禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

パラリンピック トップアスリートの辞退について考える

2021-07-23 09:00:56 | 日記

いつも恒例のイギリス新規陽性者数のレポート、7/22は 39906人でした。

 

先週の50000人超えから着実に減っています。 恐らくサッカー ユーロ選手権の影響が一段落したものと考えられます。

 

正直、私はイギリスの新規陽性者数は増え続けると思っていました。サッカーの影響が過ぎても、ロックダウンを解除しマスク制限なども解除したからには減るはずがない、と。

 

しかし現実には減っています。考えられるのはやはりワクチン効果。完全ではないにしても感染を抑える効果は発揮されているようです。

※発表された数字を素直に信じられるだけでも、日本と大違いです

 

 

ただ気になるのはイギリスの入院・死亡率。

 

Daily summary | Coronavirus in the UK

 

ワクチン以前より上昇は穏やかとはいえ、確実に増えています。

 

「新規陽性者が増えているから当たり前だ」

 

とも言えますが、新規陽性者の増加数とワクチン2回目の接種数を比較すると、一概にそうも言えない気がします。

 

新規陽性者数は6月中頃から現在にかけて2万人→4、5万人、それに対してワクチン2回目の接種は6月頃から1日におよそ13万回くらい行われていて、現在の2回目接種済人数は69%を超えています。

 

それをふまえると、入院者数の増加が急過ぎるように感じます。

 

同じくワクチン接種先進国のイスラエルでは、

 

「新規の重症者の60パーセントが2回接種済」

 

との報告もあります。

 

全体的には好転している様に見えますが、まだまだ油断は出来ないように思います。

 

 

 

さて、ここからはようやくタイトルの「パラリンピック トップアスリートの辞退について」考えてみたいと思います。

 

先日、米国代表の女子競泳選手が東京パラリンピック出場を辞退した、というニュースがありました。

 

詳しく内容を見ると、

 

「普段サポートをしてくれる母(公式な介助者)が、コロナによる人数制限で帯同出来ないため」

 

ということです。

 

これだけでは「面倒を見てくれる母親が一緒に来れないため」という風にも見えますが、実はそのような単純な話ではないようです。

 

この女子競泳選手は耳が聴こえず、目も見えません。

 

そのため、競技以外の介助者として2017年から母親が一貫して公式なパーソナルケア・アシスタントとして国際大会に付き添っていたそうです。

 

しかし東京パラリンピックでは、コロナによる人数制限で、

 

アシスタントはチームにつき1名

 

に制限されたため母親は帯同出来ず、やむなく出場辞退したとのこと。

 

 

もう一度書きます。

 

アシスタントはチームにつき1名

 

です。

 

耳も目も聴こえないこの選手以外の全員がなんらかの障害を持っているチームです。そのチーム全体の日常生活のケアを、たった一人のアシスタントが行う。

 

日本の介護施設も真っ青のブラック仕事ではないでしょうか。

 

母国から離れ、初めての滞在場所。

 

慣れない食事やトイレ、シャワーなどの設備の違い。

 

他の選手の障害はわかりませんが、この選手は目が見えず耳も聴こえないのですよ??

 

そんな未知の場所で、全く知らないアシスタントが全員のケアを受け持つ状況を、私は想像すら出来ません。この選手が辞退するのも当然と言えます。

 

逆に出場する他の全世界のパラリンピック選手は大丈夫なのだろうか?、と心配でたまりません。

 

全世界の障害者選手の日常生活を、

 

各チーム1人きりのアシスタントで

 

全員分を補助する

 

なんてことが可能なのか?

