■韓国映画「大統領の理髪師」 予告
2004年の韓国映画
1960年代の激動の韓国。
「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホ主演。
1960年代以降、政情が激しく揺れた韓国で
偶然から大統領の理髪師になった小市民を主人公を描くヒューマンドラマ。
朴正熙大統領が独裁政権を敷いた1960~70年代の韓国をモデルに、
後の禿頭の新大統領全斗煥が登場するまで、当時の韓国の世相を十分に表現し、
現代とは違う、韓国の独特の雰囲気を味うことができる作品。
つつましく暮らしながらも歴史の激動に否応なく巻き込まれた理髪師と
その一家の喜怒哀楽を、時にコミカルに、時にシリアスに描いた、
韓国映画らしい、エネルギッシュかつバイタリティーあふれる力作。
大統領の理髪師になって最初は舞い上がる主人公だが、
人間にとって本当に大切なものに気付いていく等身大の姿は、
国境を越えて普遍的な感動を呼び起こす。
(Webより抜粋)
■韓国映画「大統領の理髪師」
古い映画でしたが、機会があれば観たいなと思っていた映画でした。
「ソウルの春」「サムシクおじさん」「KCIA南山の部長たち」「タクシー運転手」
「1987ある闘いの真実」など、これまでに観てきた作品でも出てきた出来事があって、
李承晩(イ・スンマン)の不正選挙から始まって、朴正煕(パク・チョンヒ)の強力な軍事政権下の制圧された暮らしの中で
人々があっちについたり、こっちについたり面白おかしく描かれているのが興味深かったです。
でも、面白おかしく描かれてはいるものの、全斗煥(チョン・ドゥファン)が新大統領になるまでを
平凡な市民の目から見たような作品で、ソン・ガンホさんの世渡り上手な飄々とした演技が面白いけど
一歩間違えば大変な目に遭ってしまうような世の中で生きる人々は
大変な時代だったんだなっと感じました。。
■STORY
大統領官邸“青瓦台”で理髪店を営む平凡な男ソン・ハンモ。
美しい妻(ムン・ソリ)とかわいい息子に囲まれて幸せな日々を送るハンモだったが、
ふとした事件をきっかけに大統領の専属理髪師に選ばれ、
権力をめぐる政争の渦に巻き込まれてしまうのだった…。
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