
良いお年をお迎えくださいね

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