■韓国ドラマ「D.P. ー脱走兵追跡官ー」 予告
2021年の韓国ドラマ
脱走兵を捕まえる軍務離脱逮捕組(D.P.)のジュンホ(チョン・ヘイン)と
“軍人捕まえる軍人”上兵ホヨル(ク・ギョファン)が、
さまざまな事情を抱えた脱走兵(FULL)を追って全力疾走!
厳しい選任のもとで、容易ではない軍生活を予感したジュンホに、
軍務離脱担当官である中士ボムグ(キム・ソンギュン)が脱走兵捕まえる職務“D.P.”を提案し、
ふてぶてしいD.P.組長 上兵ホヨルと一緒に私服を着て脱走兵追跡を始める。
累積アクセス数約1000万ビューを超えたウェブトゥーン作家キム・ボトン氏の「D.P. 犬の日」が原作。
映画「コインロッカーの女」で第68回カンヌ国際映画祭批評家週間に招待されて注目を浴びた
映画「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」のハン・ジュンヒ監督が演出。
今までにない脱走兵を捕まえるという題材で、脱走兵追跡官という特異な職種に焦点を当てて描かれ
実際にD.P.に所属していた原作者兼脚本家が本人の経験を元に執筆・脚色したストーリーになっている。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『刑務所のルールブック』などのチョン・へインと
『新感染半島 ファイナル・ステージ』『キングダム:アシンの物語』のク・ギョファンが
脱走兵たちがそれぞれ抱える事情に直面し葛藤しながらも任務に挑んでいく。
ほか、「シカゴタイプライター」「ハイヒールの男」のコ・ギョンピョ、「密偵」のキム・ドンヨン、
アイドルグループU-KISSのイ・ジュニョンらが脱走兵で出演している。
(Webより抜粋)
■韓国ドラマ「D.P. ー脱走兵追跡官ー」
「王の預言書」に続いてチョン・へインくんのドラマを観ました。
ホヨルとジュノがチームを組んで追跡するシーンはコミカルで面白かったですが、
上官が癖のある二人で「麗~花萌ゆる8人の皇子たち」「恋のスケッチ 応答せよ1988」
「ファイ~悪魔に育てられた少年」のキム・ソンギュンさんや「サバイバー 60日間の大統領」
「恋愛体質 30歳になれば大丈夫」のソン・ソックさんも個性的で面白くて、
キャスティングが良いドラマでした。
ク・ギョファンさんは前回観た「新感染半島ファイナルステージ」「キングダム アシンの物語」
でも婆猪衛(パジョエイ:好戦的な女真族の部族)の首長アイダガン役で注目しちゃいました。
独立映画監督で有名な方だそうですが、独特な雰囲気と演技センスを持っていて印象に残ります。
「アルゴン~隠された真実」「アルハンブラ宮殿の思い出」のチョ・ヒョンチョルさんは
アニメ好きのオタク役がピッタリでした。
でも、気の優しいソクポンが悲壮な末路を迎えてしまうシーンには
どれだけ辛くて、悔しかったのかと思うと泣けてきました。
韓国の兵役中の実態が描かれているので、軍隊ってこんな感じなのかな?と思いました。
上下関係が厳しく、いじめ問題はどこの世にもあって醜いシーンには心が痛みます。
脱走兵や自殺のニュースを聞いたこともありますが、そのシーンはひどい有様でした。
6話のタイトルが「傍観者たち」でこういった状況を周りは見て見ぬふりをしていて
上官たちも取り合ってはくれない諦めムードから、耐え切れずに脱走するのにも
それぞれ事情があって、無理もないなと感じてしまいました。
普段は小言ばかり言い合っているポグムとジソブ大尉も何とか助けようとするのですが
虚しい結果となってしまいます。
そして、またいつもと変わらぬ日々が続き、同じことが繰り返される・・・。
この辺りが、韓国軍隊の問題点を訴えているようでした。
ホヨルとジュノがいろいろな脱走兵に出会って憤りを感じていることが
ヒシヒシと感じるドラマでした。
全6話と短いドラマですが、中身は濃くてこのドラマの続きが観たいので、
シリーズ化してくれないかな?
とにかく、お気に入りになりました。
■STORY ※FULL
2014年度 第103師団新平として入所したアン・ジュノ(ジュンホ)は、
過酷な訓練と上官からの陰湿ないじめを経験することに。
そんなある日、ジュノにD.P.(Deserter Pursuit)脱走兵追跡官の
パク・ポムグ(キム・ソンギョン)との面談の機会が与えらる。
ポムグはジュノの洞察力を認め、D.P.に所属するようジュノを誘い追跡官となる。
そんな中、103歩兵師団憲兵隊長の補佐官でD.P.の司令官でもある大尉イ・ジソブ(ソン・ソック)が赴任する。
陸軍士官学校出身のインテリで、自分の成功だけを気にして、ボムグと常に神経戦を繰り広げる。
ボグムは評価・進級だけを考えている大将やイム大尉とは異なり、鋭い洞察力でDPを率いて
いつも疲れて見え、常にジュンホとホヨルに小言を言っているが、二人を大切にしサポートする。
ジュノの初任務は、脱走したシン・ウソクを『捕まえる』こと。
ただ連れ戻すだけの簡単な任務に予想もしなかった事態が待ち受ける・・・。
その後、憲兵隊の軍脱逮捕部隊を率いている元組長ハン・ホヨルが相棒としてやってくる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます