■韓国映画「あいつだ」 予告
2015年の韓国映画
最愛の妹を殺した”あいつ”を追い詰める究極の神経戦
実話を元に描くリベンジスリラー問題作!
証拠もない 痕跡もない 手掛かりは彼女の「予知」だけ。
本作は1999年釜山で実際に発生した、ある女子大生の死を弔う薦度斎
(チョンドジェ:仏教における魂が極楽に行けるよう道を開く儀式)で
起きたことをヒントに作られている。
薦度斎の最後の儀式である救魂祭がとり行われている最中、
儀式で使っていた赤い布が強く引っ張られた挙句に切れてしまい、
使っていた真鍮製の器だけが海に流され、ある青年の前で留まった。
死んだ被害者の父親は、直感的にその青年が犯人だと確信し、
粘り強く追跡したという。
本作はその出来事を元に、よりミステリアスな独特の世界観に仕上がっている。
主演はドラマ「ヨンパリ」など、映画やドラマと幅広く活躍する実力派俳優チュウォン。
共演は、主役を喰う”シーン・スティーラー”として呼び声高い名バイプレーヤー、ユ・ヘジン。
本作では主人公の妹を殺害したと疑われる怪しい薬剤師ミンを怪演。
その演技力でチュウォンとの緊張感溢れる神経戦を繰り広げる。
『アトリエの春、昼下がりの裸婦』で主演を務め、2015年韓国のアカデミー賞である
第52回大鐘賞 新人女優賞も受賞したイ・ユヨンが主人公を助ける
謎の霊能力者の女性シウンを演じている。
(Webより抜粋)
■韓国映画「あいつだ」
ユ・ヘジンさんが出演していた映画だったので映画「レッスル」に続いて観てみました。
ユ・ヘジンさんと言えば、映画「LUCKEY/ラッキー」や「コンフィデンシャル/共助」など、
人情味あるコミカルな演技が面白い俳優ですが、この映画では全く違った演技で
謎の薬剤師を怪演して、チュウォンさんと繰り広げる追跡劇で
逃げ惑うシーンがスリル感がありました。
韓国作品を観ていると、冠婚葬祭のシーンは朝鮮時代も現代でも
異国の慣習を知ることが出来ていつも興味深く観ていました。
この映画の「儀式である救魂祭」もそうですが、とても興味深かったです。
こういうことが「実話であった」ということにも驚きでした。
ユ・ヘジンさんの怪演は、また違う一面を観ることが出来た映画でした。
■STORY
寂れた漁村で暮らす孤独な兄妹のジャンウ(チュウォン)とウンジ(リュ・ヘヨン)。
両親の亡き後、ジャンウは最愛の妹を養うため、製氷工場、洗濯場、
ゲーム機レンタルと必死で働く。
そんなある日、忽然と姿を消す妹ウンジ。
必死で探すが、3 日後、妹はジャンウの仕事場で遺体となって発見される。
そして、ウンジの魂を慰める救魂祭が行われる中、ジャンウは不審な男を発見する。
足早に立ち去ったその男が犯人であると思い込んだジャンウは
他人の死を予知する能力を持つ女性シウン(イ・ユヨン)の協力を得て
男の行方を追い、薬剤師のミン(ユ・ヘジン)に辿り着く。
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