オコジョ、チャート・レビュー

洋楽チャートの感想や予想を長々と述べます。速報性はありません。

チャート・レビュー UKチャート 2022年2月17日付

2022-02-14 | チャート・レビュー (UK)

 

2月14日はNFLスーパーボウル決戦のハーフタイム・ショー!

とっくに終わった時間帯に書いてるけど、今年は無事に終わったのかな?

今年の豪華すぎる出演者、

ケンドリック・ラマ―以外は世代ではないけど、

ハーフタイム・ショーは決して無視できない洋楽の一大イベント!

 


 

  title artist
1 We Don't Talk About Bruno Encanto
2 Peru Fireboy DML, Ed Sheeran
3 Surface Pressure Jessica Darrow
4 abcdefu Gayle
5 Where Are You Now Lost Frequencies, Calum Scott
6 War ARRDEE, Aitch
7 Seventeen Going Under Sam Fender
8 Make Me Feel Good Belters Only, Jazzy
9 The Family Madrigal Encanto
10 Overseas D-Block Europe, Central Cee

 

(コメント

> 「秘密のブルーノ」が4週目の1位!他を寄せ付けない勢いで1位を独走中です。そしてやはりエンカント・キャスト勢は強いですね、今週もTop10に3曲と。ビルボードによると、TikTokで楽曲がよく使われるのだとか。ディズニーのサントラって、聴けばすぐそれだと分かるような独特のミュージカル感があるように思うのですが、それもTikTokで流行るんですね~。

 

> 2位が Peru、先週に引き続き同位キープです。このファイアボーイDMLさん、ナイジェリアのアフロビート歌手でした!またか!…となりましたが、本当に去年からナイジェリアン・アーティストが強い!エンカントに続いてこれも今年のトレンドになったら面白いです。なお、Peru はこの前全米チャートにも初ランクインしてました。

 

> 5位、ロスト・フリクエンシーズ…ちょっと発音しづらいですが、こう読むみたいです。自分は前回よく分からないまま既得権益がどうとか言っていましたが、この人はベルギーのDJのようで、少し前にヨーロッパで名を上げていた人でした。一方 Calum Scott も You Are The Reason などのヒットで2018年にメジャー・デビューしていたようです。Where Are You Now は二人とも、ちょっと久しぶりのヒットなのかも。…不確定要素だらけですみません。

 

> そしてその下に、ブリティッシュ・ラッパー ARRDEE の3曲目が入りました。Top10入り3曲目という意味です。フィーチャリングの Aitch も英ラッパーで、2018年 ∼ 2019年あたりから上位で名前を見ています。つまり、人気者同士のコラボのパターンですね。

 

> イギリスを代表する音楽賞、ブリット・アワード2022で「最優秀ロック/オルタナティブ・アクト賞」を受賞したサム・フェンダー、チャートでもこの Seventeen Going Under がロングヒット中で順調です。というか、同曲のヒットが彼を受賞に導いた感じもありますね。とにかくサムさん、おめでと~!

 

  title artist
11 Packs And Potions HAZEY
12 Down Under Luude, Colin Hay
13 Pump 101 Digga D, Still Brickin'
14 Fingers Crossed Lauren Spencer-Smith
15 Oh My God Adele
16 Shivers Ed Sheeran
17 Enemy Imagine Dragons, JID
18 Everything's Electric Liam Gallagher
19 Ghost Justin Bieber
20 Bad Habits Ed Sheeran

 

> ...で、やっぱり知らない人多い!#11 ∼ #14 はほぼ知らない名前です。#13 の Digga D は確か去年メジャー・デビューしたラッパーの方で、この人だけ分かります。曖昧な記憶ではありますが、はっきりしたTop10ヒットはこれまでになかったと断言できるので、今年さらに高い波を迎えられるといいですね。

 

> エド・シーランは20位に Bad Habits が戻ってきましたが、5thアルバム『=』からのサード・シングル Overpass Graffiti はなくなってしまいました。ただ、もうニュースになっているようにフォース・シングル The Joker And The Queen ( Remix ) feat. テイラー・スウィフト がリリースされ、これは100%の確率で上位に入ってきます。次週いきなり1位をとるという予想もありますが、果たして...?

 

> 先述のブリット・アワードについては毎年ニュースを読むものの特に詳しくなく、歴代受賞者なども覚えていないです。しかし、主要っぽい部門が5つあることが分かり、またジャンル別の部門も1つずつあることが分かりました。これくらいは来年のこの時期までに覚えておこうと思います。

 

 …それで今年「主要っぽい部門」のうち3部門を制したのがアデル!5部門のうち1つは最優秀新人賞、1つはデュオ/グループに贈られる賞だったので、実質主要部門は総なめです。他に誰がいたのか調べたところ、ポップ界からエド・シーラン、ヒップホップからデイヴとリトル・シムズ、ロック界からはサム・フェンダーがノミネートされていました。全員去年大ブレイクした人なので、総なめは本当にすごいです。

 

> リアム・ギャラガー(18位)!!UKチャートは U2 やローリング・ストーンズなど、過去の大物アーティストの新曲もしっかりランクインするところが特徴的です。今週は他にもレッド・ホット・チリ・ペッパーズのニュー・エントリーがありました。…あ、このリアム・ギャラガーの曲も初登場です、言い忘れてました。リアムさんもノエルさんも結構新譜のリリースは多いというか、多いとはいわないでも、作品と作品の間隔はあまり長くない印象です。

 



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