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映画「Cloud クラウド」

2025-01-18 | 映画・ドラマ・小説

■映画「Cloud クラウド」 予告  ※公式HP

2024年の映画
第97回米国アカデミー賞 国際長編映画賞 日本代表作品。
菅田将暉 ・古川琴音・奥平大兼 ・窪田正孝ほか豪華キャスト陣 !
スパイの妻<劇場版>』などの黒沢清が監督・脚本を務めた。

ネット社会で拡散する憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”
“気がつけば標的” 匿名の集団による“狩りゲーム”がはじまるー。
日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー。
(Webより抜粋)


■映画「Cloud クラウド」

横浜流星くんの映画「正体」に続いて、菅田将暉くんの映画も観てみました。
転売屋の話なので、どんなストーリーなのか気になっていたんです。
最近、転ヤー(転売人)という言葉をTVなどでよく聞いて、
大量に買い占めて高値で転売する犯罪が増えているとかですごく気になっていました。

主人公の吉井(菅田将暉)も真面目に働く会社員でしたが、3年働いても給料も上がらず
副業として転売屋をしていたのですが、その手口はとても恐喝じみていて
詐欺に近く、良い職業とは思えずこうして荒稼ぎしていくんだなと思いました。

最近の事件が若者たちが貧しさから簡単にお金が手に入る闇バイトや犯罪に関わっていく
そんな状況が現実的でした。
当然、騙した人たちからは恨みを買ってしまうのですが、
それが結局は自分を追い詰めて行って怖かったです。



最後までよく分からなかったのが、田舎で雇った佐野という青年が何者なのか?
何か裏ではすごい権力を持っていそうな行動がとても気になってしまいました。
簡単にお金が手に入るなんて夢見がちですが、世の中そんなに甘くはありません。
努力しても報われない世の中だから、こういった若者が増えるのでしょうか?
それとも、忍耐力のない若者を育てている世の中や親が悪いのでしょうか?
犯罪を犯しているとわかっていても、罪を重ねていく若者が不安に見える作品でした。



■STORY


普通の会社員として働きながら、裏では「ラーテル」というハンドネームを使い、
“転売ヤー”として日々働いている吉井(菅田将暉)。



ネット上で様々な商品を安く仕入れては高く売り捌き、大金を手にすると
勤め先の会社での昇進の話を蹴って吉井は転売だけで生計を立てようと決意し、
会社を辞めて恋人の秋子と一緒に田舎に引っ越し、
地元の若者・佐野をアシスタントとして雇う。



しかし、吉井の周りで不可解な出来事が起こり窓ガラスが割られたり、
不審な車に尾行されたりと、彼が知らない間にバラまいた憎悪の粒は
ネット社会の闇を吸収し成長する“集団狂気”へとエスカレートしてしまう。



誹謗中傷やフェイクニュースなど、悪意のスパイラルによって拡散された憎悪は、
実体を持つ匿名の集団へと変貌し、暴走を始める。
彼らが始めた“狩りゲーム”の標的となった吉井の日常は、急速に破壊されていく。


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