ホムセン奮闘記 ~事件は店舗で起きている!~

勤務するホムセンにて起きる日々の事を、読者皆々様にも知っていただきたいのです。ホムセン勤務員の苦労や楽しさや人間模様を!

横領事件と万引と・・・

2021-04-13 19:46:43 | 勤務先のこと。

昨年だったか?勤務している店舗では無いが、別の店舗で横領事件があり、朝礼にて公表された!店舗の上層部や上役員ならまだしも、横領したのは女性パート従業員・・・それもレジ担当で、レジ経験が長い訳でも無かったそうだ!読者の皆様は、最近のレジとか見た事とかありますか?お札にしろ、硬貨にしろ、受け口から入れて、レジ機が計算してレシートとお釣りを出す仕組みとなっていて、どこでどうやったら横領出来るのかが不思議でした。横領金額全額を返金させて解雇したとの話だったが・・・横領金額全額を返金させてと言うからには、大金だったと考えられる。。。横領金額を返金し解雇で、刑事告発迄はいかずに終わったのだろう。

どうやって横領したかは不明だが、会計するレジの上って見た事がありますか?私が勤める店舗のレジ上には監視カメラが付いているのですよ!それもレジ1つ1つに、監視カメラが各1台・・・基本は、お金の受け渡しがおきる唯一の場所ともあり、お客様と金銭でトラブったりした場合、監視している事務所から上司が駆けつける仕組みとなっております。たぶん、このカメラから横領しているのが発覚したのだとは思いますけど。。。

監視カメラと言えば、店舗内通路や、出入り口など細かく設置されております。しかしながら、それでも死角が出来て万引される事案は多発しているのが現状なのです。品出し中に、フックにぶら下がっている商品が、ケースだけで中身が無くなっていたり、見本品の後ろに置いてあった在庫品の中身だけ抜かれて、箱だけが残されていたりしたこともありました。大型商品(収納ケース)は会計が済むと、梱包しているダンボールに、店のシールを貼って“会計済み”としますが、出入り口の監視カメラでは、そのシールが貼ってあるのか?までは確認できませんし、レジ従業員の貼り方で、必ずしも監視カメラ側にシールが見えるのかも不明です。これを悪用して、他店では大人数の窃盗グループが、白昼堂々と台車に大型商品を積んで、知らぬ顔をして店から持ち出して、用意してあったトラックに積んで持ち去られたと言う事件もありました。

商品陳列棚って、元から監視カメラとかがあるのが普通じゃないのと思う読者もいると思います。私も務めるまではそう思っておりました。では、何故に死角が出来るようになるのか?それは、季節ごとの陳列棚もそうですが、出す商品も異なってくるからです。これから、暑い時期が訪れますから“扇風機コーナー”なら、そうそう、扇風機を万引する奴は、まず少ないでしょう。しかし、寒い時期となる前に“暖房機コーナー”となると、さすがにストーブは万引しないにしても、同時販売目的の小型加湿器(ハンディタイプなど)は、季節販売が終わると、必ずと言ってよいほどに在庫が合わなくなるのです(万引されているのです)!

あと、万引で一番多いのが電池!ポケットに入れやすいのでしょうか?棚卸しの時は、必ずと言って多くの在庫修正が発生いたします。万引を推奨している訳ではありませんよ!万引と簡単に言いますけど、いわば窃盗罪と言う重い犯罪です。捕まれば逮捕となり前科となります。あと、付け足しておきますけど、万引GメンはTVで放映される特定の店舗だけの世界ではありませんので・・・私が勤めている店舗も、万引Gメンに業務委託しております!


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