日本の新型コロナの感染状況は放っておいても耳に入るので、このブログではワクチン接種先進国のイギリスと米国の感染状況を追いかけています。
昨日発表のイギリスの新規陽性者数は 約25000人でした。
通常数の減る週末にしては思ったより多い数字です。平日のイギリスの新規陽性者数はここのところ30000〜35000くらい。もしかしたら明日以降はイギリスでも増加に転じるかもしれません。
とはいえ、イギリスのワクチン接種は順調に増えています。2回接種は全人口の約74.8%、1回目接種は89%。全世界でワクチン拒否が問題となっている中で驚異的な数字です。
この接種率で抑えられなければ新型コロナを抑えるのは不可能ともいえる数字。イギリスは今後も新型コロナ対策の道標となると思います。
対して今回のタイトルにした米国。
直近の新規陽性者数を書き出してみると、、
8/6(金) 約250000人
8/7(土) 約25000人
8/8(日) 約22000人
「どういうこと?」と思いませんか??
アメリカは金曜日の発表が異常なほど多いのです。そして土日は極端に少ない。
先週も金曜日に20万超えで、土日は20000人台でした。その後の平日は約10万人で推移し、8/6金曜日に25万人。
イギリスや日本に比べ広大な国なので、集計に時間がかかり金曜日にまとめて発表されるのか?
それにしても、土日は金曜日の1/10というのはいくらなんでも極端過ぎます。
けれど、理由はわかりませんが、これが米国の発表のデフォルトなのは事実です。
そして、この「金曜日だけ」極端に多く、土日は極端に少ない、という発表は、米国社会にとってもとても都合が良いことも事実ではないか、と思います。
これは完全に私の想像なので、もしかしたら見当違いかもしれませんが。。
金曜日に20万人の発表があり、人々は緊張します。「これはまずいかも」と。
しかし土日は二万人の発表。「よかった、大丈夫だ」
週が明けて10万人くらいが続きます。「警戒はしなきゃな」
金曜日に25万人の発表。人々はまた緊張します。「これはやっぱりやばい」
そして土曜、日曜は二万人。「なんだ、よかった。。」
これが繰り返し続きながら、もしも金曜日の新規陽性者の増加がつづけば、経済活動を続けながらも人々は少しずつ緊張感を増していきますが、土日はウソみたいに減るのでなんとなく気が緩む。
そのため土日の休暇中、過度に活動を抑えることなく、平日の社会活動は程々の緊張感をもちながら働き、仕事終わりの金曜日に緊張が走り、土日はそれを緩める。
特に現在世界で独り勝ち状態の米国株式市場にとって、この発表の流れはベストのものです。
市場の閉まる金曜日にとんでもない数の発表があっても、再び市場が始まる月曜日までは一気に減少するのですから、新規陽性者数が株価に与える影響はかなり限定されます。
うがった見方ですが、もし米国政府(CDC=疾病予防センター)が意図的にこの様な発表をしているとしたら、「経済」に重点を置いた感染対策、という視点で見るととても有効なのではないか、と思えます。
しかしそれはあくまで「経済」を主眼に置いた話。
もしも意図的に新規陽性者数を操作していたら、実際の感染状況と必ず乖離が生まれます。
また極論で言えば「経済をとるか、命をとるか」が感染対策です。
経済を意識した対策は、つまりは人々に行動を促すものです。
意図したものか、そうでないかはわかりませんが、米国の新規陽性者数の発表は人々に行動を促すものになってしまっている様に思います。
もちろん他にも国民性や生活習慣なども大きく影響するのでしょうが、この新規陽性者数も米国の感染者数、死者数が世界で最も多い理由の1つになっているのかもしれません。
素人の勝手な憶測ですのであしからず。。