南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

7/26-7/27:QZS-1:Que快調なるもZenfone2はステルス状態続く

2017年07月27日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
みちびきQZS-3号打上げ予定日8月11日まで15日
伊能忠敬没後200年命日2018年5月17日まで294日
2018年5月18日の太平洋・島サミットPALM2018まで295日


QZS-1を含むGNSSレベルプロットのスナップショット・タイルのアップロードです。
Covia Que機、Zenfone2インテルAtom版でのAndroiTSアプリにより取得しました。
本日は特別にwoBDSSの16時間分のタイルプロットも記録します。

1時間毎QueスマホQZS-1受信レベルプロットは快調ですから、2年以上主役を勤めてきたZenfone2には悪いですが、
Queスマホを先に記録すべきでしょうね。

2017/07/26_09h~07/27_08hJST:


次に1時間毎Zenfone2によるQZS-1受信レベルプロット不調ステルス状態が継続を記録します。ステルスですが同様の事情に悩まされている方々もおられるので記録を続けましょう。

2017/07/26_09h~07/27_08hJST:


本日は特別にwoBDSSの16時間分のタイルプロットも記録します。
2017/07/26_17h~07/27_08hJST:


昨日は夕方以降、今朝まで194機からの信号を記録できました。

関東は昨日から梅雨寒のような気候です。鹿島灘方面から北東風が吹き込んで最高気温は27度以下になっています。強い日照もありませんから、連続運用中のスマホ達も一息付いていることでしょう。

7/25-26:QZS-1 24時間モニタリングZen&Que継続

2017年07月26日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
みちびき3号打上げ予定日8月11日まで16日
伊能忠敬没後200年の2018年5月17日まで295日
2018年5月18日の太平洋・島サミットPALM2018まで296日

ASUS Zenfone2インテルAtom版とCovia Que機でのAndroiTSアプリによるGNSSレベルプロットのスナップショット・タイルのアップロードです。

Zenfone2インテル版1時間毎モニタリング情報を記録します。
2017/07/25_09h~07/26_8hJST:


QZS-1は前半はAzEl異常値およびゼロイチ状態から後半は受信不可になっています。
woBDSS機をモニターしていると194機の信号受信時間帯が長くなってきています。
その影響を受けているのではないかと思われます。技術的理由はスマホ側が原因でしょう。

引き続きCovia Queによる1時間毎モニタリング情報を記録します。
2017/07/25_09h~07/26_8hJST:


Que機は快調にQZS-1に測位利用適の緑チェック付けて受信しています。

7/24-7/25:Zenfone2によるQZS-1受信不良状態4週目へ

2017年07月25日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
みちびきQZS-3号打上げ予定日8月11日まで17日
伊能忠敬没後200年命日2018年5月17日まで296日
2018年5月18日の太平洋・島サミットPALM2018まで297日


QZS-1を含むGNSSレベルプロットのスナップショット・タイルのアップロードです。
ASUS Zenfone2インテルAtom版でのAndroiTSアプリにより取得しました

1時間毎スマホQZS-1受信を記録します。

2017/07/24_09h~07/25_08hJST:


Zenfone2全機によるQZS-1受信不良が4週目に入りました。

Covia社 Queは正常に受信できています。

2017/07/24_09h~07/25_08hJST:


Que機はAzEl表示まで問題なく受信できています。
今週に入ってからの高温での日射環境でもカーテンとUSBファン2台で特段熱くならず連続運転できています。どこまでゆけるかの耐久試験です。BDSS衛星系が受信できないことは気にならなくなってきました。

QZS送信信号は変化したのか>もはやZenfone2受信ムリなのか?

2017年07月23日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
QZS増強機が上がり衛星からの送信信号の性質は変化してしまったのだろうか、過去2年以上QZS-1のスマホ受信を支えて来てくれた唯一のスマホZenfone2インテルAtom版での受信が不可ないし不安定が続いている。

幸いにCovia Queが安定な受信状況を示しているので、ASUSからのシステム更新の止まったZenfone2系にこだわるよりも、Android7へのアップデートをCovia社が約束しているQue機という選択肢がでてきているとは言える。

現在のZenfone2インテルAtom版の本日19:17での3台の受信状況を生々しく写真に収めておきたい。


右から3台はZenfone2インテルAtomのノーマル版であり、いずれもQZS-1は受信できているが、AzEl値は0,1となってしまっていることが分かります。一番左はwoBDSS版であり、AzElの表示を確認できる。

とりあえずはQZS-3の打上げと送信状況を確認するくらいまではZenfone2でのモニタリングは継続する予定である。

レガシーなスマホは切り捨ててゆくという選択肢は、受信可能スマホが多い衛星系ではありうるが、QZSSの場合にはガリレオ対応機の増大の余波などをうけて、伸び悩んでいる。レガシー機種は切りすてるというだけの余裕があるとは思えません。

