QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

ヘルシンキの冬の朝とクラフトビール。

2024-10-22 00:42:42 | 日記
9月から一雨ごとに少しずつ気温が下がって、ようやく秋らしくなりましたね。

地球温暖化とか残暑が厳しいとか言われますが、気温は確かに昔より上がっているものの、残暑の期間としてはそんなにかわりはないんじゃないかなぁと思うんですが、どうでしょうか。騒ぎすぎのような。

冬が好きな僕は絶対に言いませんが、ものすごく暑い夏にあれほど文句言い倒した後なのに数か月ですぐに忘れちゃって「早く夏が来ないかなぁ」って言い始めるんじゃないでしょうか、ほとんどの方が(笑)。

日頃宵っ張りなのですが、2000年にフィンランドに行ってからは冬になったら可能な時は早朝に起きるようにしています。北極圏で一週間ほどオーロラを観た後はヘルシンキでさらに一週間ほど過ごしていたのですが、早朝にカーテンを開けて通りを挟んだ向かいのマンションの窓に次第に明かりがともっていくのを、ホテルが用意してくれたアラビアのカップでホットチョコレートを飲みながら、毎朝ぼんやり眺めているのが好きでした。



観葉植物に水を遣るおばあちゃん、窓辺の明かりをつけてゆっくりと新聞を読むおじいちゃん。毎朝毎朝、皆さん同じことをしていました。こういうのを「尊い」って言うんだろうなと思っていました。

(ああいう冬の朝の過ごし方っていいなぁ)とその時思ったので、帰国してからも冬はたまに早起きして、手元の読書灯だけをつけて本を読んだりするようになりました。(夏は朝早くからバカみたいに明るくなって情緒が全くないため、そういうことはやりません(笑)。)

今年もまたその季節がやってきます。非常に楽しみです。

ヘルシンキでは路地裏にクラフトビールのお店があって、一週間ほどの滞在中ほぼ毎晩通いました。

最初は、店のロゴが気になって、入り口まで行ってみたら「ミッケラー」というクラフトビールのお店だったので入ってみたのが始まりでした。


中に入ったらカウンターの後ろにはビールサーバーがずらっと並んでいて、常時10~20種類くらいのクラフトビールを提供していました。オーダーを取りに来てくれた女の子に「どれが美味しいの?」と聞いたら、「うちはデンマークのクラフトビールのお店でヨーロッパのいろんなところのクラフトビールをそろえてるのよ。」との口上の後に、お勧めを教えてくれたのでそれにしました。

ちょっと苦みの強い、でもフルーティな香りのオーソドックスなクラフトビールでしたね。美味しかったのですぐ飲み干してしまい、先ほど最後まで迷った銘柄のクラフトビールと、チーズを追加注文。



その時は知らなかったんです。クラフトビールは喉で飲むアサヒスーパードライ(笑)とは違って、ウイスキーのように味わいながら飲むものだってことに。周りを見ていたら、フィンランド人の皆さんは飲み干さずにじっくりと味わいながら飲んでいました。

あの店、ほんとに好きだったなあ。

お店のスタッフはフレンドリーで、一人で呑んでいる僕のところにちょくちょく雑談しに来てくれて、退屈することはなく楽しかったです。

そろそろお店を出ようと思っていた頃にスタッフの女の子がやってきて、
「あなた、どこから来たの?」と聞くので、「東京だよ」と言うと、

「東京にもうちのお店があるんで、良かったら行ってみてね」と、ヘルシンキのお店のコースターとステッカーをくれました。


東京のお店に行ったらステッカーくれるかなぁと思っているのですが、まだ行けていません。

道玄坂のあたりにあるらしく、(あそこは僕の町じゃないんだよなぁ)という思いから、なかなか足が重くて(笑)。

でも美味しいクラフトビールがあるのは間違いないんだよなぁ。行きたいなぁ。

最後に、ヘルシンキの雑貨屋にディスプレイの一つとして貼ってあった「生活のココロガマエ」がなかなかステキだったので、貼っておきます。

皆さんにも何かの参考になれば。









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