長かったNAQUの回復時のサマリーとしてQZSS衛星からの送信パワーのシステムテストのためのレベル低下数値が公開されています。
NOTICE ADVISORY TO QZSS USERS (NAQU) 2018415 NAQU TYPE: ALL_GENERAL
*** GENERAL MESSAGE TO ALL QZSS USERS ***
NAQU NUMBER 2018415, 31JUL2018 - until further notice. For the purpose of system test, following signals transmit with lower transmission power than nominal transmission level for SVN002, SVN003 and SVN004; SVN002 L1C/A(-2.7dB), L2C(-1.0dB), L5(-5.0dB), L1S(-2.8dB), L5S(-4.2dB), SVN003 L1S(-2.2dB), L1Sb(-2.6dB), SVN004 L1C/A(-2.5dB), L2C(-0.8dB), L5(-5.6dB), L1S(-2.9dB), L5S(-4.0dB).
*** GENERAL MESSAGE TO ALL QZSS USERS ***
POC:- QZSS Services, HTTP://QZSS.GO.JP/
整えますと
SVN002, SVN003 and SVN004の3衛星について;
SVN002 L1C/A(-2.7dB), L2C(-1.0dB), L5(-5.0dB), L1S(-2.8dB), L5S(-4.2dB),
SVN003 L1S(-2.2dB), L1Sb(-2.6dB),
SVN004 L1C/A(-2.5dB), L2C(-0.8dB), L5(-5.6dB), L1S(-2.9dB), L5S(-4.0dB).
従来型スマホでは主にL1C/Aを受信ですが公称値から-2.7dBから-2.5dBのダウンです。
今後の2周波スマホではL5も受信しますから公称値から-5.0dBから-5.6dBのダウンといえます。
これらの数値はあくまでシステムテストのためとのことです。
またSVN003(GEO)ではL1SとL1Sbの送信レベルのみが示されています。つまりL1C/Aを受信するu-bloxやスマホでSVN003(199GEO)が受信できないのは、そもそもSVN003(199GEO)からはL1C/A信号を衛星から送信していないからでしょう。
もともとSVN003(199GEO)はu-bloxやスマホなどの市販受信機をターゲットにしてなかったことが改めて分かりました。
このあたりはBDSSでは、B1からB5までのGEO達が、日本列島の南の赤道上に陣取って主要スマホでガンガン受信できているのと大きな差があり、両国のGNSS宇宙IT/IoT戦略の大きな差があったことが、いまごろ気づきました。
ご参考までに。
NOTICE ADVISORY TO QZSS USERS (NAQU) 2018415 NAQU TYPE: ALL_GENERAL
*** GENERAL MESSAGE TO ALL QZSS USERS ***
NAQU NUMBER 2018415, 31JUL2018 - until further notice. For the purpose of system test, following signals transmit with lower transmission power than nominal transmission level for SVN002, SVN003 and SVN004; SVN002 L1C/A(-2.7dB), L2C(-1.0dB), L5(-5.0dB), L1S(-2.8dB), L5S(-4.2dB), SVN003 L1S(-2.2dB), L1Sb(-2.6dB), SVN004 L1C/A(-2.5dB), L2C(-0.8dB), L5(-5.6dB), L1S(-2.9dB), L5S(-4.0dB).
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POC:- QZSS Services, HTTP://QZSS.GO.JP/
整えますと
SVN002, SVN003 and SVN004の3衛星について;
SVN002 L1C/A(-2.7dB), L2C(-1.0dB), L5(-5.0dB), L1S(-2.8dB), L5S(-4.2dB),
SVN003 L1S(-2.2dB), L1Sb(-2.6dB),
SVN004 L1C/A(-2.5dB), L2C(-0.8dB), L5(-5.6dB), L1S(-2.9dB), L5S(-4.0dB).
従来型スマホでは主にL1C/Aを受信ですが公称値から-2.7dBから-2.5dBのダウンです。
今後の2周波スマホではL5も受信しますから公称値から-5.0dBから-5.6dBのダウンといえます。
これらの数値はあくまでシステムテストのためとのことです。
またSVN003(GEO)ではL1SとL1Sbの送信レベルのみが示されています。つまりL1C/Aを受信するu-bloxやスマホでSVN003(199GEO)が受信できないのは、そもそもSVN003(199GEO)からはL1C/A信号を衛星から送信していないからでしょう。
もともとSVN003(199GEO)はu-bloxやスマホなどの市販受信機をターゲットにしてなかったことが改めて分かりました。
このあたりはBDSSでは、B1からB5までのGEO達が、日本列島の南の赤道上に陣取って主要スマホでガンガン受信できているのと大きな差があり、両国のGNSS宇宙IT/IoT戦略の大きな差があったことが、いまごろ気づきました。
ご参考までに。