国家存亡の危機に直面して、
誰も彼も、ほんとうに無責任なんですね。
右も左も不忠の臣(しん)ばかり、
哀れというもなかなか愚かなり、
というわけです。
この文章、
アベノマスクや、
マイナンバーの政府の対応のことをコメントした
現在へのことばではなく、
半藤一利著 『昭和史 1926-1945』
(第十一章 四つの御前会議、かくして戦争に決断された
P365 平凡社ライブラリー)から
日米決戦を決める際の大臣たちの会話を受けての
故半藤一利さんの感想です。
国民主権のいまなら、
不忠の臣は、国民にとっての不忠の大臣ですよ。
いい加減の奴らが、
政府が決めたから、見切り発車でも、
国民の生命、血税を無責任に進める様子は、
まったく当時と現在と変わっていません。
自分のこと、いや、自分のことすら考えていない
こんなに哀れで愚かな(大)臣たちのことです。
是非、一読を。
不変のニッポンをご確認ください。
という、馬鹿なオレ、も、
同様に会社命令、
上司に言われたからと部下に
領収書の数字の改竄をやらせていた。
哀れで愚かなのです。
変わっていないのです。
あの社会人時代の、馬鹿なオレ。もうひとつのクリエイティブのほう、の。(そのもうひとつの5)
あの社会人時代の、馬鹿なオレ。もうひとつのクリエイティブのほう、の。(そのもうひとつの6)
愚かなり頃の
哀れな、馬鹿なオレ、です。
上記、『馬鹿なオレ』シリーズをご参照ください。
ところで、
愚かな会社の社長、副社長の責任者は、
いま、どうしているのか?
見事にハラをめされた!?
わけねぇ、な。
図々しく〝ねちょねちょ” ①活きとるね。
相変わらず、〝無責任” ②でニッポンにいるでしょ?
小〝悪いほど奴ほどよく眠” ③れているんだろう。
ハイ、それまで〜ヨ!
馬鹿なオレ、も、あい変わらず、也だ。
よもの海
みなはらからと思ふ世に
など波風(なみかぜ)の
立ちさわぐらむ
世界が平和であれと
願っているというのに、
どうしても波風が
立ちさわぐでのであろう
日米との戦争を決める御前会議で、
昭和天皇が朗々と詠みあげた
明治天皇の御製(ぎょせい)、和歌です。
当時の閣僚、軍部に向けた歌です。
①『893愚連隊』中島貞夫監督・脚本
松方弘樹の「ネチョネチョ生きとるこっちゃ」と
いう名台詞が有名。
この台詞に出会うために観る価値あり。
②『ニッポン無責任』シリーズ 古沢憲吾監督
主題歌『無責任一代男』『ハイそれまでヨ』
この両歌詞、作詞青島幸男で秀逸である。
③『悪い奴ほどよく眠る』 黒澤明監督
『モンテ・クリスト伯』『ハムレット』の参考も指摘。
脚本:黒澤明、小國英夫、久坂英二郎、菊島隆三、
橋本忍
さすが、黒澤映画、脚本陣も超豪華揃いです。