この歳迄、旧型の蛍光灯に付いている小さな電球(常夜灯とは別に)は、切れれば、それを持って買いに行っていましたが、現勤務先で家電担当となってからは、お客様に説明する上で、原理を知っていなければと、インターネットでそれなりに勉強をさせていただきました。
着いている照明器具にこの小さな電球が付いていると「グロー式」となり、写真の“グロー球”や“点灯管”が必要となります。自宅和室の照明器具を見たら上下2連の30W丸管(丸形蛍光灯)で、点灯管も2つ着いておりました。
“点灯管”も“グロー球”も原理は同じなので、使用している電球の容量に合った“グロー球”でも“点灯管”でも、どちらを使っても問題はありません!
“点灯管”は半透明で、“グロー球”は白色って違い程度ですが、価格にすると点灯管の方が2倍近くします!
基本的に“点灯管”も“グロー球”も、蛍光灯を点ける上で電圧だったかを調整する為の球ですので、蛍光灯が点いてしまえば、その後の“点灯管”、“グロー球”共に必要はありません(要するに蛍光灯を点ける為の電球)!
そのように、グロー型蛍光灯照明をお持ちの方は(ラビット型やインバーター内臓もありますが)、この“点灯管”や“グロー球”は必要となり、メーカー側も「2個入り」や「3個入り」商品の販売もしております。
しかしながら「2個入り」や「3個入り」となると、今回あった例で話しますが、入っていた1個が不良品(点灯せず)で返品となると、この「2個入り」や「3個入り」1点が“返品扱い”となります。入っている1個が不良品でも、残りの1個や2個が破棄扱いとなるのです(本来はメーカーへの返品扱いとなるのですが、1個当たりが何十円となると返送料が高くついてしまう)。使える物をゴミとして捨てなければいけなくなるのです。
私の家は、古い和風建築ともあって、ほとんどの部屋が蛍光灯でして・・・
使えるのならとポケットに入れれば、当然に横領となりますから1度は産廃場所に捨てるのです(収集は午後なので、夕方に捨てるようにして)。終業後に、産廃置き場から拾って持ち帰る事で、自宅用に利用させていただいております。。。
担当部署ながら、お客様にはお薦めする機会も多くありますが、たぶん将来的10年や20年先には、LED照明に替わって、“点灯管”や“グロー球”は無くなっていくと思いますね。
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