星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

Go and tell it to the man who lives in hell

2022-02-12 15:34:15 | 日記

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相変わらず悔しくなったり、惨めになったりしています。それはまあいつもの通り、もはやそんなものは日常として鮮やかな色彩を放っており、自分を駆り立てるスパイスとして飲み込んでしまえるわけでして、私はいつの間にこんな強靭な胃腸を持ってしまったのだろうと考えてしまうほどです。

しかしそれとは全く別の、新しい問題が目の前に差し掛かっていることに気づいてしまったのです。

 

お金がない。

 

 

 

私が振り返るべき過去は、どこで強靭な胃腸を手にしたのかということではなく、いつから他人に大して異常な惨めさを感じるようになったのかを振り返ることでもない。どうしてこんなにお金がないのかについて、しっかりと計画に根付いた過去の振り返りをするべきだったのです。

それこそ、振り替えてみれば容易に原因を見定めることのできるものでしょう。

私が今の仕事につくことができたのは12月の中旬、2ヶ月前というつい最近のことです。それまで何をしていたのかというと、休職中という、呼び名にしてはとても都合のいい、別に何もしていない期間を過ごしていました。

その期間は実に三ヶ月ほどで、その前にしていた仕事もあったのですが、コロナウイルスの煽りを受けて事業自体がなくなってしまったり、知り合いの仕事を手伝う形で働いてみたところが、とんでもねえ重労働の極地と奴隷のような扱いを受けたりしたところだったので、限界に達してやめてしまったりと、一向にお金が貯まらない生活をしていました。

こんなんじゃ貯金ができなくて当然といえます。

それどころかこの大阪の地に来てからというもの、まともに仕事を続けてはいません。全うする力というものが前来から欠けている、欠落した肉体に憑依しているだけの私の魂は、三日坊主や飽き性であり、さらにはめんどくさがり屋な上に他人が怖かったりなど、ありとあらゆる面で仕事をしていくことに向いていないわけです。

お金というものは、おそらくですが上記の特徴に当てはまらな人、またはそういった弱点となるものを克服した人にだけ施される、「現代社会をうまく生きのびているねポイント」にしか他ならないのでしょう。学生の頃からポイントカードを貯めることに、全く興味の念を叩かせることのできない私です。常に刹那に満ちた時の間で、その場その場で頭の中で煌めく思いつきが今の私でしかないのです。ポイントを貯めることが未来への架け橋となることが、どれほど頭の中でわかりきったところで、所詮はこの今に感じるときめきには敵わないということらしいのです。衝動というのは動物的な力を発揮させる、最良の本能にも値しますが、同時に社会という成り立ちではその構築を阻害する要因としてみられることもあるわけです。忍び寄る影のように減り続ける私の貯蓄は、動物的要素を押さえつけてでも、守りぬかなければいけないのでしょう。でもそれも難しく、理性とか価値観とか、いくら頭の中で唱えてても、そもそも本能はこの次元にいるわけではないらしいのです。ではこの動物の私は果たしてどこにいるのでしょう。いつもどこかで眠っていて、大人しくしてほしい時に限って目覚めたり、力がほしい時に何も答えてくれなかったりと、融通の効かないものです。自分の力なのだから、どうにか自分の自覚の範囲で動いてくれたらいいのですが、コントロールの難易度はどれほど私自身が利口になっても、変わらないようです。

 

誰かアドバイスをください。あーーーーーーーーーー。

 

 

 

 

 

 

 



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