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アベノマスクの正体。 (5)アベノマスクに異物混入、カビ発生の元凶

なぜ、アベノマスクに

異物が混入し、カビが発生したのか?

 

⇒そのような状況になってしまった理由(わけ)

 

新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあった問題で、

興和(名古屋市)と伊藤忠商事は2020年4月24日までに、

マスクを政府に納入した経緯を説明した。

興和は

「政府からの要請のもと、海外の協力工場を活用した緊急生産を推進した」と

コメント。

伊藤忠は

「国家の緊急事態で、感染拡大防止の一助と考えた」とした。

(2020年4月24日 SankeiBiz)

 

4月1日の内閣総理大臣安倍晋三の全戸配布の表明から2カ月。

いまだ大半の世帯に届いていないアベノマスク「布マスク」は、

安倍政権の迷走の象徴となっている。

 

マスク不足の中、調達の現場ではなにが起きていたのか。

「3月中に1500万枚、4月中に5千万枚ほしい」

2月後半、最大の受注企業となる「興和」の三輪芳弘社長は

政府からの依頼に驚いた、と振り返る。枚数の桁が違った

 

 「量ですか、質ですか」。

納期を考えて優先事項を尋ねる三輪氏に

政府の担当者は言った

「量だ。とにかく早くほしい」

国内での検品「政府が断った」

 

課題は山積みだった。ガーゼの生地は中国やベトナム、スリランカなど

アジア各国で探し、かき集めた。

アベノマスクは「質より量。とにかく早く」政権は迷走した。

(2020年6月1日 医療サイト朝日新聞アピタル より)

 

多くの生産を担った興和の三輪芳弘社長は

「とにかく早く欲しい」と政府に求められ、

同社の品質基準で検品できなかったことを明らかにした。

(2020年6月1日 朝日新聞デジタル)

 

⇒この政府担当者の発言。

質より量、とにかく早く

安倍政権の迷走を、事実上、さらに迷走させたのは、

内閣総理大臣安倍晋三に対する政府担当者の忖度だった。

目線が、国民でなく安倍晋三に向いている。

いや、忖度でなく、

安倍晋三の発言自体が動かしたのでしょう。

 

 

内閣総理大臣安倍晋三は、

本日は私も着けておりますが、

この布マスクは使い捨てではなく、

洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、

急激に拡大しているマスク需要に対応する上で極めて有効であると考えております。

そして来月(2020年5月)にかけて、更に1億枚を確保するめどが立ったことから、
 
来週決定する緊急経済対策に、
 
この布マスク(アベノマスク)の買上げを盛り込むこととし、
 
全国で5000万余りの世帯全てを対象に、
日本郵政の全住所配布のシステムを活用し、
一住所あたり2枚ずつ配布することといたします。

 補正予算成立前にあっても、予備費の活用などにより、
再来週以降、感染者数が多い都道府県から、順次、配布を開始する予定です。

 世帯においては必ずしも十分な量ではなく、
 
また、洗濯などの御不便をお掛けしますが、
 
店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、
 
国民の皆様の不安解消に少しでも資するよう、
 
速やかに取り組んでまいりたいと考えております。

 政府においては、国民の皆様の命と健康を守るため、
 
引き続き、各種対策に全力で取り組んでまいりますので、
 
国民の皆様におかれましても、御協力を何とぞよろしくお願いいたします。」
(2020年4月1日 首相官邸 ホームページ参照)
 
 
 
⇒結局、国民は不安が解消されず、
 
全力で取り組む政府の姿勢に、
 
国民は、自分たちの命と健康に、
 
更なる不安を抱かざるを得ない状況に追い込まれた。
 
 
 
 
 
 
 
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