Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

ドリーム 素晴らしい完成度

2017-10-27 | た行の映画


監督:セオドア・メルフィ

出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケヴィン・コスナー、キルステン・ダンスト、ジム・パーソンズ、マハーシャラ・アリ
ストーリー エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。

1960年代の世界に、このような事実があったこと
人種や性別の壁。女性という壁が高い。肩身の狭さ
知性と強い信念で道を切り開いて行く彼女たち
逆境にも屈せず
でも私生活では三人揃って明るく笑い飛ばす

宇宙船計画の舞台裏で、努力と奮闘を重ねる黒人女性3人の姿が勇敢
ただ、強いだけでは無い
そこには、輝きが存在する美しさだった
彼女達は「前例」を作ったのだ

閉じられるドアと開かれるドア。
コーヒー。ネックレス。
見上げる歩く行く走る。

ガラス張りの本部長室とトイレの鏡。
そこは意味が含まれる存在として描かれる

彼女たちを認めていく

そして、さりげない当時の環境や建物・車両など
なんとも とても美しい。
人種というシリアスな素材を描いていながら前向きであり美しいのだ
人種だけでは無く、女性にとっても「希望と歩み」を感じたわ。

素晴らしい完成度の作品。


デッドプール オレちゃんは行く!!!!

2017-10-27 | た行の映画


監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノ、ブリアナ・ヒルデブランド
声の出演:ステファン・カピチッチ

あらすじウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、以前は優秀な特殊部隊の傭兵(ようへい)として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。




マーベルコミックスの正統派ヒーローと別の
トンデモとんでもなヒーロー デッドプール誕生秘話
X-menのスピンオフ
    ヒュー様は一応出演ってコトで良いのかしら
きっっっっ デッドプールったら!!!!!
さて。デッドプールといえば下ネタ満載とは言いつつ
このヒーローならアリアリでしょう(笑)このキャラだし

はい。これはもー
軽いノリ派手アクションを何もクソ難しいことは考えなくて観るべし
展開は 単純明快ベタベタ。
愛しい人を救出する

全身スーツで顔が隠れているにも関わらず表情がちゃんと伝わって
一人漫才してるんだなーなんてノリ
こっちに話しかけてくるし。
X-MENの連中もたじたじ
X-MENとして見てもかなりレアだわ
ま。こういうヒーローだけど
何処となく「インパクトに欠ける」のよね
デッドプール誕生までの回想がシリアスで丁寧だから
何故「あーいうキャラになっちゃったのか」という回収が出来て無くて
そこらへんも、なんだかねーになっちゃった
アンチヒーローを主張するデッドプールは
どう考えてもヴァネッサにとっては紛れもないヒーロー(笑)
宿敵フランシス 敵も味方も地味
ん~ 「俺ちゃん」下手に良い子にコース・アウトせず
まっしぐらに突き進んで欲しいぞ

蛇足 R指定のヒーロー映画はいかばかり(笑)(笑)(笑)


猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

2017-10-23 | さ行の作品


監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン 、スティーヴ・ザーン、アミア・ミラー、カリン・コノヴァル、ジュディ・グリア、テリー・ノタリー、ガブリエル・チャバリア
あらすじ猿と人類の全面戦争が始まってから2年が経ち、シーザー(アンディ・サーキス)が率いる猿の群れは、森の奥深くのとりでに姿をを隠していた。ある日、奇襲によってシーザーの妻と息子の命が奪われる。シーザーは人類の軍隊のリーダーである大佐(ウディ・ハレルソン)に復讐するため、オランウータンのモーリス(カリン・コノヴァル)らと共に旅立つ。

「猿の惑星」前日譚「猿の惑星」シリーズの最終章
人類の脅威となる利口な猿がいかにして誕生していくのか描き
賢くなった猿たちと滅びゆく人類との確執
どちらも 猿側のリーダーで性格を持つシーザーの良き理解者が存在していた
シーザーは、そういう人達から「人間を理解」することを学び取り
人間は、人間なりの「シーザーに対する理解と愛情」を持ち
このスクランブルに「互いの距離」が存在していた
そして ここに互いのバランスが程好くあった
 今作品は その「互いの距離とバランス」が存在していない
シーザーの人間的行動。
そして、シーザーの奪われし知能
争いは、人間たちの愚かさの表れ

しかし・・・疑問が浮かぶ
猿インフルにより人間達は知能を失うのが判りきっている
なのに何故??????
だの ちょいちょい突っ込みが💦 
 ↑
解る方は、お解りかと(笑)

人間たちは、言葉を失う。それは「動物的になっていく」
知能を奪われていく猿と人間
秩序とバランスは崩壊する
争いが始まる

そっか・・・やっぱりシーザーは戦争をしたくなかったんだね
本当に そっと静かに 人間との距離を適当に程好くいたかったんだね

コバと同じだとシーザーは気がついちゃったね


旧1作目につながる内容になっていたなぁ
猿が人間を支配するのは何故か
人間は言葉を話さないのは何故か
口のきけない ノバの存在が旧1作目にも出てるし
シーザーに感情移入して観ちゃう

ん~~ ラストは・・・
もっと続きが出来るんじゃないかしら
どういうふうに猿の惑星になったかってのとか
感染ルートは???とか
でも ここまで シーザーを観て来たので
シーザー!! 素敵な作品を色々、ありがとー!ってキスしたいわ(笑)




