今回は私の人生で2回目のアジア旅行。
1回目は30年くらい前の韓国で、垢すりと焼肉の旅だった。
アジアにはあまり興味が湧かない私だけど、
今回は相方の古希祝いなので、相方が希望するベトナムに行く事にした。
私がずっとアジアに行かなかった主な理由は、暑さと湿度。
そんなわけで 比較的降水量と気温の低い1月に行くことにした。
出発の前日、自宅にてオンラインチェックイン。
日本発の国際線でLCCを使うのは今回が初めて。
LCCと言えば無料のドリンクも無料のフードサービスもない。国際線だっちゅーのにキツイなあ。。。
旅の食料は出発前に用意しておこう(節約にもなる)というわけで、
前日におにぎりを用意した。
タイミングよく値引きのシールが貼られており、
なんと! おにぎり 1個 税別 24円!!!
嬉しくって 10個も買ってしまった ^^;
コンパクトにまとめた4泊6日分のリュック。(私:左 / 相方:右)
LCCなので手荷物のサイズと、その重さが厳しかった。
荷物を預けると別料金が発生するので手荷物だけにした。
そのサイズは56×36×23cm以内で、重さは7キロ以内。
荷造りを終え、前日までにできる準備は全て整った。
よし、出発!
2024/01/10(水)6:30起床
真冬の北海道で6日間も家を空けると言う事は大変な事だった。
水道管の凍結で破裂しないよう、朝の身支度が終わった後 家の中の水回り6か所の水を抜き、必要な箇所には不凍液を入れた。(相方が)
その間、私は近所のペットホテルに子達を連れて行った
置いて行かれる寂しさから私を後追いするかも~ なんてドラマを描いていたが、
実際は平気な顔で私を見送ったので、そんなもんかと ガッカリした。
8:00 自宅出発。
朝ごはんは自宅で軽く食べたのに、出発時にはもう空腹。
まずは昨夜買った割引シールのおにぎりを2個、助手席でパクパクッ。
快晴のスタート。
万が一、吹雪で欠航にでもなったら、国際線までがパーになる。(国内・国際線をバラバラに取ったから)
北国発の冬の旅行は一か八かで恐ろしい。
8:45 釧路空港着。平穏な日でよかった。
通常運航、よしよし♪
9:08 待ち時間、おやつを食べよう。
とにかくお腹が空く私。
9:43 機内へ案内される。
AIR DO らしいヘッドレストカバー。
釧路ー羽田は2人掛けシートが2列。
10:40 いただいた餞別のバームクーヘンに合わせ、紅茶をもらった。
11:43 釧路ー羽田はあっという間だった。
先日事故があったばかりの [ C 滑走路 ] に着陸した。
駐機場に向かう際、JALの機体の残骸と、敷き直したと思われる黒々としたアスファルトが切なかった。
ベトナムへの便は成田発なので、
羽田ー成田の空港移動をしないといけなかった。
この空港移動が嫌いなため、できるだけ海外旅行の際は羽田発を選ぶのだが今回はそうはいかなかった。
電車よりバスが楽チンだろうと、成田空港行きのバスチケットを買った。(一人 3,600yen)
バスの出発時刻まで、またまた24円のおにぎりを食べた。
4個目ともなると飽きており、美味しくない・・・・
別の物が食べたい・・・
12:27 発車3分前に乗車。
全席指定。
スマホの充電できるバスで助かった。
前回(数年前)は電車で空港移動したが、バスの方がメッチャ快適♪
興味もないのにディズニーランドが見えるとテンションがあがった。
車内では「携帯電話での通話はお控えください。」とのアナウンスが流れたが、私の後ろの男性がスペイン語で下車までずっと話し続けていた。
確かに大声で通話されるとうるさいけど、一律禁止する日本もどうなんでしょう。
外国人には受け入れられないんでしょう。
13:33 成田空港 ターミナル2 到着。
羽田空港から約1時間で着いた。
早いし楽チン!
私たちの乗るLCC、ベトジェットのカウンターはどこかな~
事前のオンラインチェックインを済ませている列は空いており、5分も並ばずチェックインができた。
私のリュックは3.0キロ。
私の荷物を少し入れてもらってる相方のリュックは4.5キロ。
機内持ち込みは7キロまでなので、余裕のよっちゃん。(死語です)
13:49 出国手続きのセキュリティチェックと出国審査を終え、
搭乗ゲートへ向かう。
スタスタ歩いては振り返り、私を待つ相方。
レストランが何軒かあったが、空港のレストランはみな高い。
吉牛もあるで~
吉野家にこんな豊富なメニューがあるとは!
