監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ、マルコ・レオナルディ、アニェーゼ・ナーノ、プペラ・マッジオ
シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座
公開して即 観たり
「午前十時の映画祭」でも観たり
先日
高嶋ちさ子サンのコンサートでもコンサート
この曲を聴いた
なんかよく観てて 完全版でデジタル・リマスターを観たり
吹き替えでも観たり
何回 観ても 良い
ただ ただ ただ涙が止まらない感動っていうんじゃなくて
アルフレードがトトに村から出ろと諭す場面の古びた碇。
帰郷したトトを出迎える年老いた母に繋がる毛糸
こういうのって
映画ならではだと思う
アルフレードのトトを見守る「眼」
見事に
現実を生きろ と提示して
戦争の傷跡も描いて
映画好きの主人公トトと映写技師のアルフレードとの一生涯の関係
人々を喜ばせるのは映画自体であって、映写では無い
そういうアルフレード
アルフレードは映写ではなく、映画を作りたかったのカナ・・・と思えてしまう
劇場の外にいる人たちのために、外の建物の壁に映写するシーン
トトは現実の世界に自分を押し出してくれたアルフレードの優しさに気がつく
そして随所に入ってくる 観客各々の“想い”と“思い”
エンニオ・モリコーネのテーマ・ミュージック
ラストのキスシーン集
それはアルフレードが、映写技師の持てる技術を駆使して作っ
稚拙ながらも作者の思いがふんだんに詰まった作品
そこにあるのは
思い出だけでは無く
愛
「映画 好きで嬉しい」
涙が こみあげてくる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます