「木下 和」展

2024年11月01日 | 美術館・アート・文化財
その画家も、どんな絵を描くかも知らないけれど、
なぜか気になっていた、小さな美術館の企画展。

2023年4月に80歳で逝去した、
木下和という洋画家の遺作展でした。





「わあ、すごい❗」

撮影OKという事で、思わずスマホカメラを向けました。

50代で出会った悠久のエジプト。









晩年のモチーフは、生涯を過ごした江波の山に自生する被爆樹木「江波山桜」。


戦前から地元の人々の間で「変わった桜がある」と言われてきた「江波山桜」は、
通常のヤマザクラの花びらが5枚なのに対して、花びらが5~13枚、
枝と花を結ぶ花梗も倍の長さがあります。

鑑定の結果、非常に特異な花で、全国でも類を見ない珍しい品種であることが判明し、
「ヒロシマエバヤマザクラ」と命名され、1996年に広島市天然記念物に指定されました。

素晴らしい大作の数々・・・
「気になったら、行動すべし」です。
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