昨夜録画しておいた以下のNHK BS1の番組を見ました,
https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/8MKQ1N85R5/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中国・アメリカ 月への夢 2024年1月10日 NHK BS1
1960年代から世界の宇宙開発をリードしてきたアメリカ。21世紀に入ってから急激に伸びてきた中国。今、2つの大国が目指しているのは月だ。一体月には何があるのか?
両国が次に着陸を狙っているのは月の南極。そこには氷が大量に眠っていると考えられている。氷を水に変え飲料水や植物の栽培に活用。さらには水素と酸素に変え、ロケットや機械の燃料に。月面に基地を作り、資源の採掘を目指しているという。両国のフロンティアに立つ人物にインタビューし、目指しているものは何かを明らかにしていく。
(C)CNSA/CLEP
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あまり期待せずに見始めましたが,中国の嫦娥月ロケット計画について,かなり詳しく紹介してくれました.
そもそも嫦娥(じょうが)という名称が,米国の半世紀!前のアポロ計画での,月面活動中の米国宇宙飛行士とNASAとの会話中に話題となった地上から月面へ跳んで逃げた中国の昔話の姫さんの名前が「嫦娥」であったため,中国はそれを記憶しており,月面ロケット計画に「嫦娥」と命名したという話は,面白かった.
21世紀に入ってからの,北斗GNSS計画でもそうだが,宇宙ロケットの打上げの順調な成功の連発ぶりには,驚かされてきた.米国と並ぶ宇宙強国になりつつあるのは事実である.20世紀後半に,中国は米国NASAやロシアなどから,しっかりと学習できたためと思われる.そして中国は経済力の成長を宇宙開発分野に集中的に投資してきた.特に北斗とスマホのGNSS分野での連携技術の先進的な成功は非常に大きな自信となり,並行しての嫦娥計画がいよいよ月面へ人間を運び基地を作ってゆく段階へ進みつつあるわけです.
日本の宇宙開発経験もイロイロと役に立ったことでしょう.
NHKも国内世論などに気を遣ってか,この番組の宣伝はあまりしなかったようですね.
https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/8MKQ1N85R5/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中国・アメリカ 月への夢 2024年1月10日 NHK BS1
1960年代から世界の宇宙開発をリードしてきたアメリカ。21世紀に入ってから急激に伸びてきた中国。今、2つの大国が目指しているのは月だ。一体月には何があるのか?
両国が次に着陸を狙っているのは月の南極。そこには氷が大量に眠っていると考えられている。氷を水に変え飲料水や植物の栽培に活用。さらには水素と酸素に変え、ロケットや機械の燃料に。月面に基地を作り、資源の採掘を目指しているという。両国のフロンティアに立つ人物にインタビューし、目指しているものは何かを明らかにしていく。
(C)CNSA/CLEP
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あまり期待せずに見始めましたが,中国の嫦娥月ロケット計画について,かなり詳しく紹介してくれました.
そもそも嫦娥(じょうが)という名称が,米国の半世紀!前のアポロ計画での,月面活動中の米国宇宙飛行士とNASAとの会話中に話題となった地上から月面へ跳んで逃げた中国の昔話の姫さんの名前が「嫦娥」であったため,中国はそれを記憶しており,月面ロケット計画に「嫦娥」と命名したという話は,面白かった.
21世紀に入ってからの,北斗GNSS計画でもそうだが,宇宙ロケットの打上げの順調な成功の連発ぶりには,驚かされてきた.米国と並ぶ宇宙強国になりつつあるのは事実である.20世紀後半に,中国は米国NASAやロシアなどから,しっかりと学習できたためと思われる.そして中国は経済力の成長を宇宙開発分野に集中的に投資してきた.特に北斗とスマホのGNSS分野での連携技術の先進的な成功は非常に大きな自信となり,並行しての嫦娥計画がいよいよ月面へ人間を運び基地を作ってゆく段階へ進みつつあるわけです.
日本の宇宙開発経験もイロイロと役に立ったことでしょう.
NHKも国内世論などに気を遣ってか,この番組の宣伝はあまりしなかったようですね.