2,300円は吉牛の値段じゃないよね・・・
そんな贅沢はもってのほか!
ゆっくり充電できる場所を探し、5個目のおにぎりをいやいや食べる。
この時、相方はまだ1個目。
成田空港には和室を思わすレストコーナーがあった。
(今日は必要ないけど)トランジットの長い海外旅行の時は横になりたいので、こんなスペースは本当にありがたい。
海外のハブ空港にもあればいいのになー
15:48 搭乗ゲートで案内を待つ。
お菓子売り場の前に座ってしまい、「美味しそう」「食べたい」と言い続ける相方。
それを無視する私。空港のお菓子は高いからね~
16:12 機内への案内が始まった。
16:17 この子が私たちをベトナムに連れてってくれます。
ギャリソンキャップと制服が個性的。
LCCサイズ。
最近 航空機事故があったせいもあり、ベトナムのLCCに一抹の不安がよぎる。
死ぬときは一気に・・・なんて考えながら、非常食を食べる。
おにぎり以外は新鮮でおいしく感じる。
16:54 あまり評判のよくないベトジェットだけど、ほぼ定刻通り出発し無事離陸した。
LCCだからか乗客は日本人より外人、たぶんベトナム人が殆どだった。
機内はなんだかちょっと異質な香りがただよっていた。
17:14 事前に予約していた人だけに、食事が配られてきた。
LCCなので無料の飲み物・食べ物がないのは承知の上だったけど、食べたくなれば機内で注文すればいいやと予約をしていなかった。
斜め前のおじさん、ゆで卵を予約していたようだ・・・
それとも ゆで卵くらい、当日でもすぐにくれるのかな?
半熟で美味しそう~~~
あ~お腹へったな~
「よく お腹へるね~」と相方は呆れ顔。
何を注文しようか、爛々とした目でメニューを眺めた。
意外に安い。
値段はベトナムドンとUS$との二種類表記。
ビール 3ドル!
ゆで卵も1ドル! 5個くらい食べれそうだ♪
よし!これにしよう!
でもCAさんに、← これしかないと言われた。(6 USドル)
「予約しておかないと食べれるものは限られている」とのネットの書き込み通り、
当日の注文ではごく限られたメニューしかなかった。
17:53(まだ日本時間) じゃーん!
ほんの少しアジアンテイストな香りがしたけど、醤油ベースで馴染みのある味だった。
錦糸卵がカスカスでチキンもカチカチで食べにくかったけど、お腹が空いてたのでバクバク美味しく完食できた♪
当然クレカで支払えると思ったら、現金オンリーでビックリした。
もしかしたらUSドルとベトナムドンしか使えないかと、ドキドキしながら1万円を出したら~
9000円と2万ドンが返ってきた。
私が初めて手にしたドン。
2万ドンってよくわからないけど、計算してみると約120円だった。
あ~ ゼロが多くて よー分からんわーーー (@_@;)
メニューにあったこれ、どんな食べ物かすんごい気になったけど、恐ろしくて注文できなかった。
なんやろ~? どんな食べ物やろな~?
3列シートで私は窓際、相方は真ん中、
通路側の女性はこの丼型のお粥を食べていた。
ベトナムのインスタント粥。
おいしいのかな~と、気になるいやしい私。
ベトジェットのトイレは今まで色んな飛行機に乗って来たけど、たぶん最低。
狭い・汚い!
トイレットペーパーの補充もしてない!
どないなってんねん!
ベトナムの夜景が見えてきた。
ベトナム時間 21:00。
成田 → ハノイ、約6時間半のフライト。
予定より約10分遅れで、ハノイ到着。
21:25 初めて降り立ったベトナムの地。
若干ベタっとした湿度を感じる。
21:35 ババ混みの入国審査。
実はここハノイ空港で大阪の私の旧友(女子2人)と待ち合わせをしていた。
相方の古希祝なので相方がリクエストするベトナムに行こうと 去年2023年の夏に決めたが、
元々アジアに興味がなかった私は、誰かと一緒に行った方が楽しいだろうと大阪の旧友を誘ったのだ。
大阪組の2人は、関空からハノイ。
北海道組の私たち夫婦は、釧路→羽田→成田からハノイ。
ハノイで合流するようエアチケを取り、宿もツインを2部屋ずつ予約していた。
関空からの便の方が1時間半早く着いてるので、このババ混みの入国審査の向こうで大阪組の旧友達は首を長くしていた。
22:12 やっと入国でき、友達に会え、まずはベトナムドンをGETするためデビットカードで出金を試みた。
慣れたUSドルやユーロと違い、やたらゼロ(桁)が多いベトナムドン。
何万ドンを引出せばいいのかATMを前に頭が混乱した。
1万円分くらいをベトナムドンに両替するつもりだったが、その1万円が何万ドンになるのか計算してなかったので焦った。
外には既に予約していたタクシードライバーが待ってるし、「ATMはややこしいから人のいる両替所で両替しろ!」と隣で相方が私を急かす (@_@;)
そうしよか~?
