あの社会人時代の、馬鹿なオレ。黒いほう、の。(その黒の1)もう、ウンザリでしょうが、

2023-08-07 07:49:37 | 馬鹿なオレ

あの社会人時代の頃、

ブラック的な会社に勤めた。

いや、的ではなく、ブラック会社の話。

 

ブラックって差別的なコトバ!?

なら、違法な会社だ。

 

オレは、営業職として、入社したのだが、

見習い期間として、商品を覚える為にと、

深夜のピッキングという、

お客さんの注文通りに、注文商品を、仕分けして、

オリコン「 折りたたみの出来るコンテナ(箱)」に、

入れて、お客さんの所に、お届けをする、

という職種に、まず、就いた。



オレが入社したことで、

日本人のバイトを、4人、解雇して、

ピッキング専門の日本人の社員、1人と、

労働ビザを発行するという条件で、

安価な賃金の、スリランカ人のバイトを2人、

雇い入れた。

頭数の、帳尻を、合わせた訳だ。

 


仕事先が、増えるということは、

会社的には、喜ばしいことなんだろうが、

経営者や、本部長は、

作業をする人間も、その荷物を運ぶ車も、

当然、その車のドライバーをも、増やさなかった。


お客さんのところに、運び届ける時間は、

決まっており、

その逆算で、荷物を運び出す時間も決まる。



お客さんの数が、増えたのに、

車の数を増さなければ、

当然、荷物を運び出す出発の時間を、

早めざるをえない。



ピッキングの作業は増えたのに、

早めた時間分、休憩時間はなくなり、

12時間、片付けも含めると、13、いや、14時間、

動き続けで、働き続ける時もあった。



タイムカードなんかは、当然、ない。

すべては、決められた、月給の中、サービス残業だ。



休むのは、トイレに行きながら、

その時に、タバコを吸うことだけ、だ。



ピッキング作業が、

荷物を運ぶ車の出発に、間に合わなければ、

残された荷物をお客さんの所に届けるのは、

社員の営業という体裁のオレの仕事となる。



また、

昼過ぎに、出勤したお客さんが、

届けられた商品を検品して、

商品が、間違っていたり、状態の悪い物の場合は、

お客さんからのクレームが入り、

2便と言って、

(正規の配荷を、1便と呼んでいる)

深夜の作業をしたピッキング専門の社員が、

それまで、仮眠を取って、

お客さんの所に届ける事になっていた。

 

 

そして、

違法な労働はつづく、

 

 

 

初出 17/10/01 06:12 再掲載 一部改訂

 

 



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