Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

エル ELLE

2017-09-07 | あ行の映画

監督 ポール・ヴァーホーヴェン
キャスト エマニエル・ユベール ローラン・ラフィット アンヌ・コンシニ ジュディッド・マーレ ジョナ・ブロケ アリス・イザーレ

私はゲーム会社のCEOとして仕事をしている。ある日、自宅に侵入してきた覆面の暴漢にレイプされた
過去の経験から警察は頼りたくないので通報しなかったわ
何事もなく、仕事も続け、生活を送り続ける

仕事。それは当然、多々の部下を率いているし、経営はワンマンだわ

私に接近して来る存在・・・正体不明の犯人。誰?一体 誰なの?!!部下達 全員のpcに貼りつけた動画
私の父。
彼は、39年前に大量虐殺犯で終身刑を宣告されたわ
でもね、仮釈放の申請を起こしたの。
そりゃあ、事件の真相は問題化してるわ。私は、10歳だった当時。
事件に関わりを持っていたのよ



3つの事件
私を取り巻く人々は、揃って曲者揃いね。

一人息子は、私を嫌う。身勝手な妻。
彼の父親で別れた夫は売れない小説家
隣の人は 私に何故か変な視線を浴びせるし、その妻は変な信仰宗教に傾倒
私の母は老いて尚 お盛ん。若き男に熱中してるし・・・

私の不可思議な屈折
精神の折れ曲がった私
私は そういう事
自身に潜んでいた欲望や衝動
波乱


起きることを望む
歪んだ人間模様



ありがとうトニ・エルドマン ん~~

2017-09-07 | あ行の映画



脚本・監督のマーレン・アデ
キャスト サンドラ・ヒュラー ペーター・シモニシェック 


ドイツのコメディー家族ドラマ
というか、みょーな作品だったな
これがドイツ作品のノリなのかしら?!?!ついていけなーい💦💦

もっとスッキリして、サクサクって描いた方が良いでしょ
だって、中途半端過ぎ


全裸で・・・って 何が?!どーして?!?!みたいな
意味 不明だし
不快感が出て来るのよね

この作品、なんかね凄い 感動で 良いとか言われてたらしいけど
ワタクシ的には 
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!?!どーこーがぁぁぁぁぁ?!??!だったわ
ストーリーも 何もヒネリ無し

ルーマニアで仕事してる娘 
ガチでガード固く、仕事に励んでる女性

バリ・キャリ



彼女を心配したパパかドイツから訪れて来る
親父ギャグを言っていないとダメで、音楽の先生

なんか、ベタなオヤジギャグばっか言ってブーブークッション

んでこの風変りパパと触れ合って
ユーモアと優しみで見つめて
強面なパパちゃんが、実は お茶目でーすって

トニ・エルドマンとは父ヴィンフリートが作り上げた実在しない

直接、娘に あれこれじゃなくて

この「間接に」伝えている

人生の「楽しさ」「観る」

ん~~~ もっと しなやかに描いて欲しかったな
あ。だからEUなのか


これハリウッド・リメイクするっていうけど・・・どーなの~~?!?!


君の膵臓を食べたい あったなぁ・・・

2017-09-06 | か行の作品



監督:月川翔

キャスト 浜辺美波 北村匠海 小栗旬 北川景子 

ストーリー 高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった「僕」(北村匠海 / 小栗旬)。彼は、教え子・栗山と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、「僕」と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)。彼女もまた、「僕」と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。12年のときを経て、桜良から「僕」と恭子に届く想いとは。

原作読まずに、観て、映画を観てから読んだ
これは、図書室という舞台 書架という舞台 図書カードという舞台

そうねぇ・・・逆に 原作有で先に世界を知っている方が良いのかも
映画だけしか観ただけだと 「あの物足りなさ」が解んないと思う

劇中一度もチャイムが鳴らないってね~

ん~ お互いをリスペクトしてて、ほんと同一化したくなってるっていう
微妙な距離感がキーポインでしょう
そこに「唯一の」存在とシンクロしていく
それら含めて 哲学ノリもあるような(笑)

蛇足 涙腺もそこそこに来る




関ヶ原 これじゃ~良い人になっちゃうよ

2017-09-06 | さ行の作品

監督:原田眞人
出演:岡田准一、有村架純、平岳大、東出昌大、キムラ緑子、滝藤賢一、大場泰正、中越典子、壇蜜、西岡徳馬、松山ケンイチ、役所広司

実は私は、歴史が好き。世界史も日本史も好き
司馬氏の本は、qパパもqママも好きで読んでるから自宅には沢山の本があるので
ほいほいって読んでた (歴女にあしかけてるかしらん)
ん~ この作品、この時代背景とか人物関係が解ってないとキツいんじゃないかなー
それこそ「関ケ原」って大河ドラマで描く長さなのに2時間だもん端折ってるし
三成は勝てなかったのは何故か?家康の負けなかったのは何故か?
人物像薄かったし、石田三成の視点かと思ったら・・・
まんまフォーカスが無い!!!!!!!

上っ面だけだった

あとさ、セリフが早口でダメダメでしょ

関ヶ原の戦いを石田三成を主役にして、2時間半って 
ありえないと

例えて言うなら三成が「どういうことを考えていたか」「どうやって戦へと挑んだか」「如何にして負けたか」
そんな形の三段論法のアプローチもアリじゃないかな
ベタに言うなら
これじゃ 石田三成が良い人になっちゃって
もっと ダークで「嫌らし~」人物像が逃げちゃってる
ん~ もっともっと濃縮して 濃密して描いた方が良いと感じてしまった

蛇足 やっぱ 役所サマサマが素敵だったぁぁぁぁぁぁ