 

しかもこれは世界大会の話です、「まかなえればよい」という話ではありません。

 

書いていても、いまだ「チームにアシスタント1人」という事が信じられません。私の認識違いだったらどんなに良いか、と思います。

もし私が認識違いであったらどうか教えて下さい。

 

それほどまでにこの問題は大きいと思います。もし「チームにアシスタント1人」が本当だとしたら、

 

これこそが最もひどい人権侵害ではないでしょうか。

 

開会式の音楽を担当したいじめ問題のミュージシャンや、ユダヤ人虐殺をネタにしたお笑い芸人も確かに問題です。

 

しかし、パラリンピックに出場する選手の、競技前の大事な生活を崩壊させるようなこの「チームにアシスタント1人」は、現在進行形の人権侵害です。

 

 

オリパラ実行委員会や丸川オリパラ大臣は、

 

「オリンピック関係者の外国からの入国人数を〇〇〇人減らしました」

 

と、

 

さも感染対策を徹底してますよ

 

とばかりに自慢気に話しました。

 

 

その実態がこれだとしたら、オリパラ開催に関わる人達はまさしく「悪魔」でしょう。

 

 

 

そして、最後のおまけに開会式について。

 

私は今夜の開会式が無事に終わると思えません。

 

「コロナうんぬん」の問題ではなく、イベントとしてスムーズな進行が出来ず失敗する可能性が高いと思います。

 

直前にきて現場統括者を解任しただけでなく、使われるはずだった音楽を土壇場で変更。しかもそのタイミングはリハーサルの後。

 

音楽会場の機材設定やミキシング、曲出しタイミングなどは、朝礼簿改で変更できるほど生易しいものではありません。

 

 

コロナ禍にありながら、サッカーの試合の観客数発表が翌日となる杜撰さ。

 

バブル方式とうたいながら、その実体は「何もしない」ことが明らかになっている現状。

 

「当たり前」に出来ることが出来なくなっているのが今の日本の現状です。

 

もしも開会式が問題なく終わったら、それは

 

「たまたまうまくいった」

 

だけの話です。

※考えてみれば、これはまさしく日本の政策そのものですね。

 

 

ロシアの英雄、イシンバエワが、選手村の設備について「中世の日本だ」と騒ぐ他選手にこう諭したとニュースになっています。

 

「ここは日本。欧州基準を求めるのはおかしい」

 

「みな同じ条件でスイートルームはない」不満続出の“選手村問題”にイシンバエワが言及!「欧州基準を求めるのはおかしい」(THE DIGEST) - Yahoo!ニュース

 

 

この言葉を日本人全員、特にオリパラ関係者と政治家は重く受け止めるべきです。

 

日本は既に一流国ではない。

 

このことが運営、選手への待遇、コロナ対策、全ての面であらわになるオリパラになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 


東京都の病床使用率

2021-07-21 16:34:42 | 日記

「東京の病床使用率がマズいことになっている」

 

ネットにこんな書き込みがありました。

 

少し気になり、病床使用率について調べている中で、こんなブログを見つけました。

 

https://www.keikikaku.jp/blog_keikikaku_1.html

 

東京の新宿・歌舞伎町の不動産屋さんのブログなんですが、コロナの感染状況や医療についてとても詳しく書かれています。

 

町に密着する不動産屋さんだからこその現実的な視点から見たデータの解説はとても勉強になりました。

 

その不動産屋さんのブログ内で気になる記載がありました。

 

>一方、20日時点で入院している人は19日より42人増えて2388人で、「現在確保している病床に占める割合」は40.6%です。
病床の使用率が40%を超えたのは、第4波のことし5月24日以来です。

 

 

気になったのは太字にした部分。

 

病床の使用率が40%を超えたのは、第4波のことし5月24日以来

 

というところ。

 

なぜかというと、以前にこの記事を読んでいたからです。

 

 

二木芳人教授、病床使用率の計算方法変更に疑問「下方修正ですから…何となく臆測をしたり」

 

今年6月4日から、厚生労働省は病床使用率の計算方法を変更しています。

 

それまでは

 

確保病床に入っている人+入院調整中の人÷病床数

 

で計算していたものを、6月4日からは

 

確保病床に入っている人÷病床数

 

に変更したのです。

 

 

