監督・脚本・原作・ 劇団ひとり
出演:劇団ひとり、大泉洋、柴咲コウ、笹野高史、風間杜夫ほか
ストーリー:場末のマジックバーで働く、さえないマジシャンの轟晴夫(大泉洋)。ある日、彼は 10年以上も関係を絶っていた父親・正太郎(劇団ひとり)がホームレスになった果てに死んだのを知る。父が住んでいたダンボールハウスを訪れ、惨めな日々 を生きる自分との姿を重ね合わせて涙する晴夫。すると、突如として青空を割って光る稲妻が彼を直撃する。目を覚ますや、40年前にタイムスリップしたこと にがくぜんとする晴夫。さまよった果てに足を踏み入れた浅草ホールで、マジシャンだった父と助手を務める母(柴咲コウ)と出会い……。
オールロケのこの作品は、監督の、劇団ひとり氏のこだわりらしい
主人公が40年前の浅草にタイムスリップしちゃう
お話は 読めてしまいつつ
とあるコトで 父と舞台でマジックショーのコンビを組む
晴夫は、腕は決して悪くはないのだが、しゃべりや見せ方などが今一つで他者へのアピール度が欠けているため、なかなか芽が出ないでいる
大泉洋氏の「しゃべりの」下手なって~と思うでしょ?
やっぱり みょーだったよ~
でも、優しい雰囲気の演技も(b≧∀)グッド♪
晴夫の人生には嫌なことが次から次へと襲いかかる。自分が住んでいる安アパートの水道管が破裂、部屋の中が水浸しになり、用意していた手品のタネも何もか もが台無しに。
そして、なけなしの金で買った惣菜パンの中身をぶちまけてしまい
さらには失踪した父親がホームレスになっており、河原で亡くなったという 哀しい知らせが入る。
まさにこれぞ泣きっ面に蜂。
不幸はイモヅルで連鎖していくのか!!!!!
晴夫は生きることを辛いと感じてしまうのだ。
突然晴夫は落雷に打たれ、その衝撃でタイムスリップ
まだ20代の頃の自分の父親(劇団ひとり)。そして晴夫を産んだ後に家族を捨てて出ていった、記憶にもない母。そんな母の若い頃(柴咲コウ)にも出会う
劇団ひとり扮する晴夫の父親
ちょっといい加減な面があり、手先は器用だけど生き方が不器用なワイルドな男
人生にウンザリして、「自分なんてこの世に必要なのか?」と思っていた晴夫
自分が生まれる前に行って
「本当の真実」を知り、自分が生まれてきたことにはしっかり意味があったことを悟ることになる
ん~「満足のいく人生を送ってる?」
そう問われて「満足ですよ」と胸を張って堂々と答えられる人には
この作品はどーなのか
自分を救えるのは自分自身
生きているのも、自分の心持ち一つ
マジックショーにも^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^