7/22-7/23:スマホQZS-1 AZEl不安定表示→Que機タイル記録開始

2017年07月23日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
QZS-3号打上げまで19日
伊能忠敬没200年命日2018年5月17日まで298日
2018年5月18日太平洋・島サミットPALM2018まで299日

ASUS Zenfone2インテルAtom版および新たに開始したCovia Que機での AndroiTSアプリによるGNSSレベルプロットの スナップショット・タイルのアップロードです。

2017/07/22_09h~07/23_08hJST:

この1時間おきのタイルプロットでもいくつか見えていますが、0,1以外の表示も出ていますが、トンデモな数値になっています。不安定表示というべきでしょう。


以下に始めたばかりのCovia Que機でのAndroiTSアプリによるGNSSレベルプロットの スナップショット・タイルです。
2017/07/22_21h~07/23_08hJST:


いろいろ試行錯誤したので24時間には足りませんが、明日からは順調になる見込みです。華奢なQueスマホですが、QZS-1受信に関してはZenfone2インテル版よりも良いようです。

問題はQue機の熱安定度・耐久性は実績がありません。Zenfone2は当ブログ自身が2年以上の連続運用の実績を積んでいます。従いまして、当ブログは今後はQue機の連続運用の実績を積んで行きたいと思っています

7/21-7/22:スマホQZS-1 AZEl不正常0,1状態続く

2017年07月22日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ

QZS-3号打上げまで20日
伊能忠敬没200年命日2018年5月17日まで299日
2018年5月18日太平洋・島サミットPALM2018まで300日

ASUS Zenfone2インテルAtom版での AndroiTSアプリによるGNSSレベルプロットの スナップショット・タイルのアップロードです。

2017/07/21_09h~07/22_08hJST:


残念ながらスマホQZS-1 AZEl不正常0,1状態が続いています。



Covia Queを含めた4式のやや強引なQZS-1受信状況写真

2017年07月22日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
QZS-1の現状を文章にしても分かりにくいようなので、FactDataとして、やや強引ですがCovia Queを含めた4式のQZS-1受信状況写真を撮りましたのでアップロードしておきます。

2017年7月22日午前4:29JST撮影の写真です。



通常のモニタリング画面の上にQueをおいて撮りました。
従って、右から

ノーマルZenfone2インテル版、AzEL 0,1
Covia Que AzEL 198, 30
U-blox M8N AzEL 198, 30あたりに日の丸衛星(見づらいご容赦)
Zenfone2 woBDSS版 AzEL 198, 30

Queは小型軽量なので真夏の過酷な長時間熱射耐久性は非常に心配がありますが、この1週間の運用で、QZS-1受信については一番安定性が高いようなので、Queを連続運用機に加えて切り換えようと思っています。

7/19-7/20:QZS-1ステルス状態2週で解消>皆さん期待してます

2017年07月20日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
QZS-1ステルス状態が2週で解消しました。
多くのスマホユーザの皆さん期待してます。

7/19-7/20のタイルのアップロードです。


回復時にいろいろとモニタリングシステムをいじり過ぎて、この24時間データは、参考まで、不調でした。
次回からは整ったものとなるでしょう。

まずはQZS-1の信号が回復して、よかったです。

しかしZenfone2インテル版ではAzEL表示が0, 0のままになっている。スカイプロットでは北辺に百三九の平安状態といえる。この点はCovia社のQueの方が回復後は正常に表示や測位利用まで出来ている。

QZS-2はまだ調整段階の信号しか出ていないので、Covia社のQue機では受信できないのでしょう。

Zenfone3 laser機での2衛星受信やwoBDSS機はそのまま継続している。こちらではQZS-2は両者ともに前からと同じAzElが0,0だが、QZS-1についてはwoBDSS機は正確なAzELが出ているが、Zenfone3 Laserでは0,0となっている。

しばらく様子をみましょう。

Covia社が用意してくれたアップデータパッチでQZSが受信可能になったというのは正しかったですね。
ただQZS-2以降まで、先のアップデータがカバーしているのかどうかは未知の領域ですね。
アップデータがQZS-4までカバーできていたら、大したものです。

FREETELの雷神様とはえらい違いです。約束を一回も守らないとFREETELへのクレームがネットに溢れてかえっています。社長のツイッターが随分と停止中のようです。

さてCovia社のQueの軽さ・小型さは特筆ものですね。作りが華奢だともいえますが。9千円ですからね。

アマゾンで7千円で売っているトイドローンの底部の貧弱カメラなど余分なものを外してしまって、
両面粘着テープでQueを貼って、問題なくホバリングして飛行できました。
もちろん弱風時ですが。

おもちゃのトイドローンに付属のビデオカメラの画質は貧弱ですが、
Queのカメラなら使い物になりそうです。

またQueにはGセンサー(加速度)、近接センサー、環境光センサー、電子コンパス、ジャイロセンサーなど
各種センサーが付いており、ドローン撮影中のセンサー情報もアプリで保存できます。