「入院調整中」には、確保病床にすぐ入れず、一時的に一般病床に入っているコロナ患者も含まれるため、今のような感染急拡大時ではかなりの数の「調整中」患者さんが含まれると思われます。

 

その中での「5月24日以来の40%超え」は、かなりの危険水域と考えた方が良さそうです。

 

今年に入ってから東京都は確保病床を2000床近く増やしたそうで、その結果現在の確保病床は約5800床とのこと。

 

しかし「確保病床」としてコロナ患者用のベッドは用意しても、いざコロナ患者が来たら対応出来る医師・看護師が全く足りないという話もあります。

 

「確保病床を増やせば病床使用率が下がる」

 

ということで、「とにかくベッドの数だけは増やしました」という数字のマジックが働いている可能性があります。

 

 

その中でオリンピック関係者のコロナ患者にも都内の医療機関は対応しなければならない。

 

バブル方式で安全

 

などという話ではなくて、

 

バブルが破けた時の対応

 

について、オリンピックの偉い人に説明してもらいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


米国選手の陽性について考える

2021-07-21 07:54:45 | 日記

イギリス政府発表の7/20 新規陽性者数は 46558人 でした。

 

ロイター通信発表の最新(7/19)の米国新規陽性者数は 56898人

 

予想通り両国とも週明け後で大幅に増えています。

 

 

「重症化率、死亡率とも低いから心配ない」

 

というのが楽観視している人達の意見ですが、もともとコロナは「ただの風邪」「インフルエンザと比べても大したことない」と言われ続けてきました。

 

感染が大拡大したインドでデルタ株が生まれたように、今の状況が急に変わる可能性は低くないと思います。

※私は基本的に「最悪」を想定して意見を書いています。それが危機管理の基本だと思うから。

 

 

 

さて、米国のオリンピック女子体操選手の一人がコロナ陽性となりました。

 

日本では詳細が報道されていませんが、母国の米国では詳しい内容がつまびらかに報道されています。

 

その内容をまとめると、

 

・陽性となったのは控えの選手

 

・女子体操選手団は正選手6人、控え選手4人

 

・選手村には入っておらず、近くのホテルに滞在

 

・控え選手のもう1人(ワクチン未接種)が濃厚接触者

 

・濃厚接触者の1人以外は全員ワクチン接種済み

 

・正選手と控え選手は別々に練習している

 

・バス移動でも正選手は前に、控え選手は後ろに分かれて乗っているため、接触はない

 

ということです。

 

 

これに対する、私が感じた疑問はシンプルに

 

・米国という人権問題の最先進国で、「正選手」と「控え選手」をこんなに差別的に扱うことがあるのだろうか

 

ということです。

 

また、練習内容も別々、ということは普通に考えてあり得ないと思います。そこまで分けていたら、もし本番前に正選手に何かあったときに、控え選手が最高のパフォーマンスを発揮することは不可能でしょう。

 

これらの事から考えられる可能性は、

 

「メダルを期待できる正選手達を濃厚接触扱いには出来ない」

 

という思惑ではないでしょうか。

 

 

この考え方自体は、私個人としては理解が出来ます。今回のオリンピックに出場する選手やコーチたちは、もともとコロナのリスクを理解の上で参加しています。

 

正選手本人が陽性となったならまだしも、グレー状態の「濃厚接触」扱いで出場できずメダルを逃すなど、受け入れられる訳がありません。

 

個人的には理解できますが、この考え方によって起こることは何か。

 

それはバブル方式の崩壊ではありません。

 

バブル方式の中での感染拡大 です。

 

 

恐らく各国のメダル有力選手全員が米国に見習ってなんとしても出場出来るように計らうでしょう。

 

そうなれば、いくらバブルが守られてもそのバブルの中で感染が拡大します。

 

話によれば、選手村では選手たちの交流は一切制限されないとのこと。

 

そうなれば閉じられた空間内で濃厚接触し放題となりますが、その濃厚接触は決して表には出ません。

 

