南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2019 04/25本日平成最後のQZS-4太陽合ピーク IGEO/IGSO/QZS軌道群の2/4倍拡大アニメGIF

2019年04月25日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 04/25 明日以降の画像と比較して正式に判断しますが、本日が平成最後のQZS-4太陽合ピークと仮判断します。結論的には令和までは届かなかったことになります。
情勢はBD-IGEO/IGSOの急充実ぶりに現れています。今後の中国の宇宙測位衛星セグメント戦略を読み取ることが重要です。これはインドやロシアにも大きな影響を与えるでしょう。

平成期GNSSの欧米型MEO主流から、令和期では成長センターたるアジアが主導するQZS/IGSO/IGEO型へのシフトとの強いメッセージと受け取るべきでしょう。米国などでは逆にLEO重視の傾向が見えます。MEO型からの両者の方向性は大いに競い合うべきでしょう。

このMEO型宇宙セグメントからの発展形態の将来大分岐のきっかけは、QZSS計画を実現した平成日本の宇宙陣の頑張りであることは明らかでしょう。日本宇宙陣は自信を持って、QZSSと中印IGSO/IGEOなどとの協力について、令和時代のGNSS技術を発展させることには(大胆な万葉期に大いに思いを馳せながらの)歴史的な意義・役割があるように思います。

以下の新QZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2019 04/25 QZS/IGSO軌道を2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 04/25 QZS/IGSO軌道を4倍拡大アニメGIFを記録します。


04/24午前10時JST前からBD-IGEO(西輪)を追加しています。1機はまだ遷移軌道にあってIGEOにはなってはいませんが。
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