なによりもGNSS/QZSのデータ(緯度、経度、高度の3次元)が取得できるのが魅力です。

とくにQZSの後続機がもっと今後受かるようになれば天頂方向つまり垂直方向成分の測位精度が上がります。
現在のGPSでは水平誤差の2~3倍は垂直誤差が悪いことが多いです。

そうなればトイドローンの3次元位置精度をQueがメータ級にできるであろうことを意味します。

QZSSは日本列島上空カバーを主体にしていますので、このメリットを受けられるのは
日本列島周辺と豪州が中心になるでしょう。

安くて免許も要らないトイドローンを10台以上を編隊で飛ばして、
映像と各種センサー・位置・運動情報をQue機SDカード経由で得られれば、

それらを集めて、例えばですが壊れた熊本城の高度の3D映像処理もできそうに思えます。
もちろん弱風時のみですが。

日本メーカの設計のQue機のケースやディスプレイは安いものとは思いますが、
逆にギリギリまで軽くしてくれたことのメリットを活かせるように思いました。

今後のスマホのより軽量化とQZSS受信可能性では、
更なる軽薄化とQZSS受信の組み合わせにより、いろいろと新しい面白い応用がありうると考えさせられました。


最新のNAQU 2017051本日回復>7/19午後4時にCovia Que機で回復確認

2017年07月19日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
最新のNAQU2017051によりますとQZS-1(PRN193) 本日7/19には回復とのこと
期待しましょう。

NOTICE ADVISORY TO QZSS USERS (NAQU) 2017051
SUBJ: SVN001 (PRN193) UNUSABLE JDAY 186/1641 - JDAY 200/0606
1. NAQU TYPE: L1CA_UNUSABLE
NAQU NUMBER: 2017051
NAQU DTG: 190606Z JUL 2017
REFERENCE NAQU: 2017040
REF NAQU DTG: 051719Z JUL 2017
SVN: 001
PRN: 193
START JDAY: 186
START TIME ZULU: 1641
START CALENDAR DATE: 05 JUL 2017
STOP JDAY: 200
STOP TIME ZULU: 0606
STOP CALENDAR DATE: 19 JUL 2017

2. CONDITION: QZSS SATELLITE SVN001 (PRN193) WAS UNUSABLE ON JDAY 186
(05 JUL 2017) BEGINNING 1641 ZULU UNTIL JDAY 200 (19 JUL 2017)

そして、以下のように7/19の午後4時過ぎからCovia Que機で回復確認しました。


Queを持って視界の広いところへ行きました。
GPSやGlonassは直ちに受かるも、5分くらい待っても日の丸機は出てこない。

LevelPlotにして10分間じっとガマンしていたら、
一番下に日の丸が現れたがAzElは0,0のままだった。

これでダメかとよく見てみたら測位OKの緑チェックで日の丸落ちない。

さらに3-4分待ってたら、AzElに値が現れた。感動させてくれたQue機よ

Skyplotも取得して3枚アップロードしました。

一回受信したら、もう何も問題なく迅速に受信できるようになりました。

それでは他の機器の回復措置に入ります。

QZSS運用管制の方々のご尽力ありがとうございました。
引き続きの大仕事、宜しくお願いします。
皆さん、期待して待っております。

価格ドットコムの方にもQZS-1の回復速報を入れました。

7/17-7/18:QZS-1ステルス状態続く:酷暑・熱帯夜で混線か?

2017年07月18日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ

みちびきQZS-3号打上げ予定日8月11日まで22日
伊能忠敬没後200年の命日2018年5月17日まで301日
2018年5月18日の太平洋・島サミットPALM2018まで300日


QZS-1を含むGNSSレベルプロットのスナップショット・タイルのアップロードです。
ASUS Zenfone2インテルAtom版でのAndroiTSアプリにより取得しました

1時間毎スマホQZS-1受信不可ですが、スマホユーザQZS/GNSS受信点検には有意義と考えます。
2017/07/17_09h~07/18_08hJST:


7月17日の酷暑とその熱帯夜が明けました。人間もかなり暑さと湿気で参ってきてますが、GNSS24時間連続測定に使用のスマホ群は特に午後2-3時頃は触ると熱いと感じる過酷な環境での耐久性試験に何とか耐えて連続データを出し続けています。

面白いのはZenfone3 Laser機です。Q2(194)機は正常にAzElを出している場合と、


なんとQ1(193)機のAzElを表示する場合があります。


仰角の変化が順調なときと逆転している時が交錯している原因を探っていて見つかりました。

イロイロなことが落ち着いてしまう前の渦中の今だからこそ、スマホで生でGNSS/QZSを測定して、こうした混線現象を見つけるにも面白い時期といえるでしょう。