もし選手本人が症状を自覚したとしても、国の代表という期待を背負った選手が「感染したかもしれません」と言えるものでしょうか。

 

 

また、そもそも詳細を報道することすら出来ない日本のオリンピック組織委員会が、その隠れた感染拡大を防ぐことなど到底不可能です。

 

それどころか、サッカー日本代表と対戦予定の南アフリカ代表に陽性者が確認されたら、試合を行えるようにルールを変更してしまう始末。

 

 

ワクチン接種の先進国 米国の選手団でのコロナ陽性は、目に見えない水面下での大問題となる可能性があると思います。

 

 

 

 

 


日本とイギリス ケタ違いの検査数

2021-07-20 09:27:31 | 日記

米国やイギリスでデルタ株による感染再拡大が表に出てきて、株価や為替に大きな影響を及ぼしているようです。

 

米国では突然30000人を超える新規陽性者が発表され衝撃を与えましたが、最新の7/18の新規陽性者数は 8912人 で、この数字の減少で少し安心感が出ているようです。

 

イギリスの 7/19 の新規陽性者数も 39950人 で、50000人を超えた先週より減少。

 

「これは大丈夫かな?」

 

と思いそうですが、米国もイギリスも日本同様に週末〜週明けは数が減る傾向があります。本番の数字は水曜日と木曜日なのでまだまだ気は抜けないと思います。

 

 

 

今回イギリス政府のコロナサイトを見ていて気付いた事は、イギリスの検査数について。

 

私は英語が苦手なので、今まで自分の分かるデータのみ見ていたのですが、よくサイトを見ていくと

 

Virus tests conducted

 

という項目が。

 

直訳すると

 

実施されたウイルステスト

 

これは、ずっと探していたイギリスの検査数ではないか!!

 

、、いつも見ていたサイトに普通にデータがありました(汗)自分の英語力の弱さが情けない。

 

以下がそのスクリーンショット。

 

 

 

 

 

イギリスのDaily(1日ごと)の検査数は、なんと

 

1,041,099

 

ひゃくよんまん回!!

 

 

予想を遥かに超える回数でした。直近7日間で約714万回なので、毎日百万回を超える検査をしている計算です。

ケタ違いの検査数から察するに、おそらく簡易の抗体検査でのテスト数も含まれての数字だとおもいますが、それでもまさしく「ケタ違い」。

 

 

対して日本はというと、、

 

確認できる全国データなし

 

そうなんです、個別の都道府県で検査数を公表しているところはありますが、日本全体の統計としての数字は出されていません。

 

そもそも「民間の医療機関の検査数は全ては把握できません」と言い訳して、最も大事な検査数を正確に把握しようとさえしていないレベルです。

 

しょうがないので東京都の検査数を見ると、、

 

 

 

今回の緊急事態以後は平日で1000件程度増えていますが、土曜日と日曜日はむしろ減っています。

 

前回日曜日の検査数 2192回 という数字が泣けます。

 

平日の検査数は10000弱、土曜日5000,日曜日2000として、7日間の検査数はおおよそ57000件。

 

東京は日本の人口の約10%なので、57000を10倍した 570000回 が日本のおおよその検査数と考えられます。(実際には東京の検査数は全国平均より多いと思うので、かなり水増しした数字と思われます)

 

イギリス 7日間の検査数 714万回

イギリスの7/18の新規陽性者数 39950人

 

日本 7日間の検査数 57万回

日本の7/18の新規陽性者数 1008人

 

 

もし日本が570万回の検査をしていたら、単純計算で一万人を超えることになります。

 

そして日本の人口はイギリスの約2倍。

 

コロナはインド、米国、インドネシア等、人口の多い国で感染拡大が目立つケースが多いです。

 

 

日本の感染状況は、本当に「欧米よりはるかにマシ」なんでしょうか??

