しかも、3歳で幼稚園、6歳で小学校と、タイム・スケジュールもキッチリしているし、有名大学入学と目標設定も明確だ。
子どもの教育は我が社の経営戦略の設定とその実行と同じではないかと、考える父親がいても不思議はない。
しかし、父親はここで、重大な間違いを犯しやすい。企業に勤める社員は選ぶことができるが、子どもを選ぶことはできない。入社試験のないまま、すとんと生まれてくるのが子どもだ。
両親の遺伝子を継いでいながら、頭脳のできが悪いからといって解雇などできるわけもない。
お受験パパは、針の穴をも通すような緻密なマネジメントで子どもを教育しようとするが、子どもとは本来、勝手に生きるものである。
才能もキャラクターも生まれたときからある程度決まっていて、環境によって伸びるものだ。
父親が設定したビジネス的課題をこなすことのできる子どもはいいが、それが無理な場合や、子どものキャラクターに合わない場合は、親子ともにたいへんなことになる。
家庭での教育指導が原因で子どもに家を焼かれた父親がいるほどであり、本当に教育は命がけだ。
そもそも子どもというのは、小学校の低学年くらいまでは親の言うことを無条件に信じ込んでしまうので、親が、ここの幼稚園が最高だと言えば、子どもも、そうか最高だ! と思い込む。
しかし、自我の芽生えとともに親の言葉に疑問を持ち始める。それも成長ということだ。』
参照
http://diamond.jp/series/ikeuchi/10008/?page=2
(ダイヤモンド社の情報雑誌)
それでもお父さんの力を借りたかったな
な~んちゃってね
いまでは 私のほうが指南されています
至難・・ちゃうやろっ
指南(しなん)の意味・語源・由来を解説。
... その意味が比喩的に用いられ、「 手引き」という意味にもなり、手引書を「指南書」というようになった。 江戸時代、 大名などに仕え武芸などを教授する役を「指南番」というようになり、転じて、指導する者 ... ここんちの辞書より