2019 04/28 日QZS-4太陽合余韻と印NavIC東西両輪太陽合の接近 IGEO/IGSO/QZS軌道群の2/4倍拡大アニメGIF

2019 04/28 追い越し型のゆっくりした平成最後のQZS-4太陽合の余韻は令和まで残りそうです。追い越し型QZS-4合の余韻に注目している間に、次のすれ違い型のインドNavIC両輪の同期太陽合が近づいてくる様子が見えます。すれ違い型の両輪合はテンポよく進むことでしょう。

そして平成期の日本宇宙技術陣の先駆的なまさに脱MEOであるQZSSの頑張りこそが、アジアのGNSS情勢の欧米型からの脱皮、端的にBD-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。今後の中国測位衛星セグメント戦略を読み取ることが重要です。これはインドやロシアの測位衛星セグメントにも大きな影響を与えるでしょう。

平成期GNSSの欧米型MEO主流から、令和期ではアジアでは高々度QZS/IGSO/IGEO型へ、米国などでは逆に低高度LEO重視の傾向が見えます。IGSOなら米州地域ファーストになりますが、低高度LEOでは米国ファーストにはならないはずです。とにかくIGSOとLEOの両方式は令和期に大いに競い合うべきでしょう。

日本QZSSと中印IGSO/IGEOとの協力について、万葉期に大いに思いを馳せて、令和時代のGNSS技術を発展させることには、歴史的な意義・役割があるように思います。

以下の新QZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2019 04/28 QZS/IGSO軌道を２倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 04/28 QZS/IGSO軌道を４倍拡大アニメGIFを記録します。


すでにBD-IGEO(西輪)を３機追加しています。IGEOはおそらくIGSOとして整理されるでしょう。３機の中の１機はまだ遷移軌道にあってIGEOとなってはいませんが。