結局、両替所のお姉さんに1万円を渡した。
返ってきたのは 1,672,000ドン。
167万と2千ドン!
金持ちになった?
もう桁外れに桁が違う!
しかも、実際は1,671,900ドンなのに、100ドン多めにくれた!
日本ではありえないねー。
後日気づいたことだけど、デビッドカードの出金はキャンセルしたのに、銀行口座からは出金されていた!
金額としては 3,461yenなので気絶するほどの金額ではないが、実際にドンを受け取っていないので納得がいかない。
それとも あの時 時間に追われていたのでキャンセルできてなかったことに気づかず、私が立ち去った後ATMから現金がでてきてたのか?
それも考えにくい。
帰国後 私がキャンセルしたノイバイ空港のATMの会社(銀行)を調べ、ダメもとで事情をメールしてみた。
どうせ無視されるか返金はできませんとの返事が来ると思っていたが、調べた結果返金しますと返事が来た!
口座を見たところ引落とされた時よりレートがよくなっていたんだろう、3,461yen → 3,506yen に膨らんで入金されていた♪
泣き寝入りしないで言ってみるもんだな。
でも なんでキャンセルしたのに引き落とされてたんだろ。そこがおかしいよね。
22:20 さて ドンも手に入れたので先を急ごう!
長い間お待たせしたドライバーさんにお詫びし、後をついて行った。
空港からホテルまでのタクシー料金、60万ドン(約3,600yen)。
ちょっと大きめの車を予約したので少し高い。
別の駐車場に車を停めてるからここで待ってくれと、消えて行ったドライバーさん。
随分遠くに車を停めていたらしく10分以上後待った。
22:32 空港を出発。
空港付近はすごい混んでおり、
街に近づくと空いてきた。
ベトナムは小雨でスタートか・・・
この時期ハノイは晴天率が高く、殆ど降らないはずなんだけどな~
雨男の古希祝だから仕方ないか。。。
23:25 ホテル到着! The West Hotel & Spa (@ハノイ)
入国審査が混んでたので大幅に遅くなった。
自宅からホテルのドア to ドア、17時間25分!
アジア旅行やのに、釧路からは遠いわ~( ̄д ̄)
夜遅くの到着なのに明日は朝から飛行機で移動。
チェックインの後、翌朝の空港行きのタクシーの手配をした。
私たちが何よりも急ぎたいのは晩ごはん!!!
スムーズにいくと22時頃チェックインし、22時半に晩ごはんを食べれる予定だったのに、空腹のまま 0時を過ぎてしまった!
0時過ぎから、
この初めての知らない街で食堂を探す・・・
もうどこでもいいから(選んでるほどの飲食店も時間もない)
ここにするべ!
なんか分からんけど、ここでええ、ここでええ!
この時間でも他に食べてる人がいて、ちょっと安心。
兄ちゃんがでっかいメニューを持ってきて片言の日本語でお薦めを言う。
写真とメニュー名だけで値段が書いてない。
お薦めはアヒル料理らしい。
そのアヒル料理の値段を聞くと、23万ドンと言われビックリした。
23万 (@_@;)!?
この時まだ 1ドンがいくらで、1万ドンが何円かピンと来てない私たち。
全てのメニューに「万」がつくので、
「日本人やと思ってぼったくってるやろ!」
「メニューに値段が書いてないのが怪しい!」
「人を見て値段決めてるやろ!」
大阪のおばちゃんは言いたい放題。
そして「え~!!!高いわ~!!!!」と、とりあえず 値切ろうとする大阪のおばちゃん。
でも負けてもらえないと悟り、諦める。
「パクチーを抜いてください。」
と、大きくベトナム語で書いた紙を日本から持ってきていた。
ベトナム料理には欠かせない香草だけど、私たちは大のパクチー嫌い。
パクチーの破片さえも許せない筋金入り。
でも友人の一人がパクチーは好きだから食べたいと言うではないか!
