■韓国映画「風水師 王の運命を決めた男」 予告
2017年の韓国映画
明堂を探す男たちの野望と陰謀の一大史劇!
「風水」とは、山脈や水脈の形勢や方位といった地理的特性を人々の吉凶と関連づけ、
運気が上がる場所を見極める環境学であり、都市・住居・墓所などの位置を決めるというもの。
なかでも繁栄の運気が集まっている土地を〝明堂(めいどう)〟と呼び、
その場所を手に入れた者には富と名誉が千年万年も続くといわれている。
人相占いの『観相師 』、相性占いの『ときめきプリンセス婚活記』、
そして地相占いの本作『風水師 王の運命を決めた男』は〝易学三部作〟と称され、
国と人の運命が風水によって翻弄されていくドラマが壮大なスケールで描かれている。
天才風水師を演じた人気俳優チョ・スンウは、正義を宿した気品あるオーラでストーリーを先導し、
実在した王族に扮するチソンは、国を変えながら自分も変わっていく心の機微を巧みに表現。
欲に取りつかれた野心家には『インサイダーズ/内部者たち』の重鎮男優ペク・ユンシク。
その息子には『悪いやつら』の個性派俳優キム・ソンギュン。
さらに、ドラマ「クリミナル・マインドKOREA」の女優ムン・チェウォン、
ドラマ「グッドワイフ ~彼女の決断~」のイケメン男優イ・ウォングン、
5urpriseのカン・テオらが華麗に共演した。
(HPより抜粋)
■韓国映画「風水師 王の運命を決めた男」
ドラマ「秘密の森2」に続いて、チョ・スンウさんの映画を観ました。
この映画も前からずっと観たいと思っていた作品でしたが、
今回は、初めて「コリアンシネマウイーク2020」に応募しての鑑賞でした。
最近、史劇作品を観ていなかったので、史劇に飢えていたのかもしれませんが
やっぱりこういった歴史の史実を交えた作品は、とても面白く興味深いです。
チソンさんは、以前ドラマ「大風水」で天才風水師役を演じていました。
今回は、大韓帝国の皇帝高宗の父、興宣君役でしたが、
最近観た映画「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」も
この時代の後の皇族たちの悲劇が描かれていて、とても興味深く観ました。
朝鮮末期の歴史背景をもっと知りたいなと思っていたところだったので、
とても面白かったです。
チョ・スンウさんの史劇は「馬医」以来でしたが、天才風水師で次々と地相を
言い当てていく様は、「秘密の森」のファン・シモクのようで鋭い観察眼が良かったです。
ドラマ「三銃士」でホ・スンポ 役のヤン・ドングンさんがちらりと出演していて
嬉しくなりました。
「梨泰院クラス」,「花郎」のユ・ジェミョンさんとの共演は、「秘密の森」とは
キャラクターは全く違いますが面白く、この「易学3部作」の映画もお気に入りになりました。
■STORY
土地や水脈の形状を見るだけで、人々の運命を変えることができる天才風水師パク・ジェサン(チョ・スンウ)。
彼は運気の集まる土地̋〝明堂〟を探し当てる天才だった。
朝鮮王朝の重臣キム・ジャグン(ペク・ユンシク)とその息子キム・ビョンギ(キム・ソンギュン)が、
国の主権を握るべく勢力を拡大していた時代。
宮廷においてただひとり、権力者にひるまず毅然とした態度をとるジェサン(チョ・スンウ)は
明堂を独占しようとする重臣キム・ジャグン(ペク・ユンシク)の陰謀に巻き込まれ、
愛する妻子を殺されてしまう。
悲しみと憎しみを抱き続けたまま、13年の歳月が流れた。
ジェサンは朋友ヨンシク(ユ・ジェミョン)と共に風水鑑定業を営み、裕福な貴族からは大金を巻き上げ、
貧しい民には無償で救いの手を差し伸べていた。
一方、王室を牛耳るキム親子は、千年万年にわたる一族の繁栄を願い、
悪知恵のはたらく風水師チョン・マニン(パク・チュンソン)と結託。
強い運気が集まる土地“明堂”のなかでも最高峰の“大明堂”を独り占めし、
国の頂点に立とうと画策していた。
富や権力ばかりでなく、王家の土地までも我が物のようにしていくキム親子は、
国王である憲宗(イ・ウォングン)の命をおびやかす存在になっていった。
王朝で後ろ盾のない憲宗の身を案じた叔父・興宣君(フンソングン/チソン)は、
悪政の世を正して王家の権威を取り戻そうと考え、明堂探しの達人ジェサンの元を訪れた。
妻子を殺されたジェサンと、王家で冷遇される興宣君。
ジェサンと同じくキムに深い恨みを持つ王族の興宣君(チソン)と出会い、
キム一族を滅ぼすため風水の知識を駆使することに・・・。
やがて、ジャグンに父を殺された妓楼の女将チョソン(ムン・チェウォン)の協力で
彼らは、天下最強の〝大明堂〟をめぐる巨大な陰謀の真相を知ることになる。
野望と陰謀が渦巻く覇権争いは、思いもよらぬ人物の裏切りによって壮絶な闘乱へ転じていく。
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