監督:堤幸彦
出演:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中哲司、田中泯、松坂慶子
ストーリー 会社経営者の播磨和昌(西島秀俊)と妻の薫子(篠原涼子)は2人の子供を授かるが、現在は別居している。ある日、娘の瑞穂がプールで溺れて意識不明になり、医師に脳死と診断される。臓器提供を希望するか、このまま死を待つかの選択を迫られる夫婦は、悩んだ末に臓器提供を決意するが、薫子が一瞬だけ瑞穂の手が動いたのを見てそれを撤回する。和昌の会社が開発した最先端技術を駆使した延命治療が始まり、彼女は眠ったまま成長していくが……。
東野圭吾の同名ベストセラーを映画化
勿論、原作、読んでる
植物状態となり眠り続ける娘をめぐって家族の歯車が狂ってていく
母親は途方もない行動肉動機能、周囲は翻弄される
命について、脳死と心臓死について自分の大切な人
脳死とは人間の死なのか?それとも心臓死こそ人間の死なのか?
死とは。心臓で死なら諦めることが出来るが
脳死の場合は「家族の判断」が決定する
自問自答
恐ろしい考え
脳死を認めて臓器提供を受け入れるものの・・・
愛しい人の「手がピクッと動く」
それは、脳以外は機能している証。意志とは無関係。肉体の動き。
もしかして「心」も感じているのか・・・
そこには 境界線は存在するかどうか
科学の力で動かそうとする
ただし、「人道」では踏み入れてはならぬ領域が存在する
迷う。戸惑う。科学の進歩と命
科学における「力」は 恐ろしさもある。
愛しい存在。生きている。彼女の行動は、恐ろしいのは、愛するが故に
娘を思う妻の心、夫の心、技術の治療に協力する科学者の心
翻弄される周りの人々
徐々にズレて。
今の法律において、残された家族が延命するか死亡と断定するかを決めること
自分ならばどう考えて、どう行動するのか、どう選択するのか
考えたけど・・・
が。答えは出ない私の現実
我身の病で、大学病院に通い、小児科時代でも、内科でも知ってはいる人がいる
でも。その家族、親しい人達に、私は理解は出来ていないと感じた
テーマは、とても難しい 暗く、苦しい
ここに出ている人達の気持ちを 非常に しっかり丁寧に描く
悲しくせつない
人の生死に答えは無い
難しい問題
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