慌てて「パクチーは別盛でください」と赤字で付け加えた。(グーグル翻訳さま使用)
なんやらテーブルに葉っぱの盛り合わせが来たので匂いを嗅ぐ相方。
私も友人もパクチー嫌いだが、飛びぬけてその匂いが嫌いな相方。
出発から日付が変わり、01/11(木)0:14 AM。
無事ベトナム現地での合流に乾杯~!
4人中、2人が下戸なので、ハノイビール×2 と コーラ×2。
ハノイビール 3万ドン、コーラ 1万ドン。
相方とのツーショットが妙に似合うお兄ちゃん。
サービス(?)の葉っぱの盛り合わせ。
紫蘇・バジル系が無造作に積まれており、お好みで料理に混ぜたりするんだろうけど、あまり使わなかった。
0:18 お兄ちゃんイチオシのアヒル料理が来た。
食べてみると まぁアヒルは普通の鶏とほぼ同じ食感と風味。
醤油系の濃い味なので割とイケルけど、どこかパクチー的な香りがしてイマイチ食が進まない。
0:22 鶏のフォー。
値段は確か15万ドン。
ベトナムと言えばフォーでしょ。と期待大!
パクチー抜いてってゆーたやん!と怒り出す大阪のおばちゃん3人組(私も含む)。
パクチーは抜いてもらったはずなのに、クサイやん!
どの野菜がパクチーみたいにクサイねん!と調理場から切った薬味を持ってきてもらい、ニオイチェックを始める。
こいつか?クサイのは!と兄ちゃんの写真に食い入る、大阪のおばちゃん。
パクチーの他にもその類の香草はふんだんにあるようで、恐るべしベトナムだとしっぽを巻く私たち。
0:48 夜も遅いし今日は疲れたので、2本目のサイゴンビールは友人と半分ッコにした。
たぶん2万ドン。
テーブルの下にカゴが置いてあった。
日本ならお客さん用のバッグ・上着入れだけど、ココでは食べかす・骨などのごみ入れだった。
ヤバいヤバい、バッグ入れんでよかった。。。^^;
食べてる傍でガンガン音を立てるゴミ収集車。
ベトナムで初めて見たベトナムの笠(三角帽子)。
ベトナムでは「ノンラー」と呼ばれるらしい。
さて、お勘定をしてホテルに帰ろう。
4人分の合計は48万ドン。
1ドン = 0.006 yen(2024年1月)
ややこしい計算で(慣れればややこしくはない)ドンに慣れない私たちは「外人だからぼったくられた」と騒いだけど、冷静に円に換算すると2,880yen。
1人 720yen。
4人で2品しか食べてないけど、ぼったくりと言うのは訂正せなあかんね・・・。
それでも観光客価格と思われた。
1:19 明日も早いから、早よ帰って 寝よ寝よ~。
後で分かったが、我がホテルは洋服屋通りの真ん中だったので割と早い時間にシャッターが閉まり、暗くなる。
北海道組の我家は6階の603号室で、大阪組は503号室。
同じタイプの部屋は横並びではなく上下階に設計されてるようなので、友人達とは階が分かれた。
Wベッドサイズのツインルーム。
見なかったTVと、恐ろしくて飲めなかった詰め替え瓶の水が置いてあった。
一部屋に集結されたシャワー・トイレ・洗面。
ひまわり型固定シャワー以外にもハンドシャワーがあってよかった。
外国にはアメニティがないと思ってたけど、ほぼ日本と同じだった。
世界のトイレチェック、ベトナム第一段 ホテル編。
日本にはないハンドウォシュレット。
ベトナムはトイレットペーパーを流せない所が多いらしいけど、このホテルはゴミ以外は流せるようだ。
ホテルだからか至って普通のトイレだった。
インスタントコーヒーと紅茶が無料で、冷蔵庫の飲み物とお菓子・カップ麺は有料。
ベトナムのコンセントは日本と同じなので交換プラグなしで充電できる♪
エアコンもあったけど扇風機もあり、
ゴミ箱にはカタカナが書いてあった。
ツインルーム1泊、2名1室、朝食付きで約6,400yen。
早起きし釧路を旅立ち、羽田から成田、そしてハノイ。。。
長い長い一日だった。。。
明日はどんな一日になるか 楽しみ♪
2024 ベトナムの旅 その2 に続く。