バリー・シール/アメリカをはめた男

2017-10-23 | は行の作品


監督:ダグ・リーマン
出演:トム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラ・ライト・オルセン、ジェシー・プレモンス、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、アレハンドロ・エッダ、マウリシオ・メヒア
あらすじ:民間航空会社のパイロットでトップクラスの操縦技術を持つバリー・シール(トム・クルーズ)は、CIAにスカウトされる。偵察機のパイロットとなった彼は極秘作戦の過程で麻薬組織と接触し、麻薬の運び屋としても才能を発揮する。政府の命令に従う一方で、違法な密輸ビジネスで荒稼ぎするバリーだったが……。



おい!配給会社っっ このタイトルの付け方は無いだろーよ



アイツは「運び屋」でやがる。テクはキレキレのパイロット
世界最高の密輸王。アイツは愛妻家だけど破天荒で悪行だ
航空会社所属の見事なパイロット。
利用するのは利用するアイツ。
アイツの名前は バリー・シール
片手間に小遣い稼いで 密輸と来たもんだ
何。アイツを雇ったのはCIAだ。
持ちつ持たれつ、利害関係の一致ってのもあらーな
なんたってじそく500㌔の最新型小型飛行機を与えたら、以来仕事は盗撮だ
アイツの仕事っぷりはスゴイもんさねぇ
なーに、シューティグテクニックに逃げ足も超一級品さ
そりゃあたりめーだ。仕事は増えてくもんだろーな
ま。本人としちゃ、確実に堅実に質実剛健が欲しくなる生活を望むのもわからーな
男一匹 愛妻家と穏やかに静かに生活してぇだろ。平平凡凡がいっちゃん楽しいからな
愛しの妻にダンマリで脱サラしやがったら、おめぇ そりゃーあたりめーだ
まぁよ「CIAし出入国フリーパス」ってのけ?
え?お偉いサンの考えるこたぁー違うねぇ
御気楽モンのアイツが「仕事OK」すりゃー
仕事に収入と上昇してくわなぁ。ちっっ羨ましいぜ
しかしよぉ、そりゃ泥沼にハマってくわけだ
 おめぇ 何だってアイツは御縄になんねんだ?
無罪放免になんだ?????摩訶不思議だねぇ
なーにカラクリもあったわけさぁねぇ
 おめぇ お偉いさんから不可能な仕事を押しかけられてやがる
そこに来て愛しの奥さんの弟は殺されるったー末恐ろしいこったねぇ

てやんでぃっ だけどな、俺は悪党なアイツを憎めねぇーんだ
アイツを通して お偉いさんのCIAの腹黒っぷりが解ったねぇ

金儲けたって所詮は そういうもんか・・・
俺みてぇな 平平凡凡が一番 世の中、幸せと思ってんのが一番だぁねぇ
おっ!!!!しまった!!!!!!
うちのこうるせー かぁーちゃんが怒鳴って呼んでらぁ
へっ。てやんでぃっ あんなクチうるせぇかーちゃんでも
昔は俺にゃー優しくて ちゅっちゅっ💏してたもんだ
へっ。かーちゃんの飯も変わらずうめぇ。
茶ーの淹れ方も かぁーちゃんだから俺の好み通り淹れんだな。
かーちゃんの 漬けた ぬかみそ。天下一品 極上味さぁねぇ
平平凡凡 かぁーちゃんとクソガキと過ごすのが俺には一番だ

あんたっっっ 何ほざいてんだよっっ
まーた ヤローのダチらと映画談義に油 売ってんのかぃっ
ほらほら!さっさと帰って来な!
飯だよっ! あんたのだーい好きな とん汁 出来てるよっっ
 


そういゃぁ 以前に観たアルゴ」ってぇのじゃ
確か ラストに「次はイランで」ってのは
ふーむ・・・





アントマン

2017-10-18 | あ行の映画

監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリー、コリー・ストール、ボビー・カナヴェイル、マイケル・ペーニャ、ティップ・“T.I.”・ハリス、ウッド・ハリス、ジュディ・グリア、アビー・ライダー・フォートソン、デヴィッド・ダストマルチャン 
ストーリー  
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。

 蟻サンで、蜘蛛男がいれば蟻男もいて(笑) 
こちらのヒーローはムショ帰りで無職ダメパパちゃん(笑) イケメンでもない
目線は蟻サンなので 細かい描写が楽しめる~~~

小っちゃくなったら世界はこう見えるのね(*^^)v
浴槽の排水口や屋根裏(ネズミがあんなに怖い存在だったとは!)
掃除機をかけてる最中の部屋の絨毯、虫でいっぱいの庭の草むら
何気ない日常の風景がとたんに危険な戦いの場へと変貌を遂げる
娘視点から見れば機関車トーマスの玩具にコツン!
わくわくで観ちゃった
日常空間がスリルとサスペンスを生むバトル世界なんて!!!!!
地球の脅威となるかもしれない『生物を1.5センチに縮めるスーツ』
なんつーか大胆不敵な(笑)(笑) 
愛しい娘は 突然現れて、小さくなったり大きくなったりするパパに対して
全くのノーガードってのも 親が親ならというものなのかしら(笑)

勧善懲悪がはっきりしてるし

全体的な明るさと、ユルさが楽しい
ヒーローになるキッカケがめっちゃ良い!
無理なく自然で、でもちゃんとマンガな世界観を失わず

なんたってハンク・ピム博士の存在感、説得力に感心。
本当にアントマンを作り出したかのような気迫とオーラに、おお!と心を打たれたわ