禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

イギリスと米国のコロナ状況

2021-07-26 07:43:49 | 日記

ワクチン接種が先行し、世界に先駆けてパンデミック収束に向かいだしたイギリスと米国の最新状況を追いかけています。

 

ここ数日、両国ともやや不可解なデータが出てきています。

 

まずイギリスですが、昨日7/25の新規陽性者数は

 

29173人

 

でした。一時五万人を超えてからは毎日減少し続け、ついに三万人を割りました。

 

「減っているのだからいいじゃないか」

 

と考えてそうな所ですが、ここまで毎日減り続けるのは正直不可解です。

 

五万人超えの時は、サッカー・ユーロ選手権が大きな影響を与えたと思われ、急増した後減少するのはわかります。

 

しかし、同時にイギリスは行動制限を解除し、マスクの着用すら義務化解除しまました。

 

 

ワクチンは重症化を防ぐ効果は高いものの、感染自体を防ぐ効果は限定的、という事は、各国のデータから既にわかっていることです。

 

特にイギリスは自国開発のアストラゼネカ製ワクチンが比較的多く使われていると考えられています。アストラゼネカ製は他のmRNAワクチンよりも効果が低い事も結果が出ています。

 

それにも関わらず新規陽性者がここまで減る、というのはどう考えても不可解です。

 

 

そして米国。

 

ロイター通信のコロナサイトによると、米国の7/23の新規陽性者数は

 

128152人

 

と、突然急増したものの、翌日7/24は

 

22994人

 

と急減。

 

数日前に突然五万人を超え、「デルタ株による再拡大」が危惧された後も二万〜三万人に減り、また今回の急増と急減。

 

オリンピックで無理やり4連休とされた日本ならいざ知らず、平日の米国で1日にここまで差が出るのは何か理由があるのでしょうか。

 

 

そして日本。

 

東京はオリンピック連休中は検査数が平均4000件程度の中で1000人をゆうに超える新規陽性者が出ています。

 

今日から平日となり、通常通りであれば検査数は10000件程に倍増します。

 

単純計算でいけば、今週水曜日〜金曜日の新規陽性者数は2000〜3000件となる予想。

 

はたしてどうなるでしょうか。。

 


出場すら出来なかった選手の思いは

2021-07-26 00:32:13 | 日記

東京オリンピック、

 

日本人の金メダルや好成績の報道がされればされるほど、出場することすら許されなかった選手の事が頭に浮かびます。

 

 

前の記事で取り上げた、米国のパラリンピック女子水泳選手。

 

彼女は目が見えず、耳が聴こえない選手です。

 

アシスタント(=彼女の母)の同行が認められず、やむなく出場を辞退した彼女の思いはいかばかりでしょう。

 

金メダルをとった日本人選手のこれまでの努力、苦心は私の想像を絶するものでしょうが、同じ努力を重ねながら競技と関係のない所で出場を断念せざるを得なかった彼女。

 

表には出ずとも、彼女と同じような理由で出場できるはずが出来なかった選手は数知れずいるはずです。

 

 

あえて言います。

 

目も耳も聴こえない選手のアシスタントの同行を許さない東京オリンピック・パラリンピックの金メダルに、どれほどの価値があるのか??

 

 

メダリスト達にはなんの非もないことはわかっています。

 

けれど、金メダリスト達の喜びの声を聞くたびに、

 

「もしあなた達が、サポートしてくれる人達全員を排除され、そのメダルを逃していたとしたらどう思うのか?」

 

という疑問が浮かんでしまうのです。