いやもうほんと、正直イングランドはここまでやるとは思いませんでした。。。。
怪我による主力の相次ぐ離脱、直前の監督の辞任、ごたごた続きのチームに経験の浅い若いメンバー。
グループリーグの初戦の内容からも攻め手が乏しく、全体の連携も不安定・・・
「こりゃーグループリーグ突破が精一杯やな~」なんて話していたんですが。
試合ごとに若手がのびのびとプレー、全体の結束力が増し、どんどん成長していったんではないですかね~
「選手たちは、すべて出し切った。PK戦の運があると思ったけど、そうはならなかったよ。僕たちは国の誇りを持って戦った。でも、やっぱりすごく残念だ」
試合後のジェラードのコメントは本心でしょう。ある意味、実力不足ではあったが思い入れのあるチームになったのではないかと・・・
テリーにしてもそう。自ら招いた問題の責任感からというのもあったのか、そのディフェンスに対する集中力は凄まじいものでした。
ただやっぱり駒足らずの感は否めず、特に中盤を支配されてからは防戦一方でした。キャロルやウェルベック、もっと経験をつんでがんばってほしいですね~
ウォルコットの足が生かせなかったことも残念。足の状態はよくなかったのかな?
イタリアの変貌は今大会の驚きの一つでした。それまでは一辺倒に守備重視、カタイカタイ守りのスタイルだったのが、ポゼッションしながら相手を揺さぶり攻めるという、最新のサッカースタイル。
最後に決めて得点する、というサッカーで一番大事な部分だけはイングランドの気迫がそうはさせてくれませんでしたが。笑
PKは運。でも今日のイタリアにはピルロがいました。
イングランドはバロテッリにもイタリアにも負けませんでしたが、ピルロに敗れたと言っていいのかもしれませんね。