 

 

この検査数の違いと新規陽性者数の関係を、私のような素人ではなくちゃんとした専門家の意見として聞いてみたいのですが、そもそも日本は全国的な検査数のデータがないのでニュースにも取り上げられません。

 

こういう所をはっきりと説明してくれなければ、いつまでたっても日本のコロナ対策は有効にならないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 


日本と米国、イギリスとの違い

2021-07-19 00:45:57 | 日記

米国、イギリスの状況と日本の状況を重ね合わせて、

 

「コロナは心配ない」

 

という論調の記事が多く見られるのが気になります。

 

 

 

大谷選手の大活躍で脚光を浴びる米国メジャーリーグや、決勝戦で60000人の観客を入れたイギリスでのサッカー・ユーロ決勝などを引き合いに出して、

 

「米国やイギリスではノーマスクで大勢の観客を入れている」

 

として、

 

「新規陽性者が増えても、重症化率が低いから問題ない」

 

「日本も重症化率が低いのだから心配ない」

 

さらに、

 

「心配ないのだからオリンピックは観客を入れるべき」

 

 

という論調です。

 

 

一見正しいように見える話ですが、詳しく見ればあまりに大雑把な意見なのがすぐにわかります。

 

 

米国メジャーリーグやヨーロッパのサッカー・ユーロ選手権をはじめ、テニスのメジャー大会など欧米のプロ競技ではワクチンパスポートや抗原検査キットなど最新の知見に基づいた対策をきっちりととっています。

 

ノーマスクで観戦している全員が、ワクチン接種済みを証明し、試合現地で抗体検査キットで陰性となった人達です。

 

抗体検査キットは日々進歩しており、正確性もPCR検査より若干劣る程度まで進化しているからこその対処です。

 

ワクチンパスポートについては日本のように「紙」での配布など論外。

 

先進国では「紙」などいくらでも偽造可能、というスタンスをはじめからとっており、EUはじめ複数の国家で共通して認められるアプリ開発をどんどん進めていて、デジタル上で偽造不可能な「間違いなく接種済である」という証明の発行を行っているそうです。

 

 

対して日本のオリンピックの対応は、、

 

ワクチン接種に関してはなんと、

 

入国する人の自己申告

 

とのこと。

 

 

入国前のPCR検査の陰性証明にしても、

 

「自国の医療機関で証明をとること」

 

としているのですが、日本以外の先進国では各国政府主導で医療機関と関係なくPCR検査を行っているため、

 

「どうやったら医療機関の証明をもらえるのか」

 

というところから混乱が生じているそうです。

 

 

医療機関に依頼して証明書を書いてもらっても、いざ日本に到着し入国審査の段階で

 

「この証明は無効だ」

 

とされて強制帰国させられたジャーナリストもいる、との話もあります。

 

 

取材方法にしても、メジャーリーグや欧州サッカーなどでは「リモート取材」が整備されていて、外国にいる記者からの質問をリアルタイムに受け付け、その場で選手とのやり取りが可能となっているそうですが、東京オリンピックではそのような対応は一切ない、とのこと。

 

 

こういったイベントのマネジメント対応から欧米は日本に比べて遥かに先を行っています。だからこそ大規模イベントを有観客で行う事ができます。

 

 

さらにあえて言う必要もないと思いますが、日本と米国・イギリスではワクチン接種率が未だに大きく異なります。

 

日本は60歳以上の高齢者こそワクチン接種がある程度進みましたが、肝心の「現役世代」30〜50代の接種は職域接種が可能だった一部の大企業以外はほとんど進んでいません。

 

 

新規陽性者が雪だるま式に増えているこの状況で、ワクチンパスポートも抗体検査も整備されずに「オリンピック有観客」は、やはり無謀だと思います。

 

 

個人的な意見ですが、日本はまず「他の先進国に比べてコロナ対策が決定的に遅れている」という現実を受け入れる所からはじめるべきです。

 

このままでは、今までの無策の手痛い「しっぺ返し」が来るのではないか。

 

そのことが心配でなりません。